2016年10月30日日曜日

アンビエンステスト

完成したアンビエンスコントローラーをテストしました。
ヘッドフォンアンプに接続して確認、ディレイをかけると、まるで宇宙のようなサウンドです。
何だこりゃと思いつつ、原音とミックスバランスを変えてみると、途中で音が無く成ります。
つまり逆相になってるわけで、デジタルディレイ用PT2399は出力信号が逆相という事です。
そこで、アイテンドウの基盤に使用されているNE5532バッファーが前後に有るのですが、反転回路を使用しているので、前段だけに変更しました。
これで信号は反転してディレイに入力されるので出力は正転されて出力されます。
テストし直すと宇宙サウンドが消えて、ディレイが綺麗に掛かって聞こえます。
















さて、ヘッドフォンで聞いた音はディレイタイムを調整しながら、アンビエンスを掛けていくと、頭の中に出来ている音像が線状から膨らみのある音像に変化するのは分かりますが、決してバーチャルのように前から聞こえてくるようには変化しません。かといって、ディレイタイムを長くしたり、アンビエンスを多く掛けるとまさしく、教会、風呂で聞いている様に成ってしまいます。
程々に調整すると、シビアな頭の中の音像を違和感の無い音像に出来ます。
この事が、アンビエンス効果なのでしょうか?
ミュージシャンの間で長時間ヘッドフォンを使用していると疲れるが、ディレイを少し掛けると疲れないという事が、昔から知られていて使用されていた様です。
















前方から聞こえて来るように出来るというのは、やはり眉唾だったようです。
面白いと思ったのは、スピーカーで再生した時にディレイタイムを左右少しずらして、アンビエンスを掛けると、コンサートホールのように聞こえます。また、モノラルの音源はまるでステレオのように聞こえます。
病みつきになるかもしれません。それにしても、ディレイ用のIC、PT2399は安価で音質が良く、S/N比も抜群です。
時代の進歩とは正しくこのような事かも知れません。

2016年10月28日金曜日

リビングシステムのツイーターを交換

リビングのツイーターをTADのホーンに交換してみました。
















再生してみてびっくり!!
普段聞いている歌手の声が10歳位若返って聞こえる!
まさかそんな事ありえない!
他のCDを聞いてみた。全くの別人です!
















動揺する気持ちを落ち着かせて、CDプレーヤーを眺めると、ピッチ調整がいつの間にか+70に成っていました。これじゃ何を掛けても子供に成ります。
びっくりしたなー、もうー、と思っていると帰宅したハウスの子が、すごっく良い音と感想を述べました。IMGのHT30もテクニクス5HH17Gのように低歪で良いツイーターですが、線が細いです。それに対してTADは太いので、やはりベストマッチのようです。

2016年10月16日日曜日

アンビエンスコントローラー配線終了

内部配線が終了しました。
















メイン基盤は配線状、裏返しにしてあります。


動作テストは、後日に譲りますが、このエフェクターによって、アンビエンス効果、ディレイ、サラウンド、モノラル音声疑似ステレオと様々なエフェクト効果が期待されます。
動作実証は後程、報告します。

2016年10月15日土曜日

パラメトリックイコライザー

今の時代DSPが進歩して時代遅れになりましたが、アナログのパラメトリックEQを作り直しました。
ツインT型可変EQを使用しています。もう、30年も前に成りますが、当時、周波数を可変出来るイコライザーは高価で入手困難でした。そこで自作したのですがS/N比が悪く使用が困難でした。
















今では、OPアンプの進歩と共に手軽に半導体L回路を構成出来、S/Nの良い高音質のグラフィックEQも手軽に製作出来ます。
そこで、以前に製作したパラメトリックEQを新たにリファインしました。
















可変EQをツインT回路を採用しました。ハイインピーダンス入力のOPアンプが出来、実現可能になりました。回路も簡素化出来、高S/N比を実現出来ました。
















イコライジングもスムーズで様々な使用が出来そうです。





2016年10月10日月曜日

アンビエンスコントローラー3

基盤が完成しました。
















アイテンドウのディレイ基盤2枚とミキシング、差信号基盤です。
ミキシング回路には、NE5532、差信号にはSONY製CXA4558を使用しました。
















いよいよ配線です。

2016年10月8日土曜日

アンビエンスコントローラー2

当初、アンビエンスコントローラーはディレイをシングルで構成し、テクニクス方式を採用する予定でしたが、先日、ここで飲み会を開催した時、アンプ大会の先輩が当時、テクニクスで商品開発していた方を連れて来て頂き、様々な話を聞く中で、当時はBBD(バケットディレイ)高価だったのでシングルでしか使用しなかったと話していただきました。
大学生時代、友人が所有していましたが、風呂の中で聞いているようだったと言うのも頷けます。
しかし、当時からテクニクスはアンビエンスについて、スピーカーで聞く場合、部屋の残響音が左右夫々掛かる間接音に対し、ヘッドフォンの場合は直接音なので音像が頭の中に出来ると述べています。
つまり、ディレイはシングルでなく、デュアルでなくてはなりません。
しかも、人によって部屋の環境が違うので、ディレイタイムを新に設定できなくてはいけません。
















アイテンドウから発売されているカラオケ用エコー基盤を改造して使用する事にしました。
余計な部品を外しました。自分で基盤を作るよりも安価です。
















本来、このエフェクターを作る目的は、簡易型のエコーを作るのが目的でした。
お寺大会のテーマがヘッドフォンアンプになり、アンビエンスが浮かび上がりました。
そこで、デュアルディレイ、アンビエンス、サラウンドとモードを持たせました。
















これで、去年製作した小型ミキサーと併用してパーティー等で活躍が期待できます。
完成したら又、投稿します。