2008年7月22日火曜日
更に続き(暑いぞ熊谷)ParT3
中身はジャジャジャジャン!こんな感じ!
このパンは何?実は何を隠そう、ディレクターの吉田さん(誰?)の酔いに任せて買ってしまったパンなのです。このくそ暑い部屋に置きっぱなしによって、高アルコール醗酵じゃ無かった、高イースト醗酵によって袋が膨らんだ状態なのです。それをみんなに押し付けているので、意味も無く、台本と、大会記念バッジと一緒にとって見ました。
今回、司会の岡本孝子アナです。皆さん見た事有りませんか?テレビ東京12CHで午後のワイドショーレディス4で芝俊夫と司会をしていました。 この後ろ向きの左の男性が、先ほどのパンの持ち主です。
という訳で、今日やっと暑い熊谷から開放されて自宅でこのブログを作っています。
本当に皆様ご苦労さまでしたの一言です。
2008年7月20日日曜日
続き(暑いぞ熊谷)ParT2
2008年7月19日土曜日
イベントお仕事(暑いぞ熊谷)ParT1
2008年7月16日水曜日
ノイズに強い接続コード
写真に写っているのが、私のオーディオ機器に使用している接続ケーブルです。
金メッキのピンジャックに、ビーメックス(住友電工)の無酸素銅使用の2芯マイクケーブルを使用しています。2芯ケーブルを使用したのは、片側のみ外側のシールド被服をアースに接続して、音声電流は+と-はそれぞれ芯線を流し、外側のシールドには流さないようにするためです。このようにした理由は、外側のシールドはアンテナと同じでノイズを常に拾っています。通常のケーブルですと、このノイズを-側の音声電流と一緒に流してしまいます。シールドはあくまでもケースにアースするという考えから、片側のみピンジャックの-側に接続します。
接続方法としては、たとえばプリとメインを接続する時は、シールドを接続してある側をプリに、していない側をメインに接続します。こうする事によって、プリからメインにノイズが流れ込むのを防止します。
この発想はプロの世界で使われているバランス伝送に近いものです。また、普通のシールドケーフルは同軸構造になっていますが、2芯マイクケーブルですと内部は4本の線がスターカット状になっており外部からの磁気に対しても強くなっています。
2008年7月15日火曜日
嫁に来たMD
日ごろ仕事関係でお世話になっている方が、PAの現場で愛用していたのですが、調子が悪くなりディスクを読まなくなってしまいました。修理に出したところ、部品が無く修理不可能ということで私のところに嫁入りして来ました。ディスクを入れると読み込みエラーが出ます。これは制御部やコンバーターのトラブルではなさそうです。早速中を開けて、トランスポートを点検しました。レンズはクリーナーを使用しても駄目でしたので他に原因があるはずです。ディスクを何度か出し入れしてみるとどうもピックアップの動きがおかしい事に気づきました。早速掃除をして、ピックアップの調整をしてみました。どうも長い間、移動したことによってピックアップの調整が狂っていたようです。きちんとディスクを読み取り再生できるようになりました。
2008年7月14日月曜日
コンシュマーとプロ用の違い
今回、何故取り上げたかというと、放送業界や通信業界(NTT、有線)などでは当時の技術水準の最先端を行く機器が使われていました。今は、半導体やICの信頼性や性能が向上して一般の部品が使われていますが、当時は全てセレクト品でした。今で言う贅沢の限りを尽くさないと信頼性は得る事が出来なかったのです。このユニットは当時の価格で20万位しました。
このユニットは放送局や通信業界では、ごく普通に使用されていました。一般の方はタムラというとトランスメーカーと思われますが、このようなユニットも作っているのです。タムラのユニットは信頼性が高くメンテナンスにも長けています。最近は見かけなくなりましたが、以前は秋葉原の半導体屋にNTTの人がこのユニットを修理するため、古いパーツを求めて歩ている姿を見ました。最近までこの時代遅れのシステムを業界は使っていたのです。逆に言えばそれだけ故障知らずで信頼性が高かったのです。
見ての通りシリコンタイプでなく、ゲルマニュームトランジスターを使っています。
