2011年9月26日月曜日

スピーカーネットワーク

予てから大型スピーカーを1台のアンプで、駆動すべく計画していたネットワークを作成し始めました。
御覧の様に2Way、3Way対応で、パワーメーター付きです。










入出力はキャノンコネクターを使用、接続も簡単です。
また、スイッチ切り替えで、スーパーローを中高域と切り離して、それぞれのネットワークを使用し、バイアンプで使用できる機能、位相反転スイッチ、2Way、3Way切り替えスイッチを持っています。










高域用のアッテネーターには、ラックスのトランス式を採用しました。











コイルは、スーパーローにTOA製の大型コイル、中域ようにはコイズミ無線から購入した物を使用しています。










コンデンサーには、中低域には音響用電解コンデンサーを電極を合わせて無極性にして採用、高域用にはフィルムコンデンサーを採用しました。



















2011年9月19日月曜日

D/I BOXの製作

通常のステレオ音声をモノラルに変換する、ダイレクトBOXを製作しました。
同じ機能のD/I BOXは6台所有していますが、ステレオ信号をモノラル信号に合成する方法を変えてみました。









現在、所有のものは抵抗でモノラル信号に合成しています。
今回は、写真のように巻き線が二回路あるトランスを使用して、それぞれの巻き線に左右の信号を入力、モノラルにトランスによって合成します。
これは、佐久間アンプで有名な佐久間先生が、ステレオ信号のモノラル合成でトランスを使用した方がバランス良く合成できると言う、話から製作してみようと思い立ちました。









入力系統は、ピンジャックのアンバランスと3Pフォンジャックによるバランス入力を備えています。
また、このD/I BOX、本来の逆の使い方が出来ます。
つまり、出力側に逆に信号を入れると、ピンジャックやフォンジャックに信号を出力でき、分岐BOXとしても使用できます。
これも、トランスを使用しているので、干渉の心配なく出来ます。