2番目の写真がモジュールアンプとアッテネーターの写真です。
音量調整のボリュームに東京光音のアッテネーターを使っています。このアッテネーターは、多段のローターリースイッチに抵抗を取り付けた構成になっています。放送局関係では当たり前のように使われています。音質の変化が少なく濁りのない音質です。
マークレビンソンのアンプは、私が大学時代にすでに存在しDCアンプだったのです。そして独自のモジュールアンプを採用しています。これはディスクリートで組んだOPアンプのようなものです。この頃、金田先生がDCアンプを発表され、DCドリフトを如何に半導体の選別と熱結合で解決するか大きな問題であると話されています。マークのアンプは、選別された半導体をモジュール化することによって熱安定度を高くし、高音質を狙うとても画期的でした。当初はバウアーという技術者が設計製作したバウアーモジュールを採用していましたが、途中からマークオリジナルのモジュールに変更されています。話はそれますが、私たち音楽業界で有名なニーブのミキシングコンソール(ミキサー)は、初段のアンプにデネセン社のモジュールが採用されています。このモジュールアンプは素晴らしい音がします。
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