このアンプは、本来ラインアンプですが5W位の出力が出せます。当時このアンプを使用してスタジオのモニターアンプにしていました。その後シリコンタイプのユニットに変わった時、スタジオによく来ていたミュージシャンは前のアンプのほうが音が良かったと言うのです。何故なのか分からないですが、確かに音楽性があり表現力も有りました。近いうちにこのユニットでアンプを作ろうと思っています。
2008年7月10日木曜日
音源装置
私の音楽再生は、アナログ系はレコード、カセット、FM/AMチューナー、VTR、
デジタル系はDVD、CD、DAT、PCM録音等の2系統に分けられます。
この8つの再生系はアナログ系、デジタル系と映像系のマルチセレクターに接続されていて、どの機器からも簡単に再生、録音ダビングが出来るようになっています。
PCMプロセッサー、SONY、PCM501ES。
ハイサンプリング対応DAT、パイオニアD-HS5。
CDプレーヤー、SONY、X555ES。
VHS/DVDプレーヤー、SONY、RDR-VD60
PCM再生用(スーパーハイバンド、ベーターカム、β1s対応)テープデッキ、
FM/AMチューナー、トリオ、KTー990
これらの機器を再生、録音ダビングするマルチセレクターです。
上から、デジタル系、アナログ系、映像系分かれています。
デジタル系のセレクターには、高域に倍音成分を付加する回路が内臓されています。
FM音源のLSIを使用して付加しています。
(CDはサンプリング周波数で楽器などの倍音成分の再生周波数が決まってしまいます。しかしレコードは、かなり減衰してはいるものの100KHzまで録音されています。倍音成分についてはいろいろと話がありますが、人間の可聴帯域を越えた音がどう影響を与えるかは、はっきりしませんが、何か影響がありそうです。ちなみに昔のアンプには20kHz以上をあえてカットするハイカットスイッチが付いていました。これは今みたいに広帯域でスルーレートが高く無かったため、アンプで混変調が起きて音に濁りが発生するためです。今では必要なくなったようですが、この事は当時からレコードに可聴帯域以上の倍音が入っていた証拠です。)
映像系のセレクターには小型のモニターを内臓しています。
アナログ用ダイナミックエキスパンダーです。
これは、dBXの3バンドエキスパンダーにヒントを貰って製作しました。周波数可変型フィルターを採用したDNRでカセットのヒスノイズを低減して帯域を3バンドに分割中域はそのままで低域と高域のみエキスパンダーをかけてダイナミックレンジを改善しています。またハイブースト回路を設けてあるのでハイ落ちのカセットも改善できます。ハイブーストの周波数とレベルも調整できます。友人たちも音質がオープンデッキ並みになると評価してくれています。実際、業務用のオープンデッキDENONの86RGを2台持っていて、聞き比べでは、自画自賛ですが、かなりいい線いっていると思います。
このほかにパソコンを接続できるようになっています、映像は、RGB出力をダウンスキャンコンバーターでNTSC信号に変換、音声出力を接続して動画も鑑賞できます。
2008年7月9日水曜日
再生装置のご飯
私のオーディオ機器はノイズカットトランスとノイズフィルターを通ってから供給されています。
何故、ここまでこだわったのか、それはアンプ素子に厳選した音楽再生に優れた素子を使い、コンデンサーや抵抗にも気を使う。回路も出来るだけシンプルにすると、増幅素子や周辺パーツだけの問題では解決できない問題にぶつかるのです。それは電源です。オーディオ機器のコンセントの極性を差し替えると音が変わる事を知っていますか?この原因は、商用電源(コンセントの電気)は片側がアースされています。しかも、コンセントの電気には、電信柱に張られたケーブルを通って給電されます。つまり電信柱に張り巡らされたケーブルは巨大なアンテナです。様々な電波やADSL、IDSNなどのデジタルのイズ、その他につながっている工場や、家庭からのノイズが全て乗って来ます。このためそれぞれの機器のコンセントの極性があっていないと接続ケーブルの-つまりアース側に迷走電流が流れてノイズをオーディオ機器内に巻き散らすのです。プロが使っているバランス伝送であればノイズはアースだけに流れ、-側には流れません。しかし一般のオーディオ機器はアースと-側が一緒になっているアンバランス伝送なのです。 このノイズが音を濁らせ、様々な問題を引き起こします。
