2024年12月3日火曜日

プリアンプ、入力セレクターをリレーに交換

 ラージモニターのプリアンプ入力セレクターはロータリースイッチによって切り替えています。

ピンコネクターからシールド線を使用してロータリースイッチまで接続されています。


















これをリレーによって切り替えるようにしました。使用したのは、テレダイン製の不活性ガス封入でハーメチックシールドタイプです。

















RF高周波にも使用できる高信頼のリレーです。

















リレーの採用によって、シールド線の使用が無くなり、リレーのリードがピンコネクターに直接接続されます。















特に音全体のくすみが無くなり、S/N比が更に良く成ったと思います。

何よりも確実に切り替えを行える安心感が有ります。

2024年12月1日日曜日

中低域、中高域用トランジスターアンプ。

 現在、ラージモニターシステムは中低域、中高域を真空管アンプで鳴らしています。

先日まで、中低域用は出力トランス付き、AB級BTL、DCアンプを使用。









中高域は、出力トランス付き、A級BTL、DCアンプを使用していました。














中低域用はタムラ製の出力トランスを使用して、出力は10Wです。
中高域用は山水製の出力トランスを使用して、出力は5Wです。

















どちらも、お気に入りの音を出してくれて、どちらが良いという事は出来ません。
しかしマルチドライブで、即簡単にアンプの交換が出来ないので、セレクターを製作しようか迷っていますが、多分、音質は劣化するだろうと思い、期間を設けて、交代させようと思っています。


2024年11月30日土曜日

CPUに通電したら自動で起動するように設定する。

 自室には、配信音楽を聴く、アマゾンミュージック専用CPUと配信映画を観るアマゾンプライム専用CPUが有ります。


















これらのCPUはアレクサによって音声認識により、ディスプレイ共々電源をON/OFF出来ますが、CPU自体の起動は大変不便で、毎回起動ボタンを押していました。
しかし、ネットで他の項目を検索している内にCPUのバイオスからの設定で、電源が入ると自動起動出来る事が分かったのです。
そこで、CPUを起動させて、バイオスの設定画面を開く工程を試みましたが、出来ませんでした。
更に調べるとメーカーによっては、バイオス設定画面を開けないCPUも在るようで、諦めていました。
私には長い付き合いのCPUに詳しい友人がいて、彼が来たら、もう一度試して貰おうと思っていて
、今日、そのチャンスが来たのです。
彼は、デビット、プログラミングの仕事をしています。

















もしかしたら、人物の登場はかなり久しぶりです。
彼にお願いをしたら、いとも簡単にバイオス画面を開いてしまいました。

















当初は、電源通電による起動は無いと思っていたので、キーボードからの起動を考えていました。しかし、有難いことに通電からの起動モードが有りました。
















電源通電での起動設定を選択。

















設定ONにします。
やったー!これで、電源通電で起動しました。
今までの苦労が無くなりました。
これで、やっとアレクサに一言、お願いするだけで、アマゾンミュージックもアマゾンプライム、どちらのCPUも起動します。
デビットに感謝です!

2024年11月24日日曜日

メインシステム、ラージモニターを真空管で鳴らす。

 自室に有る大型システム、ラージモニターを通常はトランジスターで鳴らしていますが、

6BM8真空管パワーアンプが完成したので、中低域と中高域を真空管で鳴らしました。









低域は80Hzから下を再生していて、スパーローに近いので、AクラスMOSFETパラプッシュ、出力トランス付きモノラルアンプを同じく使用しています。












中低域には4極真空管6P1PパラプッシュアンプをUL接続で使用しました。












中高域は、今回、製作した6BM8シングルパワーアンプです。


















真空管で鳴らし始めてから2週間半が経ち、だいぶ音も纏まってきました。
当初、新品の6BM8を使用しましたが、寝ぼけた音しか出なく、それなりに使っていた中古管に取り替えたら、驚くほどはっきりとした音が出て、一般で言われているエージングの重要性を認識しました。
今の処、中古管は測定してみるとエミ減も無く十分使えます。
新品のエージングはその後する事にします。

















久しぶりに洋楽のレコードを次々と聴いてみました。

















使用したレコードプレーヤーは頂いたパイオニア製リニアトラッキングタイプです。

















使用したフォノアンプはNF型RIAAイコライザーです。
やはり、トランジスターアンプの澄み切った歪感のない音も良いのですが、真空管の持つ太さの有るほっとするような音質も甲乙つけがたいです。
寛ぎながら、レコードを聴いてて、持っているCDと同じ楽曲を聴いていて、(おや、今、聴いているのはレコードで、CDで無いな)と思い、SSDACで再生したCDの音質の傾向が似ているなと思いました。
この事は、CD再生に置いて、アナログ的な再生音を持つ、SSDACの優秀さを物語っていると思いました。

