2021年5月31日月曜日

デジタルパワーアンプの製作

モニター2の低域に使用しているパワーアンプは20W+20W、DCアンプですが、

今までのあらゆるジャンルのソースを再生してきましたが、全く問題有りません。

しかし、先日、ジョンウイリアムス指揮、ウインフィルハーモニーオーケストラのCDを入手

再生したところ、パワーが足りずクリップしてしまいました。

このCDには、ティンパニーやコントラバスの重低音が入っていて、ダイナミックレンジの

広さに圧倒されます。

パワーアンプを見直す事を余儀なくされました。

しかし、パワーアンプは既に沢山ありますが、現用のスピーカー群の能率(97dB以上)が高いため出力20Wクラスが殆どです。

ただ、モニター2のウーファーだけが85dBと言う低能率です。

そこで、新たに高出力のアンプを作る事にしました。

低域用なので、現在多く使用されているデジタルアンプを作る事にしました。

 様々な日用品を時折購入してるAmazonで沢山のデジタルパワーアンプの基盤が出展されています。

TDA3116D2を使用したアンプの完成基板が有りました。












中国製で、1台2000円と言う安価です。
本来ステレオタイプのパワーチップですが、パラ接続されていて
4Ω負荷で100W、8Ω負荷で50Wの出力が有ります。
モニター2のウーハーは最大入力が60Wなので丁度良いと思います。







電源も24V5Aを2台、合わせて購入しました。








ケースは再利用です。

全ては出来合いなので、配線するだけです。












完成したら、報告します。



2021年5月30日日曜日

先日、購入したCD

 映画で有名なスターウォーズやインディジョンズ等の楽曲を手掛けた、ジョンウイリアムスがウインフィルオーケストラを指揮したCDを購入しました。








今まで、ウインフィルは沢山聞いてきました。

指揮は、カラヤン、小沢、ショルティ等です。

しかし、クラシックが前提です。

このような映画音楽を演奏したのは初めて聞きました。








まずは録音のバランスの良さと迫力に圧倒されてしまいました。

ティンパニー、コントラバスの重低音、想像を絶するものです。

私のモニター2は16cmウーハーですが、今まで様々なジャンルの音楽を再生して

低域の再生が無理だと思った事は有りませんでした。








モニター2は、いつも通り、低域に出力20W+20WDCアンプ、

高域に10W+10W4P55シングルアンプの組み合わせで再生しました。

しかし、スターウォーズ、インディージョンズのテーマ曲でティンパニーの鋭い

重低音が出た時、(バリバリと言う音が出て)クリップしてしまいました。

そこで、急遽、仕事で使用している100W+100Wのアンプを低域に使用してみました。

部屋が揺れるような重低音が再生出来ましたが、モニター2のウーファーの

最大入力は60Wです。

出力メーターを見ると70Wを指していて、明らかに入力レベルをオーバーしています。

ウーファーを飛ばさないで良かったと思いました。

モニター2の再生限界を思ったソースはこれが初めてです。

それにしても、ウインフィルの演奏の素晴らしさ、名指揮ショルティを思わせる、ジョンウイリアムスの力強い指揮、そして録音のダイナミックレンジの広さ、素晴らしいです。


2021年5月9日日曜日

ハイブリット

 ホーンシステムを使っていた頃は、低域は半導体、高域は真空管でマルチアンプを構成した、時期も有りました。

今は、モニター2は北野式チャンデバを使用したマルチドライブですが、パワーアンプは、

低域、高域共に真空管、半導体の何れかで纏めています。












モニター2で、ヨハンシュトラウスの作品集を聴いています。







低域にいつもの金田式DCアンプを使用しました。












フルレンジを鳴らすのは、佐久間式4P55シングルアンプです。
ウーファーとクロスが100Hzなので、低域が半導体でも違和感が有りません。
むしろ、オーケストラの再生ではティンパニーの音が引き締まって良い印象が有ります。
改めて、さすが送信管、綺麗な音質ですが、オーケストラのブラスに厚みが有って迫力がすごいです。
低域に半導体、高域は真空管、癖になりそうな組み合わせです。