2020年12月19日土曜日

現在のオーディオ

 前の投稿から1ヶ月近くも経ってしまいました。

特に変わったところもなく、時間だけが経過しています。

コロナ渦で本業は全く無くなり、副職にいそしんでいます。

最近、仕事柄時間が作れるのが深夜なので、音楽を聴くシステムは、写真の通りです。












スピーカーは下の方に見える、モニター2.











音楽再生専用パソコン、小林氏SSDAC、北野式チャンデバ、
CD再生はベルトドライブ式CDRの構成です。











パワーアンプは、真空管とトランジスターの組み合わせで楽しんでいます。
真空管使用時は、6P1PパラプッシュUL接続を低域に、6AQ5プッシュアンプを高域に使用しています。
トランジスターの時は、金田式DCアンプを低域に、パワーBTLOPアンプ使用トランス駆動式
アンプを高域に使用しています。

小音量で聴くシステムは、無論、モニター1は素晴らしいのですが、やはり、低域に欲が出るとモニター2が適任です。

2020年11月8日日曜日

再生専用CPU

 念願であった、CD、USBメモリー、インタネット音楽を専用に再生するCPUを

完成させました。

勿論、SSDACと組み合わせて使用するためです。

パソコンでは、再生音が思ったよりも悪く、専用のCPUを作りたいと思っていました。








小型のディスプレイを内蔵させました。

使用CPUはインテルクワッドコア、メモリーは8Gb、SSDは60Gb有ります。

音楽再生専用なので十分と思います。

当初はOSをリナックスにしようと思っていましたが、Amazonmusic再生アプリの関係でやもえずWindows10PROにしました。

出来るだけ必要の無いアプリを削除、または停止を行いました。








これにより、CDはCDプレーヤーよりも良い音で再生出来、ネット音楽もスムーズで

パソコンよりも良い音で再生できます。

このことで、気付いた事が有ります。

自宅のインターネットは光ケーブルですが、この地域は、使用が込み合うと、容量が下がります。

携帯のデザリングの方が良い時が有ります。

デジタルなのに明らかに音も違ってきます。

デジタル配信のbit落ちが影響しているのでしょうか。

2020年9月14日月曜日

モニター2その後

 モニター2に採用したTAD特注のウーファーですが、リコールが有り、新しいユニットに交換しました。












リコールの原因はセンターキャップが特定の周波数で共鳴してしまい低域に付帯音が出ると言う事でした。私は全く気付いていませんでした。写真のようにポリプレンコーンは同じですが、前のはアルミコーンでセンターキャップが作られていましたが、今回のは、センターキャップに共振を防ぐスタビライザーが付いています。

