2012年7月17日火曜日

ヘッドフォンアンプ

仕事で音をチェックしたり、スピーカーから音を出してミキシングできない時意外、普段ヘッドフォンを使用した事が無いので、沢山のヘッドフォンアンプを製作したことがありません。
現在、ヘッドフォンアンプは、2台、自作品を所有しています。
2台ともパワーオペアンプを使用したものです。
最近、友人がヘッドフォンアンプの記事を朱筆する事に成ったとメールがありました。
この事に触発されて、作ってみようと思いました。
私達は普段、仕事でモニターはスピーカーでしています。
ヘッドフォンでも出来ますが、感覚が全く違う事と、難聴への奇遇があります。
それは、スピーカーが耳との距離がある間接音とヘッドフォンのように直接耳に入る、直接音の違いがあります。
また、スピーカーですと体で感じる音もあるため、ヘッドホンのように耳だけで聞き取るのと違い、音量感の違いが生じます。
それゆえ、音量の上げすぎによって、難聴になりかねないのです。
事実、ウォークマンの普及依頼、若年性難聴が増え、メディアプレー等のヘッドフォンメディアの充実によって、加速しているわけです。
そこで、音質を追求するのも、ハイエンドオーディオとして重要な事ですが、今回は音量感と音楽性を追求してみることにしました。










写真は、使用予定の大まかな部品です。
なんだ?トランス?と思われるでしょう。
しかし、されどトランス、最近のアンプにありがちな超広帯域を人間が聞きやすい帯域に整える、いわばフィルターな役目をして、線の太い音になり、音量感のアップに繋がります。
それならば、アンプで帯域制限すれば良いのではと思うでしょう。
あくまでもアンプは、TIM歪等を防ぐためにはやはり、広帯域でスレショルドも高くてはなりません。
トランスは、昔から歴史があり、安価なサンスイ(現在は橋本)製のSTー32を使う事にしました。
このトランスは、1200Ω対8Ωで、1次側にセンタータップがあります。
つまりセッタータップからプラス側マイナス側に対して夫々600Ωです。
アンプを2台使用してドライブすれば、BTLアンプになり、出力も2倍は出せ、打ち消し効果で歪みも半分に出来ます










そこで、まずは実験で、頻繁にミキサー等に使用され音質も知っており、使いやすいNE5532を使用してみる事にしました。
このICなら、一つで2回路内臓で600Ωドライブ出来、まさに打って付けです。
さて、BTLにするなら、正転と反転のアンプにしなくてはならないのですが、出力にトランスを使ったのですから、この際、入力にもトランスを使用して見ましょう。
ST-78が10KΩ対10KΩで1次側にセンタータップが有り、いとも簡単に正転反転が出来ます。
能書きが長くなりましたが、部品箱を探ったら殆どの部品が集まりました。
完成したら報告します。

2012年7月1日日曜日

電源コントローラー

現在、改良後のアンドロイド搭載のマルチメディアBOXは、AVセレクターに接続されていますが、AVセレクターの電源は、オーディオシステムの電源BOXから供給されています。
しかし、メディアBOXのみ使用して、テレビに映す事が頻繁に有ります。
この時も、オーディオシステム全体の電源を入れなくてはなりません。
そこで、前回壊れたメディアBOXの基盤を改良再利用して、メディアBOXと同じリモコン波を受信して、電源を独自に入れる電源コントローラーを製作しました。
また、メディアBOXを起動しなくても、オーディオシステムから電源を供給して、オーディオシステム動作時にも電源が入るようにしました。









                                                                     ケースは、またまた、100円ショップでの購入です。
メディアBOXの近くにセッティングして、同じリモコンで同時に動作するようにしました。
動作もバッチリです。