2025年11月3日月曜日

イベント用小型音響システムPart2

 パーティ等で音楽を流したり、バンド等で使用するために、組んだ音響システムですが、中高域が低域よりも音が大きく鳴ります。










そこで、中高域を下げて、更に低域を補正する方法を考えました。















音響システムのスーパーロー自体に中高域アンプ、チャンネルデバイダーが内蔵されており、調整は、入力レベル、スーパーローレベルだけです。
中高域に低域を足すような調整しかできません。
中高域スピーカーの能率によっては、低域が足りず、バランスが取れません。













そこで、低域をブースト出来、中高域を下げるイコライザーを考案しました。
回路はいたって簡単で、スーパーウーハーが40Hz~200Hzまで再生なので、2Wayのデバイダーを製作、低域は~100Hz、高域は150Hz~に設定、高域を調整できるようにして、低域と混ぜてもとに戻す事にしました。
更に低域に50HzGEQを追加、5KHzを調整出来るようにしました。













内部はー6dBOctのフィルター(100、150、5KHz)、50HzGEQアンプとミックスアンプの構成です。













中高域を調整する事で、音楽再生がバランス良くなり、スーパーローも本領発揮します。




2025年10月27日月曜日

イベント用、小型音響システムPart1

 私のハウスには、80畳クラスの大型リビングが有り、時折パーティ等のイベントが行われます。

BGMの音楽を流したり、バンド、DJ等の演奏も行われます。

現在、使用している音響システムは、パワードタイプの16㎝フルレンジ4台をアレイにしたメインスピーカー2台にサブウーハー4台を追加したシステムです。

片チャンネル当たり、出力はメインが60W×4、サブウーハーが100W×2です。

ステレオでは、メインは60W×8、サブウーハーは、200W×2に成ります。









前回は二股の分岐ピンケーブルを多用しましたが、ノイズが乗りやすく不安定でした。

今回、これらアンプに分岐するBOXを製作しました。














アンプの入力端子はピンジャック、フォンジャック、キャノンコネクターの何れも接続できますが、BOXが大きくなるのを避けて、フォンジャック入力、ピンジャック分岐出力にしました。
入力は3Pフォンジャック、トランス受け、バランス入力にしました。













これで、アンプ接続は、アンバランス、バランス、選択が可能です。













今回はBGM再生なので、ノートパットから、トランス付きアッテネーターへ接続、GEQを通して、アンプに送っています。
トランスを使用したら、落ち着いた音になりました。













これで、バンドやDJ等でミキサーを使用する時、安心して接続出来ます。

2025年10月22日水曜日

最近のJPOPはボーカルを歪ませている?

私の音楽鑑賞ソースは、レコードとCDが主ですが、最近はインターネットミュージックAmazonmusic等も聴きます。

クラシック、ジャズ、ポップス、ロック等、何でも聴きますが、最近のJPOPを聴いていて、思った事が有ります。

それは、ボーカルの歪です。














私の再生装置は、
1.{ラージモニター}マルチアンプ駆動4WaY(タンデム方式密閉箱、40㎝ウーハー4個+3WaYホーンスピーカー)
2.{モニター2}マルチアンプ駆動2WaY(フルレンジ+ウーハー)
3.{モニター1}小型2WaY(8㎝フルレンジ+リボンツイーター)
の3システムを曲種や時間で使い分けています。

ある日、モニター2で、Amazonmusicを再生したら、ボーカルがザラザラしていて、明らかに歪んでいます。
モニター2の高域用アンプを真空管(4P55送信管)アンプから、新しく製作したディスクリート構成トランジスターアンプに交換して聴き始めたばかりだったので、アンプのトラブルと思いました。

















他に原因が有るかも知れないと思い、CDを再生してみると、再生音に異常は有りません。
CDは、CDトランスポート+(光~USB)変換+専用PC(48BitUPCON)+SSDACで再生しています。Amazonmusicは、専用PC内のアプリで再生しているので、CD再生に異常が無ければ、問題有りません。













そこで、もう一度、Amazonmusicを再生してみました。
歌謡曲やポップス等、全く歪んで聞こえません。
もう一度、最初に聴いたJPOPを聴くと間違えなくボーカルが歪んで聞こえます。