しかし、人間の耳は不確かですが、多分、前のウーファーよりも良く成ったとしたいと思います。

ただ、少し低域の歯切れが良く成ったと思います。

いずれにしても、さすがTADのウーファー、16cmとは思えない質の良くて伸びの良い重低音を再生してくれます。

聴きに来た皆がラージモニターが鳴っていると錯覚します。

モニター2は進化しています。



2020年9月9日水曜日

SSDACの改良と再生専用PCの構築

 小林氏のSSDACを更に進化すべく、電源回りの強化とフィルターの変更を行いました。

電源を±12V、5Vから3.3Vを作り、トランスも別にして供給しました。

更に出力段のフィルターをカットオフ可変型フィルターに変更しました。

VUメーターを設置しました。








更に今までは、Amazonmusicの再生や、CDの再生にノートパソコンを使用していましたが

専用のCPUを採用しました。

これにより余計なアプリ等が無く、再生専用機となり、かなりな音質改善が認められました。












現在はモニター2で再生、アンプは低域用に6AQ5PPアンプ、高域用に6P1PパラPP三結アンプと真空管アンプ、北野式チャンデバの構成です。












CDの再生は勿論の事、MP3配信のAmazonmusicもかなりの高音質で再生できます。


2020年8月9日日曜日

真空管アンプと半導体アンプ

 北野式チャンネルデバイダーの製作で、その評価をするために使用したモニター2ですが、

常に低域は、半導体DCアンプ、そして中高域は、6P1Pパラプッシュ3結アンプもしくはMOSFETパラプッシュDCアンプを使用してきました

今まで、低域を真空管を使用した事は有りませんでした。

100Hz以下ですから、関係ないと思ってきたからです。

しかし、今回興味本位で真空管アンプを使用してみました。


写真のように左側が、いつも使用している、6P1Pパラプッシュアンプです。
右側が今回試しに使用した、佐久間式6AQ5プッシュアンプです。

いつもは、写真の半導体DCアンプでモニター2のウーファーをドライブしています。

真空管アンプでドライブして、気づいた事が有りました。

これはDFが関与しているので何とも言えませんが、低域の量感が圧倒的に違います。

確かにDCアンプは歯切れ良く重低域まで再生します。

しかし、真空管アンプでは、量感が圧倒的に違います。

それは、鈍重な低域ではなく、打楽器やベースが、本来の音に近い再生音です。

楽器を嗜んだ方にしか、判らないかもしれませんが、のびのびと鳴るのです。

又、出力もDCアンプは20W+20W、真空管は10W+10Wと半分しかありません。

今では、デジタルアンプも出現して驚くほどの高能率でハイパワーが実現しています。

しかし、モニター2を小林SSDAC、北野式チャンデバ、真空管アンプで低域、中高域をドライブしてオーディオの進歩はどうなっているのかなと疑問が生まれました。



2020年7月13日月曜日

小林氏SSDAC、MKⅡ

小林氏から頂いたSSDACの最新版を完成させました。
トランジスター技術で販売されたタイプと違う点は、デジタルノイズフィルターの簡素化です。
最初のSSDACでは低域の腰や量感に不満が有りましたが、今回のSSDACでは、かなり改善されており、不満は感じられなくなり、中高域の滑らかさと相まって、アナログレコードのような質感が再現されています。
また、私のリニア―フィルターを通すことで、更に音の鮮度が増します。











AmazonmusicはMP3配信ですが、今回のSSDACで再生すると、明らかに音の次元が違います。











又、他のDACと比べてもダイナミックレンジが圧倒的に広いです。
私のデジタル再生の考え方を根本的に覆す音質です。
このような素晴らしいDACに巡り合えて幸せです。

2020年6月24日水曜日

SSDAC 2号機の製作

小林氏、考案のSSDACの初期型を使用して、優れた解像度と透明感を体験しました。
今回、小林氏のご厚意で、SSDACの改良版を頂きました。











ケースに収めて、リニア―フィルター内蔵のUSBプレーヤーとコンビで使用することを考えています。

2020年4月22日水曜日

北野式チャンデバの完成

先日から製作していた、MJ誌に推奨回路として掲載していた北野式チャンデバが完成しました。





















基板が出来上がれば早いもので2時間足らずで出来上がってしまいました。



今回は、電源部はまじめに電源トランスを使用、レギュレーターで±15Vを作っています。
とは言っても元々小型スピーカーの低域補正用のイコライザーだったケースと電源部をそのまま使用しました。
付属回路としては、レコード等のウーハーへの影響を軽減する、ローカット(30Hz)と60Hzの3dBブースト回路です。











配線ミスもなく、すぐ音が出ました。
MJ誌に発表したプロ仕様機と比べると、入出力トランスが無い分、やはり音質に違いが明らかに出ています。
プロ用機が何となく音楽の雰囲気を纏めているのに対して、本機は、ストレートな感じです。
この本機は、モニター2専用のチャンデバとして使用していく予定です。

2020年4月19日日曜日

北野式チャンデバを製作中

プロ仕様の北野式チャンデバは、MJ誌でも紹介しました。
しかし、MJ誌に製作を勧めた回路については製作していませんでした。
今回、製作する事にし、まずプリント基板から仕上げました。


















入力バッファーを兼ねたフラットアンプは、NS社のLF353を使用、フィルター、
出力のバッファーアンプは全てTL072の構成です。
フィルター用コンデンサーは、ウイマーの小型ポリプロピレンを使用しました。
又、出力コンデンサーは、最終のバッファーアンプのみにしています。
完成したらまた、紹介します。

