2013年1月13日日曜日

電源アブソーバー

私のオーディオシステムの電源は集中電源盤で管理されています。現在、電源盤に30個のコンセントが接続されています。最近、接続されている機器が増えて、電源を投入した時、突入電流が気に成っていました。ご覧のように電圧計と電流計が設置されていますが、メイン電源を入れた一瞬、電流計が振り切ります。
電源盤は700VA絶縁トランスを中心にデジタル系(CD、MD、PCM)200VA絶縁トランスの2構成に成っています。又、各コンセントにノイズフィルターが内蔵されています。その他にパワーアンプ系は1KVA絶縁トランスを経由しているため、この電源盤からパワーリレーを制御して電源をON/OFFしています。やはりこれら機器のためには何とかラッシュカレントを防げないかと思っていました。そこで今回採用したのは、トランスのタムラがトロイダルトランスカレントラッシュを防ぐために出していたアブソーバーです。これは、トロイダルトランスがトランスとしては給電能力が高い面、電源投入時、ラッシュカレントが大きく、例えば通常100VAトランスの場合、使用されるヒューズは1Aですが、トロイダルトランスの場合ヒューズが飛んでしまいます。そこで、ラッシュカレントを抑える方法として、投入時に5Ω位の抵抗を入れてラッシュを吸収させます。その後、抵抗をスルーさせて本来の電源を給電するのです。このアブソーバーを入れたことによって、電流計が振り切れる事も無くなりました。この事は接続されている機器にも良いことで安心して使用できます。

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