2025年10月15日水曜日

VLCでアップコンバーター

 CDの再生は、タスカムCD01Uの光出力を使用して、














(光-USB)変換キャプチャーに接続して、NET専用PCへ送りSSDACで再生しています。









その時、VLCを起動して48bitにアップコンバートしてSSDACへ送ります。














メディアプレーヤーと比較すると明らかに違いが判ります。













再生系が良くなると、音質だけでなく、この時代にこのような録音がされていたのかと感心したり、アーティストが、発表した曲の年代で、レコーディングバランスの違いが、良くわかり、この曲の頃は、スタジオモニターは、アルテックが主流だったなとか、この曲は多分、TAD以降のモニターだろうなとか、ミキサーの感性等も判る様になります。


2025年10月13日月曜日

家電の音声コントロール

 自宅では10年程前から音声認識端末(アレクサ)で家電の制御をしています。









大きく分けて、全ての照明、パソコン、映像機器、オーディオ機器、暖房機器、エアコン等です。









又、音声制御端末には、全ての機器と連携を持たせたり、時間によって制御出来ます。









現在は、音声と時間に依る制御が主ですが、プログラムによって、様々な条件で、制御が可能です。














更に、スマートフォン、タブレットからネットを通じて、外出先からモニターリング、制御が出来ます。













家電のスイッチに触らなくても、制御出来、大変便利ですが、ネットダウンをしてしまうと全てが制御できなくなる事を踏まえて、エマージェンシー対策は必要です。

2025年10月8日水曜日

インターネット整備2

 HUBの交換、WiFi送信機を独立した事で、アクセス速度が、改善されたインターネット回線ですが、今回は、HUBとWiFi送信機2台の電源を見直しました。

オーディオ機器と映像機器の電源ラインは、ノイズレスアイソレーショントランスとノイズフィルターで、アースの切り離しと低ノイズ化を図っていますが、インターネット機器の電源は通常のコンセントから給電しています。

そこで、専用のアイソレーショントランスとノイズフィルターを増設しました。









既にLANはルーター以降、アイソレーショントランスを経由しています。

これによって、パソコンを含む、インターネットに接続されている機器は全て、アイソレーションされます。














ネットの速度は、変わっていないと思いますが、Amazonmusic等のサブスク再生は、明らかに効果は有り、音質は以前より静寂と滑らかさが増して、更にCD再生へ近づいたと思います。


2025年10月2日木曜日

レコード再生CR型イコライザーアンプ

音楽再生装置の整備を最初にした、レコード再生CR型イコライザーアンプのMC用ヘッドトランスをタムラトランス600:10KΩを使用していましたが、600:60KΩに交換しました。









これにより、昇圧比が10dBから20dBに上がったので、初段アンプゲインを60dBから40dBに下げました。

これによって、イコライザーアンプの入力マージンは20dB上がった事に成ります。














CR型EQ素子後、2段目のアンプは20dB、出力トランスのドライブアンプは20dB
有るので、後段40dBとなります。
結果トランス(20)初段アンプ(40)CR型EQ素子(ー20)2段アンプ(20)出力アンプ(20)で、トータルゲインは60dBに成りました。
聴感上の音質変化より、クラシックの様なレベルの低い音源時、明らかにS/N比が改善しているのが判ります。

2025年9月29日月曜日

OCLアンプ改修

 完成度の高さに満足していますが、NF回路と初段に入っている電解コンデンサー(オーディオ用)がやはり気になります。

そこで、初段用をフィルムコンデンサーにNF回路をハーメチックタイプタンタル(ニチコンスプラーグ)に交換しました。









本体の価格から考えると、部品の価格は、とてつもない金額に成ってしまいましたが、アンプ回路がシンプルなだけに部品の性能が、顕著に現れています。














フィルムコンデンサーとタンタルコンデンサーの曖昧さの無い、フォーカスの取れた音質は、やはり、オーディオ用と言っても、電解コンデンサーには無理なようです。

2025年9月26日金曜日

OCLパワーアンプ補足

 OCLパワーアンプを聴き続けていて、気に成った事が出て来ました。

かなり小さな音の時に歪感を感じます。

オシロスコープで、観察した時は、気が付かなかったのですが、クロス歪が有るのかも知れません。

そこで、回路図を見ながら、検討してみました。









次段ドライバーTR(Q5,Q6)の±電源22Ω(R23、R24、R25、R26)を10Ωに変更して、ダーリントン出力段のアイドリング電流を上げました。

更にアンプのゲインが大きいので、470Ω(R9,R10)を2KΩに変更して下げました。

NF抵抗に進工業プレート抵抗を使用してみました。

効果は絶大で小音量時の歪感は全く無くなりました。

これで、モニター2の中高域アンプとして、4P55真空管アンプと、肩を並べて使用出来るように成りました。


2025年9月25日木曜日

OCLパワーアンプ音出し

 完成したOCLパワーアンプの音出しを行いました。









このアンプは、2WaYマルチ駆動、モニター2の中高域を鳴らすのに製作しました。

普段は4P55送信管シングルアンプで鳴らしています。









ちなみに低域用パワーアンプは金田式DCアンプです。









手前のスピーカーがモニター2です。

友人作、アルミボビン、エッジワイズ巻き16㎝ウーハーと同じく友人作の16㎝ダブルコーンフルレンジの密閉型スピーカーです。












ユニットの能率が、ウーハー90dBに対して、フルレンジは97dB有り、しかも、クロスオーバーが100Hzと、ネットワークでは、かなり難しいので、マルチアンプ駆動にしました。










音は、真空管4P55アンプに比べて、遜色無く、少し華やかになりますが、良い言い方をすれば、モニター2がモニタースピーカーらしい音に成ります。

中高域再生として、使用しているからかも、知れませんが、過去にオーディオメーカーが良く採用していたOCL回路、しかも純コンプリです。

勿論、今回、コンデンサー、抵抗等、オーディオ用を使用しましたが、多分、この中華アンプ基板のキット価格を考慮したら驚くと思います。

特にアンプのDC化は、信号経路のコンデンサー存在を除外する事が主な理由ですが、オーディオ用コンデンサーの性能進歩によって、意味合いが変わってきている様に思います。