2015年9月23日水曜日

小型PAスピーカーシステム

今まで、小パーティや広さが教室クラスの音響に使用するスピーカーに苦労して来ました。
現在、私が所有しているスピーカーで小さい物は、ウーハーサイズが38cmです。
PA用なのでそれなりのパワーを入れないと、低域が延びてきません。
満足な低域が得られるまで音量を上げると、会場にそぐわない音量に成ってしまいます。
そうかといって、オーディオ用を使用したのでは再生音量に限界があります。
そこで、今回、新たにPA用スピーカーを製作することにしました。











中高域はショートホーン付きでユニットはパイオニア(TAD)のセラミックコーンを採用した10cm
フルレンジを2個使用しました。











使用帯域は、100Hzからです。また、最大入力は60W有り効率も95dB有るので使い勝手も良さそうです。
さてウーハーですが、使用する箱が比較的小さいのでかなり迷いました。











当初は、オークションで落札したセレッションのLINE6用の30cmウーハーを使用する予定でした。
しかし、元々ギターアンプ用のフルレンジなので、100Hzからしか低域が再生できません。
使用をあきらめました。











そこで、コイズミ無線から探し、GRSの12PR-8が適材と思いました。














このウーハー、ポリプロピレンコーンでゴムエッジです。
F0が35Hz、100Wの耐入力が有ります。
エッジの材質からも比較的小型の箱で行けそうです。
ユニットが届き次第、製作に掛かります。
また、報告いたします。




2015年9月19日土曜日

DAT

友人からSONYのポータブルDATを借りました。
DATの生テープが大量に残っているので、収録に使用したいと思いました。











20年近く前の製品ですが、テストを兼ねて再生を行いました。
動作的には問題無いようです。











私の部屋では普段はパイオニアのハイサンプリングDATを使用しています。
ビデオテープを使用したPCM方式の録音機が出てきて、音楽業界ではオープンテープが
一般だったのですが、軽量小型化されました。
PCM方式は録音媒体がビデオデッキを使うため、アナログの部分があったのですが、
DATが開発されてからオールデジタルに成りました。
音質の面では賛否両論が有りますが、CDとサンプリング周波数も同等でそのままデジタルダビングが出来ます。
このため、業界では一世を風靡しました。
ただしやはり、録音メディアがオープン時代と同じく、テープで有る事には変わり無く、CDの様に
頭出しが即出来ません。
最近は半導体メモリーを録音メディアとした録音機が続々出現して殆ど使用されなくなりました。
しかし、最近は、レコードの良さを再認識、そして、アナログのオープンやカセット、PCM、
デジタルのDAT様々なソースを再生してみるとオーディオの歴史を垣間見ると共に改めて
どのメディアでも音楽が楽しめる(一番重要な事)事を再認識しました。