2016年11月30日水曜日

グラフィックイコライザー

お寺大会用のヘッドフォンアンプも完成したので、前から製作しようと思っていた、グラフィックイコライザーに着手しました。
仕事で16CH、32CHのグラフィックイコライザーを使用しますが、使用する場所ではここまで細かい帯域が必要でない場合があります。
良く使う帯域を選択して小型のイコライザーを製作しようと思います。

















ケースはご覧のようにMP3プレーヤー、ミキサー、アンビエンスコントローラーと同様、VUメーター付きです。

















OPアンプを数個使用して半導体L回路を形成すれば、意外と簡単に製作できます。
しかし、今回は三菱のイコライザー専用ICを使いました。

















これなら、もっと簡素化できます。
完成したら投稿します。

2016年11月27日日曜日

ヘッドフォンアンプ2

お寺大会に参加するために製作したヘッドフォンアンプです。
















MOSFETパラプッシュのみの端段フォロワーです。
アイドリングは150mAを1回路当たり流してAB級動作にしています。
















MOSFETはゲート容量が大きいので低インピーダンスでドライブする必要があります。
そこで、トランス入力でMOSFETフォロワーをドライブ、出力トランスを経由、ヘッドフォンを鳴らします。
NFも何も無いので多分、ダンピングファクターはかなり小さいと想定されます。
ヘッドフォンに関しては出力トランスが有るので、ダンピングファクターとは違った制動力が有ります。
















プリアンプやCDプレーヤ、スマホ、iフォンのヘッドフォン出力を接続します。
ヘッドフォンで聞いた、音質は、図太く、その割には細かい音まで聞こえます。
聞き疲れのしない音質です。

















単純なフォロワーなので、スピーカーをドライブ出来ます。
リビングのシステムで聞いた感じでは、接続する再生機の音質が素直に出るようです。
しかし、高域は落ち着いていて聞きやすい音質です。
ダンピングの効いた低域が出るか心配でしたが、切れも良く重低音が再生されます。
窪田アンプが定評が有った理由が分かるように思いました。



2016年11月21日月曜日

ヘッドホンアンプ

今年のお寺大会冬はヘッドフォンアンプ大会です。
ICの使用は禁止でディスクリートか真空管の使用のみです。
増幅段無しでバッファーのみにしたらどうかなと思い、MOSFETでバッファーを組むことにしました。
MJ(無線と実験)でお馴染みの窪田アンプですかと言われてしまいそうなので、ちょっと手を加えることにしました。
前回、トランストライブ、トランス出力のアンプを製作して良かったので、この方法にしました。
















ケースはVUBOXにしていたのが有ったので、VUメーターをそのまま生かすことにしました。
全面はVUメーターの間にフォンジャックがひっそり有ってヘッドフォンアンプに見えません。
しかも裏側は、パワーMOSFETの山です。
















これじゃパワーアンプじゃないか、そうなのです。
しかし、出力トランスが150Ω:8Ωなので巻き線比が8:1で出力は少なくとも1/8に成ります。
また、入力トランスは600Ω:10KΩなので理論上20dBのゲインが稼げます。
一応、真ん中のフォンジャックは、ダイレクトアウトでスピーカーをドライブできます。
この辺は抜かりなく設計しました。
















中身はまだ配線していませんが、これはやっぱりパワーアンプ?
しかし、本人はヘッドフォンアンプと思っています。
















完成したアンビエンスコントローラーと組み合わせて早く聞きたいです。
配線完了したら報告します。

2016年11月14日月曜日

ハウスメンバーの帰還

先日、ここハウスに居て、外交官研修のため、東チモールに行った子が一時帰還しました。
訪問したので夕食会をしました。
また、ここにいるドイツ人のお母さんと、叔母さんがドイツから来ていたので、招待しました。















夕食会は楽しく和やかに出来ました。















久しぶりの日本なので、料理は和食を中心に作りました。
内容としては、煮物や焼き物等です。
とても喜んでくれました。
来年3月に東大卒業で、卒業式に呼ばれています。
楽しみです。



2016年11月13日日曜日

目黒区高齢者福祉センター慰問ライブコンサート

今日は慰問ライブでした。
話は長くなりますが、年に一度、霧が丘の福祉センターで行っている、はるかぜコンサートの担当だった方が、目黒に有る高齢者福祉センターに移動と成って、このセンターでも何かイベントを出来ないかと相談が有って、慰問ライブが実現しました。

会場は若干残響が多いですが、人が入れば落ち着くと思いました。















リハーサルも終了していよいよ本番です。















思った通り、会場に人が入ると落ち着きました。















今回、ライブを行う為にお付き合いさせて頂いている、ソニーミュージックやソニーアーチストの方々がお力を貸してくれました。
メンバーは日頃、ライブ活動しているメンバーで、元グループサンズの歌手やちょっと前にNHKの紅白歌合戦に出た人等、様々な方々で構成されています。
高齢者が対象なので、オールディーズや日本の懐かしい歌謡曲が中心に成りました。

















私は、音響を担当させて頂きました。
スピーカーは低域にTADの38㎝ウーハーを2台、中高域はTADの10㎝フルレンジ4個にショートホーン付きを8台使用しました。
アンプは、ヤマハ300W、2台、SI-SYSTEM、300W、2台で駆動しました。
本来、この広さの会場ならば、中高域は4台で十分なのですが、お年寄りの方々が相手なので、出来るだけ刺激の無い音を出す事を心がけました。
やはり、スピーカーの数が増えれば歪感も収まり、余裕が出ます。
ミキサーはサウンドクラフト16CHです。
今回、来場者のアンケートは良かった、素晴らしかった、今度は何時するの等、素晴らしい反響でした。
福祉センターの担当者も感無量と言っていました。
私のミキシング席の近くに居た、車椅子に座った方が、演奏に合わせて、手を叩き、私の方を見て
にっこりして嬉しそうにしていたのが忘れられません。
本当に行って良かったと心から思います。