そこで、ホーンシステムのラージモニターで聴くと、やはり歪んで聞こるのですが、フルレンジを中高域に使用しているモニター2で再生すると顕著で、ザラザラ、ザスザスした音でボーカルが汚く聴こえます。
そこで、ネット検索をしたら、最近のJPOPは、わざとボーカルにディストーションをかけている事が多いと有りました。
現在、66歳の私でも、この曲、良くて、私好みと思う曲が、若い人のJPOPに有っても、ボーカルが汚く聞こえては、げんなりしてしまうし、聴き疲れして長時間聴けません。
音楽を製作している人達、ミキシングエンジニアの感性を疑ってしまいます、リスナーは何も思わないのでしょうか?
もし、若い人達が、このディストーションに慣れてしまったら、大変な事が起こると思って心配してしまいます。











2025年10月15日水曜日

VLCでアップコンバーター

 CDの再生は、タスカムCD01Uの光出力を使用して、














(光-USB)変換キャプチャーに接続して、NET専用PCへ送りSSDACで再生しています。









その時、VLCを起動して48bitにアップコンバートしてSSDACへ送ります。














Windowsメディアプレーヤーと比較すると明らかに違いが判ります。













再生系が良くなると、音質だけでなく、この時代にこのような録音がされていたのかと感心したり、アーティストが、発表した曲の年代で、レコーディングバランスの違いが、良くわかり、この曲の頃は、スタジオモニターは、アルテックが主流だったなとか、この曲は多分、TAD以降のモニターだろうなとか、ミキサーの感性等も判る様になります。


2025年10月13日月曜日

家電の音声コントロール

 自宅では10年程前から音声認識端末(アレクサ)で家電の制御をしています。









大きく分けて、全ての照明、パソコン、映像機器、オーディオ機器、暖房機器、エアコン等です。









又、音声制御端末には、全ての機器と連携を持たせたり、時間によって制御出来ます。









現在は、音声と時間に依る制御が主ですが、プログラムによって、様々な条件で、制御が可能です。














更に、スマートフォン、タブレットからネットを通じて、外出先からモニターリング、制御が出来ます。













家電のスイッチに触らなくても、制御出来、大変便利ですが、ネットダウンをしてしまうと全てが制御できなくなる事を踏まえて、エマージェンシー対策は必要です。

2025年10月8日水曜日

インターネット整備2

 HUBの交換、WiFi送信機を独立した事で、アクセス速度が、改善されたインターネット回線ですが、今回は、HUBとWiFi送信機2台の電源を見直しました。

オーディオ機器と映像機器の電源ラインは、ノイズレスアイソレーショントランスとノイズフィルターで、アースの切り離しと低ノイズ化を図っていますが、インターネット機器の電源は通常のコンセントから給電しています。

そこで、専用のアイソレーショントランスとノイズフィルターを増設しました。









既にLANはルーター以降、アイソレーショントランスを経由しています。

これによって、パソコンを含む、インターネットに接続されている機器は全て、アイソレーションされます。














ネットの速度は、変わっていないと思いますが、Amazonmusic等のサブスク再生は、明らかに効果は有り、音質は以前より静寂と滑らかさが増して、更にCD再生へ近づいたと思います。


2025年10月2日木曜日

レコード再生CR型イコライザーアンプ

音楽再生装置の整備を最初にした、レコード再生CR型イコライザーアンプのMC用ヘッドトランスをタムラトランス600:10KΩを使用していましたが、600:60KΩに交換しました。









これにより、昇圧比が10dBから20dBに上がったので、初段アンプゲインを60dBから40dBに下げました。

これによって、イコライザーアンプの入力マージンは20dB上がった事に成ります。














CR型EQ素子後、2段目のアンプは20dB、出力トランスのドライブアンプは20dB
有るので、後段40dBとなります。
結果トランス(20)初段アンプ(40)CR型EQ素子(ー20)2段アンプ(20)出力アンプ(20)で、トータルゲインは60dBに成りました。
聴感上の音質変化より、クラシックの様なレベルの低い音源時、明らかにS/N比が改善しているのが判ります。