2014年12月24日水曜日

MP3プレーヤー

やっと持ち出し用MP3プレーヤーが安定して動作するように成ったので、自宅用プレーヤーを製作しました。











DAコンバーターには放熱器を貼り付け、出力に直列に入っている1KΩを外し、出力コンデンサーを1μFからニチコンオーディオ用22μFに交換しました。











今回は、VUメーターは付けず、別のダイナミックエキスパンダーが有るので、エキスパンダー無しで、出力トランスのみにしました。











音質も上々で普段BGMを掛けて置くには十分です。

2014年12月18日木曜日

VUメーター

 録音等する時に、録音レベルを見て行いますが、VTRやDVDデッキのようにVUメーターの無い物もあります。そこで活躍するのが外付けのVUメーターです。
使用するVUメーターによっても、周波数特性、反応速度、指示値等、違ってきます。
一般に放送やレコーディングの世界ではヤマキ製作所のメーターが標準です。
しかし、大変高価です。そこで、私が今まで使用してきた中で、簡単に入手可能で性能も満たしている、ティアックブランド(カセットデッキ等の放出部品)を最近は使用しています。

 写真は、DVDデッキ用に使用するメーターBOXですが、レベルを見るだけであれば問題なく使用出来ます。
何度か投稿しているMP3プレーヤーに使用して、疑問が起こり実証してみました。
それは、MP3プレーヤーの最終段に使用しているOPICをRC4558からNE5532に交換してみた時に通常のカッティングレベルのCDからのコピーでは、問題は発生しません。
ところが、ハイレベルカッティングのCDからのコピーでは、高域の歪み感が違うのです。
NE5532の方がRC4558よりも歪み感を感じません。
当初はICの問題と思いましたが、VUメーターは出力に直接接続しています。
VUメーターの整流用ダイオードがクリッパーの役目を果たしているのではと思いました。
クリッパーは、ギターのエフェクターのディストーションとして使用されるので歪む訳です。

 測定してみました。やはり、そのままのドライブでは0dBを超えた辺りから波形が潰れます。
本来、このVUメーターはメーターアンプを使用してドライブしていると思われるので、出力には影響は出ないと思われます。
今回は直接接続しているので影響が出たようです。
また、RC4558はドライブインピーダンスが10KΩ、NE5532は600Ωで、この差がクリッパーの動作点が変化したようです。

メーターアンプを追加しても良いのですが、ダンピング抵抗を追加して対処しました。
120Ωの抵抗を直列に入れることによって、4dBに成っても波形に変化は生じません。
また、メーターの指示にも変化は出ませんでした。
ちょっとした事で見落としがちな事が有るものだとつくづく思いました。

2014年11月30日日曜日

CDRの設置

休日だった事も手伝って、オーディオラックの掃除も兼ねて、カセットデッキとCDRを入れ替えました。カセットデッキは2台有り、現在では1台で十分です。











カセットデッキは往年の名機、SONY、K555を残し、K333と入れ替えました。











MDデッキもコネクターに不具合が有りましたが、今回、中を開けて修理しました。
これで、レコードやその他のアナログソースもCDに出来ます。











今回、新しくCDデッキを設置して、音の違いに驚きました。現在、標準で使用しているのはSONY、k555ESですが、録音レベルの高いCDでは、最高レベルの時、団子になって聞こえて来ます。
しかし、このデッキでは団子にならず細部まで聞こえて来るのです。
K555ES時代は、このようなハイレベル録音のCDは無かったと思います。
DAコンバーターがそこまで対応していないからと思います。
やはり、技術進歩には勝てないのでしょうか。

2014年11月29日土曜日

CDRデッキ

レコードや過去に収録したPCM録音を保存するのにCDRデッキを購入しました。
最近はPCでコピーや録音が出来るので、需要が余り無く、機種が減ってしまいました。
今回は価格的にもリーズナブルなティアック製のRW890を購入しました。











現在では、レコードソースがCDとして出ていますが、私のライブラリーにはCD化されてい無い物も結構有ります。











又、過去に私が収録したPCMソースも有ります。MP3プレーヤーの製作も有って、CDに起こす事にしました。
近日中にデッキをオーディオラックに収納、活躍して貰います。

