2020年4月5日日曜日

モニター2のウーハー交換

先日、伊藤君のフルレンジを主体にした、モニター2のメンテをしていたら、片側のウーファーに異常が認められました。
20Hz~100Hzでオシロでスイープすると30Hzでビビリ音が出ます。
60Hzではビビリが収まります。
実際、音楽をかけてウーファーだけ確認したら、ベースの最低域の時に、付帯音が出ます。














このウーハーは、元々フルレンジスピーカーで、私がウエイトを追加して、M⁰を意図的に下げて改造したものです。
そのため、能率は85dBしかありません。
しかし、箱との兼ね合いで100Hz~50Hzまでフラット、30Hzでー3dB落ちです。
ダイトーボイス製ですが、中々の作りで、製品の価格的には、アルミボビンを使用しています。(ダイトーボイスは会社そのものが無くなり現在は入手不可能です。様々なオーディオ会社にOEMでユニットを提供してきて、フォステックスと並んで、安価で、その品質の良さは定評が有り、自作派としてはとても残念です。)
15年前に仕事用の楽器モニターとして購入使用してきました。
モニターのスピーカーは新しいものに交換後、眠っていたので、モニター2用に改造して使用しました。
長年、仕事使用時代の過大入力に耐えてきたのですが、どうやらボイスコイルの痛みが出てきたようです。
ウーファーを交換することにしました。
メーカーに特注しました。
まだ、手元に届いてないので、写真は公開できません。
データーとしては、ゴムエッジ、ポリプレンコーンです。
前回のウーファーが30Hzから再生出来たので、新たなウーファーがどこまで対応できるかが課題です。
片方のウーファーは健在なので、新たに箱を作り、50Hz以下を再生する小型ウーファーにして、3Dウーファーにしてみたいと思っています。

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