2020年4月11日土曜日

モニター2ウーハー交換

長年使用してきたモニター2のウーハーを交換しました。
このウーハーは元々フルレンジだった物を改造したのです。
しかし、長年仕事のPAでステージモニターとして使用していたため、ボイスコイルに損傷が有りました。
モニタ-2を製作した当時から、片側のウーハーに耳を付けると、若干ビリ付きが感じられましたが、高域が追加されるとマスキングされて、分からなかったので、そのまま使用してきました。
しかし10年使用して、とうとうベース等のソロではビリ付きが聞こえるように成ってしまいました。
そこで新たに交換することにしました。



写真右側が今までのユニット、左が今回新たに交換するユニットです。
明らかにマグネットの大きさが違います。
TADの友人にお願いして作って頂きました。
又、排圧処理もされています。
この辺が低域にどう表れるかが問題です。













上の写真が今までのウーハーを使用した構成です。




新たな構成ではこのようになりました。
従来の物はコーン紙はパルプ、クロスエッジ、ボイスコイル径は3cm、能率85dB、入力30W。
新型は、コーン紙はポリピルピレンアルミ張り、ゴムエッジ、ボイコイル径は5cm、
能率84dB、入力80Wです。
音出しをしてみました。まだ、エージングがされていないので、正しい評価はできませんが、今までのウーハーでは、ストレートな感じでしたが、新しいのでは、控えめですが明らかに、重低音が前のウーハーよりも出ています。
特にウッドベース等は圧巻でリアルさに驚きました。
心地よくすんなりと出てくるので、気を付けなくてはいけません。
ボリュームを上げすぎると床は振動していないのに、テーブルが振動します。
近隣に夜間は気を付けなくてはいけません。
やはり、ビリ付きが影響していたようで、タイトな演奏でもすっきりとした音質に成りました。
ウーハーの質感が変わると、中高域の聞こえ方も大きく変わります。
ウッドベースが弾むようになり、なんとなく、KEFやロジャースのスピーカーの低域に似ていると思います。
更に伊藤君のフルレンジが威力を発揮するようになりました。

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