連休の初日、製作を暖めていたMP3プレーヤーを製作しました。
当初は、USBメモリーを認識しないトラブルが発生、製作意欲を欠いていましたが、アイテンドウの迅速な対処によって、不良交換して頂、完成に漕ぎ着けました。
低域と高域のアタック音を改善させるエキスパンダー搭載です。
音作りとして、タムラ製トランスでMP3プレーヤー出力を受けます。
ダイナミックエキスパンダーは、アナログ式でNE570を採用しています。
このICはコンパンダー部が電流制御なのでOPアンプでIV変換しています。
つまり、反転出力に成るので、このまま原音と合成すると打ち消し合う部分が生じてしまいます。
そこで、トランスの巻線回路を利用して正転、反転出力を作り、正転を原音、反転をエキスパンダーに使用しました。
その後、TI製の4558(セラミックタイプ)で合成し出力にします。
出力はフォンジャック、MP3プレーヤー本体の音をチェックするスイッチも搭載しました。
最初、音を出した時は、高録音レベルソースは、エキスパンダーが効き過ぎて爆音に成ってしまいました。
エキスパンダーレベルを調整、これなら文句無しと言う処まで追い込みました。
操作系スイッチも大型にしたので、抜群です。
デジタルオーディオは、SONYが開発したPCM録音から、CD、MDと付き合って来ましたが、メディアプレーヤー等には、全く興味を持っていませんでした。
それは、音質に疑問を抱いていたからです。
しかし、今回、MP3プレーヤーの製作をして、手を加える事によって、コピーした元のCDと聞き比べ、不満に感じていたアタック音も改善され、とうとう、メディアプレーヤーもここまで来たかと、改めて見直しました。
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