普段、ヘッドフォンを使用することは殆ど無いのですが、音源のノイズ等の検聴にヘッドフォンは欠かせません。
システムの一員として、ヘッドフォンアンプと映画等の鑑賞時に使用するサラウンド用エフェクターを製作しました。
同じ音源を使用するので、一緒のケースに収め、レベル監視用のVUメーターとピークめたーも持たせました。
普段、ヘッドフォンを使用することは殆ど無いのですが、音源のノイズ等の検聴にヘッドフォンは欠かせません。
システムの一員として、ヘッドフォンアンプと映画等の鑑賞時に使用するサラウンド用エフェクターを製作しました。
同じ音源を使用するので、一緒のケースに収め、レベル監視用のVUメーターとピークめたーも持たせました。
ソブテックの真空管6P1P(6AQ5相当管)のパラップシュパワーアンプの一部を改修しました。
元々、パワーアンプは仕事で音響に使用していた、能率103dB高域用ホーンツイター4台を駆動する目的で製作したのです。
しかし、真空管の高圧電源が手動式に成っていたので、殆ど使用せずでした。
先日、オーディオシステムに使用している低域用パワーアンプのコンデンサー交換が終わるまで代わりに使用しました。
低域用に使用して、意外と馬力も有り良いと思いました。
そこで、タイマーを内蔵させて、システムの中低域のホーンに使用したいと思いました。
このアンプは、4極管6P1PをUL接続、又は3極接続がスイッチで選択出来、切り替える時
高圧電源がリレーで5秒間切れるようになっています。
そこでこの回路にタイマーリレーを挿入して、真空管のヒートアップを考慮して、5分経ってから、高圧電源が入るようにしました。
これで、電源を投入して時間が経つのを待ってから、オペレートスイッチを入れる必要が無くなりました。
中高域のホーンは能率が100dB有るので、出力は十分で、UL接続や3極接続の音質の変化が楽しめそうです。
近々に高域用のホーンも6P1Pのシングルアンプで駆動を考えていて、製作をする予定です。
35~40年経っていたオーディオ機器のコンデンサー等、交換を行ってきました。
レコード再生イコライザーアンプですが、CR型イコライザーを採用していて、DCアンプ部のゲインを欲張るとDCドリフトが大きくなり、安定度が悪くなるため、当初MCダイレクトにしていましたが、タムラのトランスをMCトランスにして20dBゲインを稼ぎました。
既にプログで紹介していますが、パワーアンプ(高域、低域)の電解コンデンサーをフィルムコンデンサーに交換、チャンネルデバイダーを新たに製作しました。
中低域のパワーアンプは製作して5年ほど経っていますが、電源は既にフィルムコンデンサーを使用して製作しています。
プリアンプですが、ボリュームの可変抵抗器を交換しました。
今まではコスモ音響製のカーボンタイプを使用して来ましたが、東京光音製の抵抗式アッテネーターに交換しました。
これによってボリュームの位置に関係なく、音質の変化が起きません。
更に透明度が増して、雑味感が無くなったと思います。
又、アッテネーター式抵抗は、クリック当たりの変化量が大きいので、深夜音量を更に下げれるようにー3、ー6dBのアッテネータースイッチを付けました。
このアッテネーター用の抵抗は熱ノイズを防ぐためにRM抵抗3Wタイプを使用しました。
出力には、タムラ製トランス、スイッチ関係はフジ測製、測定機用を使用しています。
電源の 電解コンデンサーを全てフィルムコンデンサーに交換したCR型イコライザーですが、
パワーアンプ等の改修が進み、聴くことに余裕が出来て、レコードを聴いている内に左右の音質が違う事に気付きました。
右側の方が低域が大きく、左側は高域が大きく出ています。しかし、中域のレベルは揃っているようで、その為かボーカルは中央に定位して聞こえるのです。
何故、この様な事に成っているか、このアンプ部のモジュールは製作した当時は周波数特性も測定して揃っていたはずですが、40年も経過すると内部のFET素子に経年変化が起きた様です。
