2015年1月11日日曜日

ハイインピーダンスアンプ

お寺大会(夏)のオークションで落札したハイインピーダンスアンプを運べるようにしました。
ハイインピーダンスアンプは100Vラインアンプと言って、長距離伝送する時に便利です。
一般では、トランペットスピーカーを鳴らすのに良く使われています。
原理としては、電力伝送と同じで、トランスを付けて、電圧を上げて電流を下げ、長距離伝送のケーブル抵抗ロスを少なくするものです。











珍しくSONY製で学校の放送設備に使用されていたようです。
もっとも、公共用ではTOA、NEC、松下(パナソニック)が一般的です。
SONYが作っていたとは思いもしませんでした。
中を点検すると普通は8Ωをドライブするアンプにトランスを付加しているのが一般的ですが、
こちらのは、専用出力トランス式プッシュプルアンプです。
確かにこの方が簡素な回路で、特性はいまいちですが、ハイパワーを得られます。











まだ現用で使用出来るアンプをジャンクとして捨ててしまうのは本当に勿体無いです。
出力は50Wで25W級のトランペットSPを2台鳴らせかなり実用に成ります。

0 件のコメント: