2014年10月25日土曜日

MP3プレーヤーそのそのその後。

トラブル続きのMP3プレーヤー、アイテンドウから3台目を送ってもらいました。
なんと3代目ならぬ3台目ですぞ!
まともに使えるようになるまで、難題?失礼、何台必要なの?
前日、送ってきたユニットに交換、とりあえずは、何とか動いている。
今日は学園祭の仕事で、BGM再生用に使ってみる。


今日は、朝10時~16時まで連続で動かした。
問題無いようだ。
後はメモリーの差し替えで問題でなければOKだ。









2014年10月23日木曜日

MP3プレーヤーまたもや!

やっと実用化に漕ぎ着けたプロトタイプ。











プレーヤー本体に搭載されているレギュレーターは、500mAしか給電能力が無く放熱板が無い事から、HDDを使用できるよ
うに、USB用にレギュレーターを別設置しました。














更にUSBコネクター基盤へ接続されていたコネクターが接触不良で、ケーブルに触れるとUSBメモリーとの通信が中断する症状が出たので、コネクターを外し直接繋ぎました。











エキスパンダー基盤も使用していた2.2μFのコンデンサーをニチコンオーディオ用10μFに全て交換しました。
ゲイン調整用VRも仮付けから半固定VRに変更しました。

高レベル録音を再生した時、高域エキスパンダーを掛けると高域が不自然に成り、喧しく成ってしまう症状が出てきます。
そこで、高域用エキスパンダーNE570の動作について検証した処、出力を調整するのでは無く、エキスパンダーゲインセルの入力レベルを調整する事が良い事が分かりました。

これで、万全を期しました。再生音は裏切ること無く、重低音が再生出来、高域も軽やか、思わずやった!どうだ!と小躍りして、別のUSBメモリーに差し替えました。
あれー、メモリーを認識しない!あちゃーまたかよ!電源入れ直そうが、何をしようが表示はNODISK、アイテンドウさん、お願い致しますよ、ここまで来てこの仕打ちですか!
続きはまた!








2014年10月16日木曜日

MP3プレーヤーその後

何度も試聴を繰り返す内に不満が生じてきました。
それは、原音のCDと聞き比べると低域レンジが狭いように感じて来たからです。
前回、アイテンドウのMP3プレーヤー本体のトラブルが有った時、このプレーヤーについて
製作された方の記事が無いかとネット検索をしたところ、(トラブルシューター)と言うブログに
たどり着きました。
http://htanaka.blogzine.jp/namahage/2014/08/aitendomp3_acdf.html#comments
筆者は、おもちゃ病院をされていて、おもちゃ修理をされているようです。
この方のブログに助言をお願いしたところメールを頂ました。
更に出力に1μFのコンデンサーと1KΩの抵抗(アイテンドウには回路図が無い)が有る事も記述されていました。
当初、テストした時、直接アンプ(入力は100KΩ)に接続して試聴したので分から無かった訳です。
今回、回路ではエキスパンダーが有り、入力は10KΩです。
そこで、コンデンサーと抵抗を外して直接接続、トランス側に3.3μFコンデンサーを挿入しました。











再生してみると全体の音量も更に上がって、低域はかなり低い方まで伸びています。
エキスパンダーも重低音に効果が出て、思わずうなずいてしまいました。
高域エキスパンダーが音源によっては効果が出過ぎるので調整出来るようにしました。
(ケース内部VRは出力アンプゲイン調整)











将来は、USBメモリーに5Vを供給しているレギュレーターが500mAなので、1Aタイプに交換
してHDDも接続出来るようにする予定です。














2014年10月12日日曜日

連休の初日、製作を暖めていたMP3プレーヤーを製作しました。
当初は、USBメモリーを認識しないトラブルが発生、製作意欲を欠いていましたが、アイテンドウの迅速な対処によって、不良交換して頂、完成に漕ぎ着けました。
低域と高域のアタック音を改善させるエキスパンダー搭載です。
音作りとして、タムラ製トランスでMP3プレーヤー出力を受けます。
ダイナミックエキスパンダーは、アナログ式でNE570を採用しています。
このICはコンパンダー部が電流制御なのでOPアンプでIV変換しています。
つまり、反転出力に成るので、このまま原音と合成すると打ち消し合う部分が生じてしまいます。
そこで、トランスの巻線回路を利用して正転、反転出力を作り、正転を原音、反転をエキスパンダーに使用しました。
その後、TI製の4558(セラミックタイプ)で合成し出力にします。
出力はフォンジャック、MP3プレーヤー本体の音をチェックするスイッチも搭載しました。
最初、音を出した時は、高録音レベルソースは、エキスパンダーが効き過ぎて爆音に成ってしまいました。
エキスパンダーレベルを調整、これなら文句無しと言う処まで追い込みました。
操作系スイッチも大型にしたので、抜群です。
デジタルオーディオは、SONYが開発したPCM録音から、CD、MDと付き合って来ましたが、メディアプレーヤー等には、全く興味を持っていませんでした。
それは、音質に疑問を抱いていたからです。
しかし、今回、MP3プレーヤーの製作をして、手を加える事によって、コピーした元のCDと聞き比べ、不満に感じていたアタック音も改善され、とうとう、メディアプレーヤーもここまで来たかと、改めて見直しました。

2014年10月9日木曜日

MP3プレーヤーその後

制作に望んだMP3プレーやですが、USBメモリーを読み込ま無いトラブルが発生、困ってしまいました。USBメモリーのファイル形式を変えても何をしても認識しません。
このUSBメモリーを他のパソコンやMP3プレーヤーで再生すると問題無い事から、どうやら本体の不良のようです。
販売元のアイテンドウへ連絡、その諭旨を伝えたところ、快く不良交換に応じてくれました。
交換品到着後、早速、組み立てテスト、問題なく動作しました。
連続動作すると、DAコンバーターチップがかなり熱くなります。そこで、放熱を付けました。











コピーしたCDと聞き比べると圧縮しているからでしょうか、
やはり、低域や高域のダイナミックレンジが狭く感じられます。
そこで、ダイナミックレンジ改善用のエキスパンダーを制作しました。











MP3プレーヤー出力をトランスで受け、エキスパンダー用とダイレクトの出力を作ります。
低域と高域に分けて夫々エキスパンダーに入力、出力を最終的に混ぜます。











流石にMP3プレーヤーの動作ボタンが小さいので大きいボタンに交換します。
ケース、他の部品も揃い、組み立てのみです。