そこで、マイクプリアンプ用のヘッドアンプとして製作したモジュールアンプが有るので、これをMCカートリッジのヘッドアンプに使用、新たにCR型イコライザー基板を製作しました。このモジュールアンプはFET対象プッシュの差動2段構成DCアンプです。
このアンプ素子で出来るだけゲインを稼ぎ、CR型EQ素子に送ります。
その後、DCアンプ構成のバッファーアンプでハイインピーダンスで受けローインピーダンスでフラットアンプへ送ります。
トータルゲインは、ヘッドアンプモジュール40dB、フラットアンプ40dB有り、CR型RIAA素子でー20dB減衰するので、MCカートリッジ出力が0.3mVですと、
1KHzの最大出力は0.3Vに成ります。このイコライザーの出力は、プリアンプへ送られて3Vの出力に成ります。
チャンネルデバイダーに送られる出力としては十分です。
これで全てのアンプのコンデンサー交換が終了しました。
低域のパワーアンプを真空管式から、本来のDCアンプに入れ替えました。
やはり、DCアンプ、地を這う重低音、真空管アンプでは再生出来ないです。
ドラムのキックのアタック、ベースの音階がはっきり分かります。
レコードを聴いてて、多分アンプが出来立ての頃は、聞こえていたと思うのですが、こんな音が入っていたかと思う時が有ります。
それと、今までの音量で再生すると音が大き過ぎる事が分かりました。
音の明瞭度が悪かったために、音量を上げ過ぎていたようです。
今では、普段の声の大きさで会話が出来、テレビのニュースの音が聞き分けられる位の音量でも、十分に音楽が聴けます。
音量を上げなくても低域から中高域の細やかな音まで聞こえるように成ったのです。
やはり35年以上も経つと、それなりにレベルの高い部品を使用していても、かなり劣化していた訳です。
これで、落ち着いて音楽を楽しめます。
メインのシステムのメンテナンスが終了したので、今回、低域用の代わりに使用した真空管アンプを少し改修しようと思っています。
6P1P、4極ビーム管、パラプッシュアンプです。
UL接続と3極接続を選択できるようになっています。
しかし、電源を入れた後、プレート電源は手動で入れるので不便です。
そこで5分後にプレート電源が入るようにタイマーを設営する予定です。
時間をかけて順番にコンデンサー交換をして来た、低域用パワーアンプですが、最後のドライブ基板のコンデンサー交換をしました。
終段MOSFETのバイアスに使用している電解コンデンサーをフィルムコンデンサーに交換しました。ドライブアンプのパスコンに使用していた、ハーメチックシールドタイプ銀タンタルコンデンサーは、測定の結果、劣化が認められなかったので、このまま使用する事にしました。
しかし、今考えてみると一生涯使う事を目標に作ったとはいえ、電解コンデンサーもこの頃では、まだ使用されることが少ない、オーディオ用でー45~+105℃タイプを使用して、更に小信号電源部には、銀タンタルコンデンサーと金額に糸目を付けて無かった事が
分かります。
DCアンプなので、動作チェックでDCドリフト調整が必要かと計ってみると、2台共、0・1mVと驚異的に安定していました。
又、誇りまみれのMOSFETを清掃していて、開発した日立製作所の初期型と分かりました。
TO3型のFETに日立のマークが刻印されています。
日立がオーディオブランドLO-Di時代に発表したパワーアンプHMA9500と同じ頃のMOSFETと思うと考え深い物が有ります。
パワーアンプのコンデンサー交換が全て終わり、現在、使用している真空管パワーアンプと
交換すれば、元のシステムに戻ります。
今日はここまで、数日中に交換します。
先日から始めた低域用パワーアンプのメンテナンスですが、今日は、2台目のパワーアンプの電源コンデンサーを交換、そして、メーターアンプのコンデンサーを交換しました。