2018年5月20日日曜日

携帯電話中継機器

毎年、さくら祭りでサテライトFM放送局が開局します。
この時、携帯電話を使用した会場レポートが有ります。
今では、携帯電話の殆どが、外部機器との接続にブルートゥースを使用しています。
依然のようにジャック型イヤフォンマイクセットを使用出来る機種は、最近の機種では無くなっています。
そこで、ブルートゥース接続出来るインターフェイスを作ってみました。











アイテンドウで販売されていたブルートゥースレシーバーユニットを使用しました。
バージョンは3.0と古いですが電話用なので、音質は二の次で良く何と言っても、
受信出力の他にマイク入力が有るところに目を付けました。
電源は、サテライト側は、ACアダプターを使用して、レポーター側は乾電池を使用しています。
サテライト側は、ミキサーと接続出来るようにレシーバー出力とアナウンサーが会話出来るように、ミキサー側からの送りが接続できます。
ミキサーのライン出力をレシーバーはマイク入力の為、抵抗でマイクレベルまで下げています。
また、事前打ち合わせが出来るようにスイッチでイヤフォンマイクセットに切り替えられるようにしました。
レポーター側のモニターやサテライト側の打ち合わせモニターには小出力のパワーアンプを使用していますが、レシーバーから、電源の干渉を受けてブルートゥースの通信ノイズが混入して、S/Nが非常に悪くなります。
そこで、アンプの電源にDC/DCコンバーターを入れて完全にアイソレーションしました。
効果は覿面でノイズは聞こえなく成りました。











これで、携帯電話によるレポート中継、マイクをヘッドセットにすれば、観戦物の中継もできます。
サテライト側単体でも、一般の電話、携帯電話とも接続出来、インタビュー等も可能に成ります。
毎月、公開されている、さくらラジオでも使用が期待されます。

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