パワーアンプ用のノイズカットトランスです。
プリアンプやCDなどのデジタル機器、再生機器用の電源BOXです。
このBOXの中にはノイズカットトランスが3個使ってあります。CDなどのデジタル機器用、フォノイコライザーアンプ、プリアンプ、チャンネルデバイダー用、そのほかの機器用です。それぞれに更に1回路ずつノイズフィルターが使われています。 プロの世界ではこのことは大変シビアーなのです。接続する機器が沢山あるので、コンセントの極性を全てあわせます。こうしないと機器間に非常に大きな電位差が現れ感電事故が発生します。 それだけでは有りません。機器そのものに悪影響を及ぼします。
以前、PAの現場で、極性をあわせずにパワーアンプとイコライザーを接続したら、イコライザーから煙出てイコライザーが燃えてパーになったことがあります。 電源の極性はとても大事なのです。 ノイズカットトランスは、いわば絶縁トランスです。完全にアース側のラインを切り離します。 しかも、普通のノイズフィルターでは取りきれないコモンモードノイズも防ぎます。 これによって極性はなくなりコンセントを差し替えても音は変わりません。
仕事でオーケストラの収録があるとき、今は映像も必ずといっていいほど一緒に収録します。 この時は、UPSを改造した電源を持っていきます。これと同じものが各メーカーから出ています。 一度、コンセントのAC100Vを直流に変換、クオーツロックで50Hzの信号を作り増幅してもう一度、AC100Vを作り出すものです。代表的なものとして有名な信濃という電源が有ります。多くのレコーディングスタジオで使われていますが、とても高いのです。そこで私は、常時給電型のUPSを改造して使っています。2台使用して、映像と音声とに分けて使用します。これによって映像からのバズ音などを防ぎ、映像自体も解像度が上がります。
また、電源の都合で、PAと照明が一緒になることがあります。この時、照明を調光しているトライアックからのノイズが乗ってジーという音がスピーカーから出てしまいます。この電源ユニットをPA機器側の電源に入れると全く出なくなります。
2008年7月7日月曜日
レコードピックアップカートリッジ
再生系のチューニング
私は、どちらも使用しません。やはり、生音と自分の耳を頼りにチューニングします。
幸いにも局勤め時代に取った沢山のオープンテープ、PCMテープやDATの生録音テープがあります。
これらは、自分自身が現場でミキシングして取ったものなので、頭の中に実際の生音の記憶があります。これを頼りにチューニングします。
生録音でチューニングしたシステムとCDやレコードでチューニングしたシステムでは、再生音に違いがどう出るのでしょうか?
レコードやCDでチューニングすると果たしてどのような音でレコーディングされているか本来の音は分かりません。このため、自分自身の好みや、聞いたことの有る音を頼りにチューニングするしか有りません。ここで、音源再生が大きく違ってくるのです。
その点、生音であればそう大きく相違は出にくくなります。
昔から、自分の好きな歌手などがいたら、一度はコンサートを聴きにいって本物を確かめなさいと言います。
予断ですが、昔、イルカのファンがいつもジュークボックス(古いな)で聞いていて、ある日友人宅で聞いたら、イルカは実は女性だったとわかり大変驚いたというエピソードがあります。これは多分、レコードの回転数が遅かったのとスピーカーの音質が篭っていたため男性と勘違いしてしまったのでしょう。
笑い話ですが、こんなことにならないようにするためには、必ず本物の音を聞く事です
デンオンの業務用ポータブルオープンデッキ86RGです。2台保有しています。放送局なら必ず数台は持っています。当時は60万円もする代物でした。
生録音のテープを時々再生して再生系の音が変わっていないかチェックしています。
ヤマハC1の影響
このアンプもFET対象プシュプルの増幅段にバッファーを設けたシンプルな回路を採用してモジュール化したものです。このモジュールアンプでCR型イコライザーをはさみフォノイコライザーを構成しています。 なぜ、CR型イコライザーなのか?といいますと皆さんは、ヤマハの名器プリアンプC1を知っていますか?ヤマハがオーディオの世界にVFETを使用したパワーアンプB1とスピーカー1000Mを引っさげて殴りこみをしたセンセーショナルなデビューだったのです。このプリC1はCR型イコライザーを使用しており、対象プシュプルでオールFETだったのです。ヤマハのプリとマッキンのC22の音が忘れられず欲張ったのでした。