2020年4月11日土曜日

モニター2ウーハー交換

長年使用してきたモニター2のウーハーを交換しました。
このウーハーは元々フルレンジだった物を改造したのです。
しかし、長年仕事のPAでステージモニターとして使用していたため、ボイスコイルに損傷が有りました。
モニタ-2を製作した当時から、片側のウーハーに耳を付けると、若干ビリ付きが感じられましたが、高域が追加されるとマスキングされて、分からなかったので、そのまま使用してきました。
しかし10年使用して、とうとうベース等のソロではビリ付きが聞こえるように成ってしまいました。
そこで新たに交換することにしました。



写真右側が今までのユニット、左が今回新たに交換するユニットです。
明らかにマグネットの大きさが違います。
TADの友人にお願いして作って頂きました。
又、排圧処理もされています。
この辺が低域にどう表れるかが問題です。













上の写真が今までのウーハーを使用した構成です。




新たな構成ではこのようになりました。
従来の物はコーン紙はパルプ、クロスエッジ、ボイスコイル径は3cm、能率85dB、入力30W。
新型は、コーン紙はポリピルピレンアルミ張り、ゴムエッジ、ボイコイル径は5cm、
能率84dB、入力80Wです。
音出しをしてみました。まだ、エージングがされていないので、正しい評価はできませんが、今までのウーハーでは、ストレートな感じでしたが、新しいのでは、控えめですが明らかに、重低音が前のウーハーよりも出ています。
特にウッドベース等は圧巻でリアルさに驚きました。
心地よくすんなりと出てくるので、気を付けなくてはいけません。
ボリュームを上げすぎると床は振動していないのに、テーブルが振動します。
近隣に夜間は気を付けなくてはいけません。
やはり、ビリ付きが影響していたようで、タイトな演奏でもすっきりとした音質に成りました。
ウーハーの質感が変わると、中高域の聞こえ方も大きく変わります。
ウッドベースが弾むようになり、なんとなく、KEFやロジャースのスピーカーの低域に似ていると思います。
更に伊藤君のフルレンジが威力を発揮するようになりました。

2020年4月5日日曜日

モニター2のウーハー交換

先日、伊藤君のフルレンジを主体にした、モニター2のメンテをしていたら、片側のウーファーに異常が認められました。
20Hz~100Hzでオシロでスイープすると30Hzでビビリ音が出ます。
60Hzではビビリが収まります。
実際、音楽をかけてウーファーだけ確認したら、ベースの最低域の時に、付帯音が出ます。














このウーハーは、元々フルレンジスピーカーで、私がウエイトを追加して、M⁰を意図的に下げて改造したものです。
そのため、能率は85dBしかありません。
しかし、箱との兼ね合いで100Hz~50Hzまでフラット、30Hzでー3dB落ちです。
ダイトーボイス製ですが、中々の作りで、製品の価格的には、アルミボビンを使用しています。(ダイトーボイスは会社そのものが無くなり現在は入手不可能です。様々なオーディオ会社にOEMでユニットを提供してきて、フォステックスと並んで、安価で、その品質の良さは定評が有り、自作派としてはとても残念です。)
15年前に仕事用の楽器モニターとして購入使用してきました。
モニターのスピーカーは新しいものに交換後、眠っていたので、モニター2用に改造して使用しました。
長年、仕事使用時代の過大入力に耐えてきたのですが、どうやらボイスコイルの痛みが出てきたようです。
ウーファーを交換することにしました。
メーカーに特注しました。
まだ、手元に届いてないので、写真は公開できません。
データーとしては、ゴムエッジ、ポリプレンコーンです。
前回のウーファーが30Hzから再生出来たので、新たなウーファーがどこまで対応できるかが課題です。
片方のウーファーは健在なので、新たに箱を作り、50Hz以下を再生する小型ウーファーにして、3Dウーファーにしてみたいと思っています。

2020年2月16日日曜日

MP3

このところ、AmazonmusicをAmazonfireで、USB接続して聴いています。
このシステムは本来、USBメモリープレーヤーです。
デジタル外部入力を設置したことで、Amazonfire接続再生出来ています。
このシステムは、小林氏のSSDAC、可変フィルター、ダイナミックエキスパンダーの構成です。