2024年11月16日土曜日

6BM8パワーアンプの製作と使用

6BM8パワーアンプが完成して、一応電源を入れ各所の電圧は問題有りませんでした。

そこで今日、メインシステムの中高域のホーン用のAクラスパワーアンプと入れ替えてみました。


 










オーディオシステムのメンテナンスが終了して、かねてから、システムを真空管で鳴らしたいと思っていました。

一時期、ラックスのプリメインアンプに使用されていた真空管50CA10使用した上杉先生設計のロフチンアンプを製作して中低域と中高域を鳴らしていました。

この頃、仕事で収録して来た音源を自室の再生装置をモニターにして、音楽番組の編集をしていたからです。
流石に大規模のアンプは製作できないので、今回は、中高域用にポピュラーな6BM8を3結でロフチンアンプを製作しました。
中低域用には現存の6P1Pパラプッシュ3結アンプを使用します。













今回、電源トランスは2個使用して左右独立電源。
冷却ファンを付けました。
*アンプは完成して現在、中高域のホーンを鳴らしています。
通常使用しているAクラスアンプは、やはり出力トランス付きですが、音の出方と傾向がかなり違います。
甲乙つけがたいです。
暫くランニング運転をして、更に中低域を6P1Pパラプッシュアンプに変更します。
次回は中低域も真空管で鳴らします。

2024年11月11日月曜日

6BM8パワーアンプの製作

 ラージモニターシステムは、メンテナンスが終了した、パワーアンプで鳴らしていますが、全てトランジスター製です。

20Hz~80Hzを再生している、MOSFETパラプッシュAクラスアンプは、そのまま使用して、80Hz~800Hzの中低域と800Hz以上の中高域を再生しているアンプを真空管で鳴らしたいと言う思いが有ります。

そこで、中低域は4極ビーム管6P1Pパラプッシュアンプを使用する事にしました。


















中高域のホーンは能率が103dB有るので、出力が2W~3W有れば十分な音量が得られます。
そこで、入手しやすくリーズナブルな6BM8真空管を使用して製作しました。














東栄トランス製のオリエントコアーを使用した出力トランスを使用して、3結ロフチン接続としました。
配線の簡素化を図るためにアイテンドウから発売されている、真空管基板キットを使用しました。
又、電源トランスも安価だったのでアイテンドウから電源トランスを購入しました。














ほぼ、配線が終わり、電源を投入、ヒーター電源の電圧と+B電源の電圧を計っていて、大変な事が分かりました。
アイテンドウのサイトの資料によると、電源トランスから出ている線が、白が170V、黒が6.3V、青が6.3Vと書かれています。
処が、黒が170V、白と青が6.3Vだったのです。
危なく6BM8のヒーターに170Vを繋いでしまうところでした。
更にとんでもないことが続き、6BM8の内部結線図はボトムビュー(底から見る)で、
普段見慣れているICの接続図はトップビュー(上から見る)で、誤ってさかさまに結線してしまったのです。
全部ばらして、組み立て直しに成りました。
せめてもの救いは真空管用の基盤を使用した事で、配線の変更は思ったよりもすんなり出来ました。













各部の電圧も丁度良い電圧で、問題なく動作しました。













今日はここまでで、後程、ラージモニターシステムに繋いで聴いてみます。


2024年10月21日月曜日

ヘッドフォンアンプ、サラウンドコントロラー

 普段、ヘッドフォンを使用することは殆ど無いのですが、音源のノイズ等の検聴にヘッドフォンは欠かせません。

システムの一員として、ヘッドフォンアンプと映画等の鑑賞時に使用するサラウンド用エフェクターを製作しました。

同じ音源を使用するので、一緒のケースに収め、レベル監視用のVUメーターとピークめたーも持たせました。






















回路構成はあえてドライブICを反転回路にして2電源にせず、単電源にしています。
BTLなので出力はカップリングコンデンサー無しの直結ですが、出力トランスには電流は流れませんがバイアスがかかりトランスのコア鳴きが抑えられて落ち着いた音に成ります。
又、タムラ製の10K:600Ωトランスを入力に使用して正反転をしています。

















サラウンド回路は、位相を90°、180°と変化させて、別付のツインディレイで遅れた信号を作り、マトリックス回路を使いリア用信号を作ります。












ヘッドフォンアンプはアンプで直接ドライブせずにマッチングトランスを使用しているので

大変落ち着いた音で細かいところまで聞こえ、長時間聴いていても疲れません。

レベル監視用メーターとヘッドフォンアンプで正確なレベルを診ながら検聴でき必要かなと思ったのですが、意外と便利です。

部屋で夜間映画を見る事が多くなっているのでサラウンドの効果が楽しみです。