電源部はやはり別電源として、+電源と-電源を別のトランスで作り安定化電源を初段のアンプと次段のアンプにそれぞれ二段構成で採用しています。音量調整には東京光音のアッテネーターを採用、ヤマハの澄み切った音とマッキンのアンプのようなリアリティの有る音質です。
レコードプレーヤは、テクニクスを使っています。カートリッジは、かつて私が、雑誌FMファンにカートリッジ評論を投稿していた頃、メーカーから頂いたものです。今でも大事に使っています。
常用は、デンオンのDL103Dそして、テクニカのAT33Eです。
25年の若者
写真は電源部で、±電源の-と+それぞれ電源トランスを別々に使い安定化電源を二段構成にしています。
2番目の写真がモジュールアンプとアッテネーターの写真です。
音量調整のボリュームに東京光音のアッテネーターを使っています。このアッテネーターは、多段のローターリースイッチに抵抗を取り付けた構成になっています。放送局関係では当たり前のように使われています。音質の変化が少なく濁りのない音質です。
2008年7月5日土曜日
コンコルドでデビューした、チャンネルデバイダー
佐久間先生との出会い
初めて行った秋葉原でのコンサートの時、妻と息子(当時小5)と娘(小2)を連れて行きました。
子供たちも素晴らしい音に聞き入って、現在、息子(25才)の再生装置は、先生の影響を私以上に受けています。
DBシステムの括弧良さ
入力段からエミッターフォロワーまでは、エポキシ樹脂で固めてありモジュール化してあります。
これによって、熱安定化を図ります。
初期特性をいまだに維持し続けています。長い目で見るととても安価となります。
マークレビンソンへの憧れとマッキンへの思い
2008年7月3日木曜日
スピーカーシステム
全景です。
本体のアップです。御覧の様にリボンツイーターを中心にダイドーボイスの10cmフルレンジを4個、上下にフォステクス製の25cmウーハーが配置して有ります。擬似同軸(バーチカルツイン)にして有ります。しかも、中域と高域のスピーカーが後ろに引っ込んでいます。リニアフェイズに配置してあります。でも、この写真を見て、おや?と思った人はいますか?居たら手を上げてください(ジョーダンです。)気づいた方も居ると思いますが、良く見るとウーハーのセンターキャップへのボイスコイ導入線が4本あるのです。実はダブルボイスコイルなのです。フォステクスの市販品では有りません。特注品です。友人がここで設計をしていて、特別作ってもらったのです。音量を変えても低域の出方に変化が無く、音量を上げても腰砕けになりません。ガッツな力量の有る低音を再生してくれます。
一番下にあるスーパーローです。ユニットは、山水電気の4WaYの大型スピーカーシステム用にフォスターがOEMとして設計したものです。当時、山水電気はJBLの輸入代理店でもあり、自社の箱にJBLのユニットをいれたスピーカーも販売していました。このユニットもどこと無くJBLに風体がにています。山水電気に修理品として倉庫に寝ていたものを友人からせしめたのでした。今のスピーカーと違って振動系が軽いので能率も良く、良く伸びる重低音を再生してくれます。この経歴の変わったスピーカーをMOSFETのAクラスアンプ4台と4P55シングル真空アンプで駆動しています。以前使用していた、JBL、38cmウーハー2個とゴトウのホーンユニットを使用した3WaYとはかなり変わりましたが、とても気に入った一品です。
さて、写真ですが、友人が設計して試作した16cmフルレンジユニットです。見た目は、懐かしいアルテックの403Aフルレンジ、もしくはコーラルのFシリーズを思わせます。
背面を見ると明らかにONKYOとロゴがあります。アルテック等と同じ軽い振動形を持ち97dBの高効率を持ち合わせています。明るく癖の無い素直な音です。
TBのウーハーとタッグを組ませて、モニタースピーカーを製作中です。
出来ましたら、又ご報告します。