2017年1月29日日曜日

桜まつり、サクFM、サクラジオ放送ツールの改修

毎年4月に開催される、桜まつりでお馴染みのサテライトFM放送局、そしてインターネットラジオのさくラジオで使用していた、アナウンス用カフBOXとデレクターと会話をするためのデレクターBOXを改修しました。このツールは私が放送局勤め時代に出先中継(野球、サッカー等)用に製作したものです。
















しかし、業界で標準使用されている3Pキャノンケーブルで接続することを考えたため、接続されるケーブルの数が多く、一般では使い辛く成っていました。
そこでマルチケーブルで接続可能にしました。
















ご覧のように背面のケーブルはすっきりして、今まで、すべて接続されていたコネクターが空いています。
















また、コンデンサーマイクタイプのヘッドセットをダイレクトに接続できるようにジャックを増設し、ファンタム電源が掛かるようにしました。
















ゲスト用BOXも新たに製作、ヘッドセットのマイクファンタム内蔵で、ヘッドセットのモニター音量を調節できます。
















さらに新規で製作したのは、ミキサーがアナウンサーやデレクターと会話できるBOXです。
又、オンエアーやプログラムのモニターそして、音源のオーディションが出来ます。
















長年、メーカーには無い放送機器を開発設計してきましたが、使う人たちが使いやすく、少しでもより良い番組を作る手助けに成れる事を願っています。

2017年1月10日火曜日

リビングスピーカー

去年のお寺大会に持って行ったリビングのスピーカー、お寺で鳴らしたところ、
散々な音質で成りました。
低域はブーミーで中高域はもやけてひどい音でした。
この時、大会に参加していた方が、逆相に成っていない?と言っていたのです。
まさか、そんな事は無いと思っていました。
しかし、この事が頭から離れなくて、アンプの接続を逆にしてみたら、定位もしっかりして
仕事でマルチアンプで鳴らしていた時に近い音質に成りました。
恥ずかしい初歩的なミスです。
















ケーブルをチェックして間違い無かったので、ネットワークを開けてみました。
すると、片側のネットワークの入力の配線が逆相に成っていました。
このネットワークは以前のお寺大会で三土会用スピーカー大会が有った時に
出品したモニターが普段マルチアンプで鳴らしているので、ネットワークで鳴らせるように
製作したのです。
















このモニターも結果は散々でネットワークでは無理と思っていました。
しかし、逆相に成っていた訳で、良いわけが有りません。
















当たり前の事ですが、どちらのスピーカーも低域におかしなピークが出来、
中高域が瘠せてしまいます。
何故もっと早く気付かなかったのか悔やまれます。
しかし、本来の性能を発揮できるように成り、ほっとしています。

2017年1月1日日曜日

お寺大会冬

今年も手作りアンプの会主催の冬のお寺大会が開催されました。
今回のテーマはヘッドフォンアンプです。
私はトランス入力、MOSFETパラプッシュソースフォロアー、出力トランスのアンプを出展しました。



































しかし、ヘッドフォンはスピーカーと違って動特性がフラットなのでどれも同じような音がして、甲乙つけがたいです。













16作品が出展されました。













同じ音源を分配して聞き比べます。













参加者の集合写真です。













楽しい夕食です。













ヘッドフォンアンプという事でこじんまりとした静かな大会となりました。
詳しくはお寺大会をご覧ください。
http://tezukuri-amp.org/shibu/kantou/index.html