今回は、今月末に行われる、手作りアンプ研究会(お寺冬大会)に出展する、アンプを製作しています。今回の大会テーマは、乾電池駆動アンプです。
手っ取り早い乾電池駆動アンプは、ICを使用したアンプです。
普通のアナログICやデジタルICどちらもあります。
しかし、そのまま使用したのでは、面白くないので、何か違う方法は無いかと考えました。
何気なく部品を見ている内に思いついたのが、出力トランスを使用した並列給電型アンプです。
昔、入手したマッチングトランスがあり、一次側は16Ωのタップがありますが中点から分けられるので、
8Ωのダブルになります。二次側は6Ωです。
この一次側にアンプを2台接続して並列給電します。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEja655sg9wSNCZ0saXjGUa5hj5GgcF4z6N5LjcIwRziMLcjCXHpds8pRNCm6SYWcVd9LiTJJFSMGN_sBEQeW4M4opgch8dEVryQiu0V12dnmVSWxW4f3WXxBNYQ_67IJ0HiDdio0bbkiY9_/s200/TS3P0007.JPG)
アンプ部は小型に組めて、外部部品の少ないフィリップス社のTDA7056Bを使用します。
BTLアンプのため単電源でも出力コンデンサーが必要なくOCLに出来ます。
また、音質も中々のものです。
電源には水素ニッケル電池を使用するので、バッテリーチェックと出力レベルを兼ねてメーターをつけました。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhtDx2n6h4ptrSr5fOyQqiSOSVyI7KGlacGoRDnJCqyUuvToldE_hTFnhy0GoRqmuc9I6i4ZjMn2cSnV2fPIFIM50N9gPw-mKIQwAjPzXPEyFSBeQrdRJvDQlQPfOd9G8aGl0KOBCGeDXxo/s200/TS3P0011.JPG)
今回は、バッテリーを充電するための充電器も作ることにしました。9Vタイプの水素ニッケル電池を3個、単三ニッケル水素電池8本を2パック充電することが出来ます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjkwBB3pFEqQsMKOI6r9Yaoa4d5id7tSRNeQ_94jfP1m-s_HoiuDZvkQeSpLmeemZ86ADP_-JvC5pu43INfDlhyphenhyphennDHdP406uHNXhlv-UAyJ3Ky2pNZluvnLfXrmkNkthNWRhgkWEMYxL-0I/s200/TS3P0009.JPG)
各、充電電流、電圧を切り替えて、見ることが出来ます。
また、各電池の放電テストが出来ます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjScpXhlz-np59MADMd5kG5OdHiVsnfPwtDEgkcNwXXR4rB9GnFyRUk8dmUl3xQX6vN_IHkONaHqv2YBNVLBA1fpJLSqktaLqZv4zac6giRjLTw9SNsE4qlAqCJt_8Zih5Y2WsJaqjRAaTb/s200/TS3P0008.JPG)