2008年7月7日月曜日

再生系のチューニング

皆さんはレコード派ですか?それともCD派?私は、どちらでも派です。どちらも平均的に聞いています。オーディオシステムのチューニングにはどちらのソースを使いますか?
私は、どちらも使用しません。やはり、生音と自分の耳を頼りにチューニングします。
幸いにも局勤め時代に取った沢山のオープンテープ、PCMテープやDATの生録音テープがあります。
これらは、自分自身が現場でミキシングして取ったものなので、頭の中に実際の生音の記憶があります。これを頼りにチューニングします。
生録音でチューニングしたシステムとCDやレコードでチューニングしたシステムでは、再生音に違いがどう出るのでしょうか?
レコードやCDでチューニングすると果たしてどのような音でレコーディングされているか本来の音は分かりません。このため、自分自身の好みや、聞いたことの有る音を頼りにチューニングするしか有りません。ここで、音源再生が大きく違ってくるのです。
その点、生音であればそう大きく相違は出にくくなります。
昔から、自分の好きな歌手などがいたら、一度はコンサートを聴きにいって本物を確かめなさいと言います。
予断ですが、昔、イルカのファンがいつもジュークボックス(古いな)で聞いていて、ある日友人宅で聞いたら、イルカは実は女性だったとわかり大変驚いたというエピソードがあります。これは多分、レコードの回転数が遅かったのとスピーカーの音質が篭っていたため男性と勘違いしてしまったのでしょう。
笑い話ですが、こんなことにならないようにするためには、必ず本物の音を聞く事です
デンオンの業務用ポータブルオープンデッキ86RGです。2台保有しています。放送局なら必ず数台は持っています。当時は60万円もする代物でした。
写真の一番下に写っているのが、PCMコンバーターです。これは、音声をPCM化して、そのコードを映像化してVTRに録画し、録音、再生をするものです。
写真は、DATとPCM録音を再生する時に使用する、ベーターのVTRデッキです。
今やベーターのデッキはなくなり、珍しい存在となりました、このデッキは、スーパーハイバンド対応のデッキで放送局のベーターカムと互換性があります。
3年前ソニーから部品が全てなくなると通達を受けて、フルオーバーホールしました。
DATは、パイオニア製でハイサンプリング対応の優れものです。
生録音のテープを時々再生して再生系の音が変わっていないかチェックしています。

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