2020年8月9日日曜日

真空管アンプと半導体アンプ

 北野式チャンネルデバイダーの製作で、その評価をするために使用したモニター2ですが、

常に低域は、半導体DCアンプ、そして中高域は、6P1Pパラプッシュ3結アンプもしくはMOSFETパラプッシュDCアンプを使用してきました

今まで、低域を真空管を使用した事は有りませんでした。

100Hz以下ですから、関係ないと思ってきたからです。

しかし、今回興味本位で真空管アンプを使用してみました。


写真のように左側が、いつも使用している、6P1Pパラプッシュアンプです。
右側が今回試しに使用した、佐久間式6AQ5プッシュアンプです。

いつもは、写真の半導体DCアンプでモニター2のウーファーをドライブしています。

真空管アンプでドライブして、気づいた事が有りました。

これはDFが関与しているので何とも言えませんが、低域の量感が圧倒的に違います。

確かにDCアンプは歯切れ良く重低域まで再生します。

しかし、真空管アンプでは、量感が圧倒的に違います。

それは、鈍重な低域ではなく、打楽器やベースが、本来の音に近い再生音です。

楽器を嗜んだ方にしか、判らないかもしれませんが、のびのびと鳴るのです。

又、出力もDCアンプは20W+20W、真空管は10W+10Wと半分しかありません。

今では、デジタルアンプも出現して驚くほどの高能率でハイパワーが実現しています。

しかし、モニター2を小林SSDAC、北野式チャンデバ、真空管アンプで低域、中高域をドライブしてオーディオの進歩はどうなっているのかなと疑問が生まれました。



2020年7月13日月曜日

小林氏SSDAC、MKⅡ

小林氏から頂いたSSDACの最新版を完成させました。
トランジスター技術で販売されたタイプと違う点は、デジタルノイズフィルターの簡素化です。
最初のSSDACでは低域の腰や量感に不満が有りましたが、今回のSSDACでは、かなり改善されており、不満は感じられなくなり、中高域の滑らかさと相まって、アナログレコードのような質感が再現されています。
また、私のリニア―フィルターを通すことで、更に音の鮮度が増します。











AmazonmusicはMP3配信ですが、今回のSSDACで再生すると、明らかに音の次元が違います。











又、他のDACと比べてもダイナミックレンジが圧倒的に広いです。
私のデジタル再生の考え方を根本的に覆す音質です。
このような素晴らしいDACに巡り合えて幸せです。

2020年6月24日水曜日

SSDAC 2号機の製作

小林氏、考案のSSDACの初期型を使用して、優れた解像度と透明感を体験しました。
今回、小林氏のご厚意で、SSDACの改良版を頂きました。











ケースに収めて、リニア―フィルター内蔵のUSBプレーヤーとコンビで使用することを考えています。

2020年4月22日水曜日

北野式チャンデバの完成

先日から製作していた、MJ誌に推奨回路として掲載していた北野式チャンデバが完成しました。





















基板が出来上がれば早いもので2時間足らずで出来上がってしまいました。



今回は、電源部はまじめに電源トランスを使用、レギュレーターで±15Vを作っています。
とは言っても元々小型スピーカーの低域補正用のイコライザーだったケースと電源部をそのまま使用しました。
付属回路としては、レコード等のウーハーへの影響を軽減する、ローカット(30Hz)と60Hzの3dBブースト回路です。











配線ミスもなく、すぐ音が出ました。
MJ誌に発表したプロ仕様機と比べると、入出力トランスが無い分、やはり音質に違いが明らかに出ています。
プロ用機が何となく音楽の雰囲気を纏めているのに対して、本機は、ストレートな感じです。
この本機は、モニター2専用のチャンデバとして使用していく予定です。

2020年4月19日日曜日

北野式チャンデバを製作中

プロ仕様の北野式チャンデバは、MJ誌でも紹介しました。
しかし、MJ誌に製作を勧めた回路については製作していませんでした。
今回、製作する事にし、まずプリント基板から仕上げました。


















