2015年6月7日日曜日

パラメトリックイコライザー

20年程前に製作した5バンドのパラメトリックイコライザーをメンテナンスしました。











グラフィックイコライザーは固定された周波数を増減出来ますが、パラメトリックイコライザーは決められた周波数の間を移動させて増減出来るのです。
一般的にはグラフィックが使用されますが、レコーディングや細かな調整にはパラメトリックが適しています。
20年前にはパラメトリックはレコーディング等の特殊分野に使用していて、製品が殆どんど無く大変高価でした。
そこで、自作したわけです。
この当時のOPアンプはノイズの点で不利でした。
他聞に漏れずS/Nの悪い物に仕上がってしまい、殆ど使用しませんでした。
そこで、使用していたOPアンプを4558から5532へ変更しました。
また、バッファーアンプはFETタイプの072に変更して入力コンデンサーを省きました。
これによって、格段にS/Nも向上して音質も良くなりました。


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