2014年11月24日月曜日

34回2014年つくばマラソン

先日、11月22、23日の二日間、つくばマラソンの仕事に行きました。











会場内やスタート位置の音響設置と運営です。











フルマラソンと10Kmのショートマラソンが行われました。
10Kmショートマラソンスタートラインには、お笑いのノッチ(写真中央)や招待選手が揃いました。
広い会場内では、合計で1Km近いケーブルを引き回します。
如何に早くケーブルを設置する事が仕事のコツに成ります。

2014年11月3日月曜日

カクテルパーティ

昨日は、私が住んでいるオークハウス系列、たまプラーザハウスでカクテルパーティが行われました。主催者から、CDJを借りたいと以来が有り、2日前に機材点検をしました。











ところが、DJミキサーのクロスフェーダーが故障していて、右チャンネルがクロスさせると出力が出なく成ります。バラしてみると明らかにクロスフェーダーがぐらぐらで接触不良です。
直す事も考えましたが、フェーダーそのものは密閉型で開けられません。











諦めて、新しくスタントン社製を購入しました。
しかし、スタントンと言えばレコードカートリッジのメーカーでしたよね!
当時はピッカリングやシュアーと並んでディスコやクラブで活躍してきました。
やはり、現在もDJ用CDプレーヤー等を生産しています。
故障したベスタックスと機能は同等ですが、イコライザーがベスタックスが2バンドに対しスタントンは3バンドです。











開催されたカクテルパーティでは、アメリカンオーディオ社DJ用CDプレーヤーと組み合わせました。
DJMIXをしてくれたのは、国内外で広く活躍しているヒロコさんです。











スピーカーはサブローにハイBOXをスタンドに立てました。











アンプは、200W×2アンプ2台でマルチドライブです。
スタントン社DJミキサーは、高音質で感心しました。

2014年10月25日土曜日

MP3プレーヤーそのそのその後。

トラブル続きのMP3プレーヤー、アイテンドウから3台目を送ってもらいました。
なんと3代目ならぬ3台目ですぞ!
まともに使えるようになるまで、難題?失礼、何台必要なの?
前日、送ってきたユニットに交換、とりあえずは、何とか動いている。
今日は学園祭の仕事で、BGM再生用に使ってみる。


今日は、朝10時~16時まで連続で動かした。
問題無いようだ。
後はメモリーの差し替えで問題でなければOKだ。









2014年10月23日木曜日

MP3プレーヤーまたもや!

やっと実用化に漕ぎ着けたプロトタイプ。











プレーヤー本体に搭載されているレギュレーターは、500mAしか給電能力が無く放熱板が無い事から、HDDを使用できるよ
うに、USB用にレギュレーターを別設置しました。














更にUSBコネクター基盤へ接続されていたコネクターが接触不良で、ケーブルに触れるとUSBメモリーとの通信が中断する症状が出たので、コネクターを外し直接繋ぎました。











エキスパンダー基盤も使用していた2.2μFのコンデンサーをニチコンオーディオ用10μFに全て交換しました。
ゲイン調整用VRも仮付けから半固定VRに変更しました。

高レベル録音を再生した時、高域エキスパンダーを掛けると高域が不自然に成り、喧しく成ってしまう症状が出てきます。
そこで、高域用エキスパンダーNE570の動作について検証した処、出力を調整するのでは無く、エキスパンダーゲインセルの入力レベルを調整する事が良い事が分かりました。

これで、万全を期しました。再生音は裏切ること無く、重低音が再生出来、高域も軽やか、思わずやった!どうだ!と小躍りして、別のUSBメモリーに差し替えました。
あれー、メモリーを認識しない!あちゃーまたかよ!電源入れ直そうが、何をしようが表示はNODISK、アイテンドウさん、お願い致しますよ、ここまで来てこの仕打ちですか!
続きはまた!








2014年10月16日木曜日

MP3プレーヤーその後

何度も試聴を繰り返す内に不満が生じてきました。
それは、原音のCDと聞き比べると低域レンジが狭いように感じて来たからです。
前回、アイテンドウのMP3プレーヤー本体のトラブルが有った時、このプレーヤーについて
製作された方の記事が無いかとネット検索をしたところ、(トラブルシューター)と言うブログに
たどり着きました。
http://htanaka.blogzine.jp/namahage/2014/08/aitendomp3_acdf.html#comments
筆者は、おもちゃ病院をされていて、おもちゃ修理をされているようです。
この方のブログに助言をお願いしたところメールを頂ました。
更に出力に1μFのコンデンサーと1KΩの抵抗(アイテンドウには回路図が無い)が有る事も記述されていました。
当初、テストした時、直接アンプ(入力は100KΩ)に接続して試聴したので分から無かった訳です。
今回、回路ではエキスパンダーが有り、入力は10KΩです。
そこで、コンデンサーと抵抗を外して直接接続、トランス側に3.3μFコンデンサーを挿入しました。











再生してみると全体の音量も更に上がって、低域はかなり低い方まで伸びています。
エキスパンダーも重低音に効果が出て、思わずうなずいてしまいました。
高域エキスパンダーが音源によっては効果が出過ぎるので調整出来るようにしました。
(ケース内部VRは出力アンプゲイン調整)











将来は、USBメモリーに5Vを供給しているレギュレーターが500mAなので、1Aタイプに交換
してHDDも接続出来るようにする予定です。














2014年10月12日日曜日

連休の初日、製作を暖めていたMP3プレーヤーを製作しました。
当初は、USBメモリーを認識しないトラブルが発生、製作意欲を欠いていましたが、アイテンドウの迅速な対処によって、不良交換して頂、完成に漕ぎ着けました。
低域と高域のアタック音を改善させるエキスパンダー搭載です。
音作りとして、タムラ製トランスでMP3プレーヤー出力を受けます。
ダイナミックエキスパンダーは、アナログ式でNE570を採用しています。
このICはコンパンダー部が電流制御なのでOPアンプでIV変換しています。
つまり、反転出力に成るので、このまま原音と合成すると打ち消し合う部分が生じてしまいます。
そこで、トランスの巻線回路を利用して正転、反転出力を作り、正転を原音、反転をエキスパンダーに使用しました。
その後、TI製の4558(セラミックタイプ)で合成し出力にします。
出力はフォンジャック、MP3プレーヤー本体の音をチェックするスイッチも搭載しました。
最初、音を出した時は、高録音レベルソースは、エキスパンダーが効き過ぎて爆音に成ってしまいました。
エキスパンダーレベルを調整、これなら文句無しと言う処まで追い込みました。
操作系スイッチも大型にしたので、抜群です。
デジタルオーディオは、SONYが開発したPCM録音から、CD、MDと付き合って来ましたが、メディアプレーヤー等には、全く興味を持っていませんでした。
それは、音質に疑問を抱いていたからです。
しかし、今回、MP3プレーヤーの製作をして、手を加える事によって、コピーした元のCDと聞き比べ、不満に感じていたアタック音も改善され、とうとう、メディアプレーヤーもここまで来たかと、改めて見直しました。

2014年10月9日木曜日

MP3プレーヤーその後

制作に望んだMP3プレーやですが、USBメモリーを読み込ま無いトラブルが発生、困ってしまいました。USBメモリーのファイル形式を変えても何をしても認識しません。
このUSBメモリーを他のパソコンやMP3プレーヤーで再生すると問題無い事から、どうやら本体の不良のようです。
販売元のアイテンドウへ連絡、その諭旨を伝えたところ、快く不良交換に応じてくれました。
交換品到着後、早速、組み立てテスト、問題なく動作しました。
連続動作すると、DAコンバーターチップがかなり熱くなります。そこで、放熱を付けました。











コピーしたCDと聞き比べると圧縮しているからでしょうか、
やはり、低域や高域のダイナミックレンジが狭く感じられます。
そこで、ダイナミックレンジ改善用のエキスパンダーを制作しました。