しかし、今日、久しぶりにUSBプレーヤーとして使用しました。











音を聴いて愕然としました。
AmazonmusicもUSBメモリーも音源はMP3ですが、明らかに音質が違います。
やはり、デジタル配信によるビット落ちによる事が有るのでしょうか、
USBメモリーの再生の方が、同じ曲を聴いても違います。
確かにCDやレコードを聴くと、音の次元が全く違います。
これは当たり前のことですが、耳の慣れとは恐ろしいものですね、デジタル配信のMP3の音源でも、何時も聴いていると、これが当たり前と思っているのです。
同じフォーマットのデジタルでも違うのです。


2020年2月14日金曜日

アクティブコントローラー

音響の世界では当たり前に使用されている、アクティブコントローラーですが、オーディオでもかなり古くから採用されてきました。
それはBOSEの901です。
前面に10cmフルレンジを1個、後面に8個を配しています。
私の記憶では大学時代から有って、異色なスピーカーでした。
今回、製作したコントローラーは、モニター1の特性を測定して細かく調整できるよう設計しました。











回路は特に難しい事はなく、北野式フィルターと加算回路、そしてFETを使用したVCAで構成されています。











入力音声をRMS整流して、VCAを駆動すると共にVUメーターを駆動しています。
一般家庭で、大型のスピーカーを使用しなくても、小型のスピーカーで最大限に楽しめるサウンドを作り出すアイテムとしては、良いのかも知れません。

2020年2月13日木曜日

モニター1アクティブコントローラー

伊藤君製作の名器モニター1を更に進化させるべく、コントローラーを製作しました。
このコントローラーは、北野式フィルターで50Hz以下、80Hz以下、15KHz以上を
出します。
入力された信号に加算回路でこれを付加します。
ただ付加するのでなく、FETで信号を制御して、信号が最小の時50Hzで+6dB、80Hzで+3dB、15KHzで+3dB、ブーストされます。
入力信号が大きくなると付加レベルは減少して、フルレベルに成ると、特性はフラットになります。











結果は上々で、小林氏のSSDACを搭載、ダイナミックエキスパンダー内蔵DACでAmazonmusicを再生、深夜に音楽を楽しむには最高のアイテムです。




















それにしても、アルミコーンの伊藤君のフルレンジ、まるで学生時代に彼が愛用していたフルレンジ、ジョウ―ダンワッツの様です。
このフルレンジ8cmと小口径ながら、箱の作りと相まって、コントローラーの使用で明らかに低域の出方が変わります。
50Hzのブーストレベルを変えると低域が変化し、小音量でもかなりな重低音が再生されます。
オーディオ大会の沢山の友人や仕事仲間が来ると、皆、このモニター1を譲ってくれないかと言います。
モニター1は、スピーカーと箱の材質、そして容量がマッチした素晴らしい作品と言えます。
私にとって北野式フィルターと同じく、大事な宝物です。


2020年2月10日月曜日

目黒区高齢者センター慰問コンサート

先日、目黒の高齢者センターで慰問コンサートが有りました。













今回で4回目に成ります。
このコンサートはソニーミュージックの役員OBが結成するバンドが主催で行っています。













メンバーは蒼々たるもので、元、代表取締役社長の章氏を筆頭に、役員、アニメ崖の上のポニョの作曲で、NHK紅白にも出演した、藤岡氏、そして井上陽水のヒット曲、夏休みを作曲した河合氏が参加しています。






















今回も、音響には北野式チャンネルデバイダーを使用しました。
サウンド作りはスムーズで大変使い勝手は素晴らしいです。













又、ブログでも紹介したピエゾツイーターをモニターの返しに使用しました。
大音量で再生するのでなく、モニターのように接近して使用するには、結果は上々でした。

2020年1月30日木曜日

ピエゾホーンツイーター

Amazonで安価で購入した、ピエゾホーンツイーターを使用できるようにしてみました。
最近では、良く知られるようになったピエゾスピーカーですが、かなり昔から有り、例えば、セラミック型イヤフォン、圧電ブザーもそうですし、かなり昔では、レコード再生用セラミックカートリッジもその部類に入ります。
圧電素子のピエゾ効果を利用したものです。