入力バッファーを兼ねたフラットアンプは、NS社のLF353を使用、フィルター、
出力のバッファーアンプは全てTL072の構成です。
フィルター用コンデンサーは、ウイマーの小型ポリプロピレンを使用しました。
又、出力コンデンサーは、最終のバッファーアンプのみにしています。
完成したらまた、紹介します。

2020年4月11日土曜日

モニター2ウーハー交換

長年使用してきたモニター2のウーハーを交換しました。
このウーハーは元々フルレンジだった物を改造したのです。
しかし、長年仕事のPAでステージモニターとして使用していたため、ボイスコイルに損傷が有りました。
モニタ-2を製作した当時から、片側のウーハーに耳を付けると、若干ビリ付きが感じられましたが、高域が追加されるとマスキングされて、分からなかったので、そのまま使用してきました。
しかし10年使用して、とうとうベース等のソロではビリ付きが聞こえるように成ってしまいました。
そこで新たに交換することにしました。



写真右側が今までのユニット、左が今回新たに交換するユニットです。
明らかにマグネットの大きさが違います。
TADの友人にお願いして作って頂きました。
又、排圧処理もされています。
この辺が低域にどう表れるかが問題です。













上の写真が今までのウーハーを使用した構成です。




新たな構成ではこのようになりました。
従来の物はコーン紙はパルプ、クロスエッジ、ボイスコイル径は3cm、能率85dB、入力30W。
新型は、コーン紙はポリピルピレンアルミ張り、ゴムエッジ、ボイコイル径は5cm、
能率84dB、入力80Wです。
音出しをしてみました。まだ、エージングがされていないので、正しい評価はできませんが、今までのウーハーでは、ストレートな感じでしたが、新しいのでは、控えめですが明らかに、重低音が前のウーハーよりも出ています。
特にウッドベース等は圧巻でリアルさに驚きました。
心地よくすんなりと出てくるので、気を付けなくてはいけません。
ボリュームを上げすぎると床は振動していないのに、テーブルが振動します。
近隣に夜間は気を付けなくてはいけません。
やはり、ビリ付きが影響していたようで、タイトな演奏でもすっきりとした音質に成りました。
ウーハーの質感が変わると、中高域の聞こえ方も大きく変わります。
ウッドベースが弾むようになり、なんとなく、KEFやロジャースのスピーカーの低域に似ていると思います。
更に伊藤君のフルレンジが威力を発揮するようになりました。

2020年4月5日日曜日

モニター2のウーハー交換

先日、伊藤君のフルレンジを主体にした、モニター2のメンテをしていたら、片側のウーファーに異常が認められました。
20Hz~100Hzでオシロでスイープすると30Hzでビビリ音が出ます。
60Hzではビビリが収まります。
実際、音楽をかけてウーファーだけ確認したら、ベースの最低域の時に、付帯音が出ます。














このウーハーは、元々フルレンジスピーカーで、私がウエイトを追加して、M⁰を意図的に下げて改造したものです。
そのため、能率は85dBしかありません。
しかし、箱との兼ね合いで100Hz~50Hzまでフラット、30Hzでー3dB落ちです。
ダイトーボイス製ですが、中々の作りで、製品の価格的には、アルミボビンを使用しています。(ダイトーボイスは会社そのものが無くなり現在は入手不可能です。様々なオーディオ会社にOEMでユニットを提供してきて、フォステックスと並んで、安価で、その品質の良さは定評が有り、自作派としてはとても残念です。)
15年前に仕事用の楽器モニターとして購入使用してきました。
モニターのスピーカーは新しいものに交換後、眠っていたので、モニター2用に改造して使用しました。
長年、仕事使用時代の過大入力に耐えてきたのですが、どうやらボイスコイルの痛みが出てきたようです。
ウーファーを交換することにしました。
メーカーに特注しました。
まだ、手元に届いてないので、写真は公開できません。
データーとしては、ゴムエッジ、ポリプレンコーンです。
前回のウーファーが30Hzから再生出来たので、新たなウーファーがどこまで対応できるかが課題です。
片方のウーファーは健在なので、新たに箱を作り、50Hz以下を再生する小型ウーファーにして、3Dウーファーにしてみたいと思っています。