MP3プレーヤー出力をトランスで受け、エキスパンダー用とダイレクトの出力を作ります。
低域と高域に分けて夫々エキスパンダーに入力、出力を最終的に混ぜます。











流石にMP3プレーヤーの動作ボタンが小さいので大きいボタンに交換します。
ケース、他の部品も揃い、組み立てのみです。

2014年9月21日日曜日

MP3プレーヤー

 アイテンドウで購入したMP3プレーヤーを組み立てました。
これだけでは一般的なので更に工夫を考えました。
エキスパンダーを加えてダイナミックレンジの拡大をします。
エキスパンダーは、NE570です。
もう20年以上も前のICなので入手不可能と思われましたが、
秋葉原の千石電商でまだ購入できます。





更に出力トランスでドライブ、VUメーター付きです。
MP3プレーヤーがどのような再生音を出してくれるか大変楽しみです。
早速、ケースを購入します。


2014年9月17日水曜日

アンテンドウ


サイトで見つけた秋葉原の通販アンテンドウからアンプ基盤とMP3プレーヤーを購入してみました










アンプ基盤は16VでBTL仕様で15W+15W出力、20Vで15W出力を購入しました。
制作予定のパワードスピーカーに使ってみたいと思っています。

交換する予定のオーディオ用コンデンサーです。












さて、MP3プレーヤーですが、最近は仕事現場でもBGMの再生にスマホやiフォン、メディアプレー等を接続する事が多くなっています。
CDやMDを再生するより手軽に使用出来るのが魅力ですが、どうもミニジャックで接続で安全性がいまいちです。
そこで普段、BGMに使用する曲をUSBメモリーに記録、再生できるメディアプレーヤーが有れば良いなと思いました。
このモジュールをメインに出力アンプを追加、バランス出力の物を作ってみたいと思っています。

2014年7月5日土曜日

ビデオライブスイチャー、テスト

 新規購入したパナソニックのライブスイチャーをテストしました。
カメラに接続して、画像や色の乱れが無いかチェックします。









ミックス、ワイプ、全てOK、状態も良好です。
今日は、暫く通電テストです。


2014年7月3日木曜日

ビデオライヴスイチャー

今まで使用していた、パナソニック製、ビデオスイチャーが映像切り替え時に同期が取れなくなり、画像と色合いが乱れるように成りました。
購入から、20年近くたっていて、故障しても仕方が無い状態でした。
先日行われた、手作りアンプの会、お寺大会で使用する予定でしたが、新規購入に間に合いませんでした。
そこで、今回、新古品でパナソニック製ライブスイチャーが販売されているのを見つけて購入しました。
今まで使用していたのと比べると、PIP、ストップモーション、モザイク等の機能は無く、ワイプ、ミックスだけですが、普段からこの機能しか使用していないので、良しとしました。












入出力は、プロ用機なので、BNC、S端子のみです。入力は4系統、スパーインポーズ入力、出力は2系統、モニター出力が有り、この他にインカム機能、テスト機能としてカラーバーを内蔵しています。大変小型で軽量です。
近いうちに他機と接続して、テスト予定です。

2014年6月22日日曜日

2014年、夏のお寺大会

今年、夏のお寺大会は録音大会です。
毎回、大会場所を提供していただいている、妙法寺住職の挨拶から始まりました。











続いて大会、実行委員長の三上さんの挨拶です。
















今回は私が録音を担当していた品川区民管弦楽団(30年の付き合い)のメンバーからなる管アンサンブル、ローブロスをご招待して行われました。















スエーデェン製SAM42とサウンドクラフト16CHをミキサーに使用しました。




 


録音機はSONYのHDDとDVDレコーダーです。一応、バックアップとしてMDを使用しました。

モニターはオリジナルのモニター2を使用、電源は今回UPSを改造したクリーン電源です。
録音を行う参加者にも、分岐しています。


撮影カメラはSONYDSR170を使用しました。


 音声分岐BOXです、今回はアンバランスピン出力とバランスキャノンを用意しました。





 リハーサルです。SONY製ワンポイントマイクとサイドにサブマイク(SONY製)を使用しました。












いよいよ本番スタート。











皆で集合写真パチリ!




楽しい親睦会(夕食会)です。












朝は皆でカレーを朝食に取りました。











手作りアンプ研究会のサイトにアップされました。
http://tezukuri-amp.org/shibu/kantou/otera/2014summer/index.html