良く見てみると何の変哲も無い配線ですが、電源コンデンサーが当時では珍しい33000uF(工業用)の大容量を使用しているのでラッシュ電源を防ぐためのアブソーブ抵抗(コンデンサーや整流ダイオードのダメージを防ぐ)を施していたり、整流ダイオードのスイッチングノイズを吸収する、コンデンサーと抵抗が見られます。このような一寸した気配りがこの子達の長生きに継っているのです
2013年1月24日木曜日
2013年1月13日日曜日
電源アブソーバー
電源盤は700VA絶縁トランスを中心にデジタル系(CD、MD、PCM)200VA絶縁トランスの2構成に成っています。又、各コンセントにノイズフィルターが内蔵されています。その他にパワーアンプ系は1KVA絶縁トランスを経由しているため、この電源盤からパワーリレーを制御して電源をON/OFFしています。やはりこれら機器のためには何とかラッシュカレントを防げないかと思っていました。そこで今回採用したのは、トランスのタムラがトロイダルトランスカレントラッシュを防ぐために出していたアブソーバーです。これは、トロイダルトランスがトランスとしては給電能力が高い面、電源投入時、ラッシュカレントが大きく、例えば通常100VAトランスの場合、使用されるヒューズは1Aですが、トロイダルトランスの場合ヒューズが飛んでしまいます。そこで、ラッシュカレントを抑える方法として、投入時に5Ω位の抵抗を入れてラッシュを吸収させます。その後、抵抗をスルーさせて本来の電源を給電するのです。このアブソーバーを入れたことによって、電流計が振り切れる事も無くなりました。この事は接続されている機器にも良いことで安心して使用できます。
2013年1月10日木曜日
充電器
2013年1月9日水曜日
お寺大会 冬期
今回は出力トランスを使用したトランジスターパワーアンプの競作です。出力トランスを使用したパワーアンプはその昔は全盛であり、ごく当たり前でした。OTL(アウトプットトランスレス)方式やOCL(アウトプットコンデンサーレス)方式の出現によってトランス方式は影を潜めました。現在では大量のスピーカーを駆動する必要がある場所(デパート、遊園地、ホテル等)のみで使用されています。今回は敢えてこの方式に挑戦です。
ご覧のようにまたまた強豪が17台も集合です。私、ラスカルは41年前に製作された、昭和46年製のアンプユニットを改造して挑戦しました。このユニットは、放送局やNTT(旧電電公社)が採用していた、音声増幅用のラインアンプです。全て今では、入手困難なゲルマニュームトランジスターで構成されています。果たしてこんな古いものが動くのか?この頃のプロ用機器は現在のように優れた部品が入手出来なかったので、トランジスター1本にしても100本~1000本からのセレクト品が使用されています。確かに当時、1台10万~15万円(昭和46年価格です)位しました。大変高価ですが超寿命で、10年~15年は現役で使用されていました。私が放送局入社当時、機器の更新があって頂いたものです。ラインアンプなのでスピーカーを鳴らせませんが、内部の定数を変更、実用にこぎつけました。コンデンサーは10年前に交換していましたが、音は出した事がありませんでした。
2013年1月7日月曜日
簡易型アッテネーター
今年、2つ目の工作です。今年、最初に作ったネットワークを製作、試聴したときパワーアンプのボリュウムの調整がシビアーで使いにくかったので、このような時に使用出来るアッテネーターを作ってみました。
使用したボリュームは東京光音のコレクトボリュームです。
クリック付きで回した時のフィーリングも結構良いです。
今年初めての工作
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくおねがい致します。
さて、今年最初の工作です。
かなり前に部品を紹介していた2Way、3Way、ネットワークの制作です。低域、中域、高域それぞれに出力メーター付きで、低域はフルスケールで300W、中域は200W、高域は200Wです。
やっと、1年越しで完成しました。低域は100Hz、中域は100~600Hz、高域は600Hz又は100Hzと選べます。また中高域のみ入力を切り替えられ、バイアンプ駆動可能です。
中域高域それぞれ、位相反転スイッチ付きです。
高域のアッテネーターはラックスのトランス式を使用しています。
音質は普段マルチアンプで鳴らしているこのスピーカーが元気の良い音で鳴るのでちょっと驚きました。今回、駆動用に使ったパワーアンプは、出力50W×3CHのアンプなので、バイアンプもできます。バイアンプにするとマルチアンプとは違った、落ち着いた音になります。近々、仕事で使っている。大型3Wayを鳴らしてみる予定です。
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