メインスピーカーでは、深夜聞くには、低域が延び過ぎ、どんなに音量を絞っても、近隣に迷惑を掛けてしまいます。又、余りにも音量を絞り過ぎると、試聴の音量から逸脱してしまいます。
そこで、100Hz以下をブーストするパッシブタイプのフィルターを製作してみました。
パワーアンプの入力に接続します。
部品は、10KΩの抵抗4本と0.15μFのフィルムコンデンサー2本です。
仕組みは、お分かりと思いますが、0.15μFコンデンサーと10KΩの抵抗を直列に接続したものを使用して、10KΩの減衰抵抗でローパスフィルターを形成します。100Hzから下が3dBのブーストに成ります。この減衰抵抗を20KΩにすると6dBのブースとと成ります。
10KΩと20KΩの二つを付けて聞き比べられるようにして見ました。
こんな簡単な回路ですが、小音量でも低域とのバランスが良くなりました。