2009年10月25日日曜日

イベント

昨日今日と展示会のイベントでした。今回はユニットを交換したハイボックス4台と小型のローボックス2台を使用した構成です。通常ハイボックスとローボックスのクロスは100Hzなのですが、今回は500Hzにして見ましたが、どうもしっくり来ないのです。ボーカルが痩せて聞こえます。
近所の猫ちゃんもボーカルがキツイニャーと思っていたに違いありません。












そこで、100Hzに戻しました。やはり俄然、ボーカルやバイオリンの音が違います。










リハーサルでは、ハイボックスはフルレンジに近い形で使用した方が良い事が分かりました。









ところで、イベント会場近くのホテルに一泊したのですが、フロントで予約した私の名前を言うと、フロントガールが名前が無いというのです。流石に焦って、メールで予約したといっても無いというのです。
空室が有るので、宿泊名簿に名前を記入してくださいという事で名前を書いたら、フロントガールが笑い出し、見せてくれたのが、なんとラスカル誠一という名前。これは私のメールアドレスです。なんと、メールアドレスの名前で予約されていたのです。こんなのは、初めてで、一緒に笑ってしまいました。
食事に出かける時、フロントガールに(ラスカル様、行ってらしゃいませ)と言われてしまいました。
それにしても、何かといろいろと有った現場だっただけに、イベント主催者の責任者から(結果オーライですね!)と言われ、良かったですニャン!

ミニパワーアンプ

10年位前に製作したミニアンプです。息子のところにしばらく行っていましたが、戻って来たので、掃除と中の確認をしました。



                    
 

                        



左側がモノアンプ、右側がステレオアンプです。NS社製のモノリシックIC、LM1877NをBTLで動作させて、約5W程度の出力を得ています。モノアンプは、反転、正転バッファーにLF353を使用して、電源部は安定化しています。このアンプは、自宅でホーンシステムのツイター用に作った物です。
ステレオアンプは、FET2SK30Aを反転、正転バッファーにして、やはり、電源部は安定化しています。このアンプは、ミニスピーカーのリボンツイター用に作りました。

                   








モノリシックICでも、DCアンプとして使い、BTL接続にすることによって高音質のパワーアンプが作れます。                                               





2009年10月12日月曜日

近況

久しぶりにみんなで食事会をしました。今回は、ネパールのサクヤ氏とペルーのカルロスも加わりました。和やかなワンシーンです。

プロ機器

息子から連絡があって、自分のオープンデッキの再生レベルが狂っているようだと言うのです。
昔は信号が入力された、基準信号テープがあって、デッキのイコライザー調整が出来ました。
今は、手元に無いので、自宅のデンオン86RGで基準信号を録音、テープを作ることにしました。
86RGは放送局で活躍したポータブルデッキです。某局から貰い下げていただいたのです。
幸いメンテ終了後であったので、校正済みです。

発信機を繋いで、10ポイント程信号を録音しました。



                                                           
                       話は変わりますが、仕事仲間の友人がイベントでスーパーロー(低域再生ウーハー)を使いたいというので、貸し出す事にしました。
スーパーローを使用するには、低域のみをアンプに送る、デバイダーが必要です。
しかし、デバイダーは調整したり面倒な事が多いので。簡単なローパスフィルターを製作してみました。
通常オペICと抵抗コンデンサーで作る事が多いのですが、コイルとコンデンサーなら-12dBのパッシブ型に出来ます。 インピーダンスが600Ωとしたので計算するとコイルは、1.3Hコンデンサーは2.2μFになります。 流石にHクラスのコイルともなればチョークコイルになってしまいます。其処で、山水の小型トランスSTシリーズを使用してみました。 ST-48の一次側と二次側をシリーズに接続すると丁度1.3Hに成ります。 このトランスはシールドが無いので珪素鋼板の帯を巻いています。 



    
                                    
          
特性を見てみると80Hzから減衰し始めて100Hzで-3dBになり中々良い特性になりました。 写真のメーターは放送局ではお馴染みのヤマキ社製のVUメーターで、20Hzから20KHzまで正確に指示します。 音質は、以外や以外くっきりして歯切れの良い低域が再生でき、LC型のパッシブも馬鹿に出来ないと感心しました。