今回はホーン付きの物を購入しました。
特性を図ってみると、3KHz~4KHz間ではー6dBだら下がり、4KHz~20KHzでは±3dB以内には収まっています。
オーディオ用とし使用は難しい物のPA用として高域の追加用では使用できそうです。











Amazonで1個356円で購入したので、ケースは100円ショップで購入しました。
結構、外観も綺麗に出来、満足の出来るものに成りました。
30cmフルレンジと組み合わせる予定です。

2020年1月22日水曜日

北野式の解析

MJ誌(無線と実験)に発表した北野式チャンネルデバイダーの件で、SSDACを開発した小林氏から、新たなこのチャンデバのフィルターの解析が報告されました。













小林氏の解析では、

(昨年末に聞かされた伝達関数1のチャネルディバイダが気になってMJ読んだあと理論解析をしていたのですが、ターンオーバをつけることによって群遅延特性が大幅に改善されていることがわかりました。LPFとターンオーバの群遅延が補正し合う関係になるのでカットオフ周波数で群遅延が改善されるのだと思います)

小林氏は、伝達関数1で有ることは、勿論で有るが、群遅延の解決が一番で有ると常に言っていました。
















初めて北野式を製作、モニター2で、通常使用していたチャンデバをCR1段6dBOCTと、北野式12dBOCTとフィルターの減衰特性は違うものの伝達関数はどちらも1を聞き比べた時、飛躍的な改善が有りました。
当初は、減衰特性の違いで、被っている帯域の影響の違いと思っていました。
しかし、小林氏の解析の報告で納得がいきました。
CR1段では勿論、伝達関数1ですが、群遅延は起こります。
それは、周波数で遅延が起こる、コンデンサーを使用しているからで、アナログフィルターを使用するからには避ける事はできません。
しかし、北野式ではこの群遅延が改善されているのです。
帯域の被りだけで片付けられない事が、有ったのです。
だからこそ、素晴らしい事が、モニター2に起こった訳です。
残念ながら、この事をMJ誌には掲載できませんでした。
MJ誌の記事を読んだ方が、このチャンデバを製作して、違いに気づいて頂きたいです。

プロ用機器

去年、年末に友人からの依頼で、某病院の忘年会の音響を受けました。
500人ほどの宴会場で、バンドや歌手が出ると言うので、会場の設備では無理が有り
依頼が有ったのです。











残念ながら、ステージの様子しか写せなかったのですが、演奏者はライブハウスで常に出演しているプロで、ドラム、ベース、ギター、キーボード2台、コーラス4人、ボーカルという本格的なバンドでした。




















今回も北野式チャンデバを使用しました。
アンプは低域に1000W、高域に300Wを使用、スピーカーは低域にTADタンデム2台、高域にTADフルレンジ4ホーン付きを8台で鳴らしました。
特に今回使用した高域用アンプはヤマハのプロシリーズP2080です。











25年前のアンプですが、今でも故障もなく使用しています。
ヤマハの音響用アンプの中でもプロシリーズは別格でした。
この時代までは純国産で、プロの間でも信用はとても厚かったのです。
しかし、現在ではプロシリーズは生産されていません。
今回も、期待を裏切らず、フルパワーでも問題なく会場を鳴らし切ってくれました。

2020年1月15日水曜日

20年ぶりに内部を掃除しました。

レコード用イコライザーアンプを20年ぶりに内部を掃除しました。
このアンプは36年前に製作したのです。











まるで、雪が積もったかのように凄い綿埃でした。
スイッチも接触不良があって、全てクリーニングしました。
写真の様にアンプ部と電源部はセパレートです。




















当時、話題に成ったマークレビンソンのアンプに触発され、アンプ内部はイコライザー部、出力アンプ部共にアンプ部はモジュール化しています。
内部は全てFETで対象プッシュプル構成です。
イコライザーの入力アンプはFET4パラ、CRイコライザーの後、FET2パラのモジュールで構成しています。
音量調整のボリューム後は、FET1段とFETバッファーのフラットアンプで出力されます。
全てNFBはかけていません。
また、DCドリフトを抑えるため全てのFETを選別、外皮を削り張り合わせて温度による安定を図っています。
又、電源の影響を抑えるため、各モジュールへの電源を定電圧電源を4段設けています。