北野式チャンネルデバイダーの製作で、その評価をするために使用したモニター2ですが、
常に低域は、半導体DCアンプ、そして中高域は、6P1Pパラプッシュ3結アンプもしくはMOSFETパラプッシュDCアンプを使用してきました
今まで、低域を真空管を使用した事は有りませんでした。
100Hz以下ですから、関係ないと思ってきたからです。
しかし、今回興味本位で真空管アンプを使用してみました。
右側が今回試しに使用した、佐久間式6AQ5プッシュアンプです。
いつもは、写真の半導体DCアンプでモニター2のウーファーをドライブしています。
真空管アンプでドライブして、気づいた事が有りました。
これはDFが関与しているので何とも言えませんが、低域の量感が圧倒的に違います。
確かにDCアンプは歯切れ良く重低域まで再生します。
しかし、真空管アンプでは、量感が圧倒的に違います。
それは、鈍重な低域ではなく、打楽器やベースが、本来の音に近い再生音です。
楽器を嗜んだ方にしか、判らないかもしれませんが、のびのびと鳴るのです。
又、出力もDCアンプは20W+20W、真空管は10W+10Wと半分しかありません。
今では、デジタルアンプも出現して驚くほどの高能率でハイパワーが実現しています。
しかし、モニター2を小林SSDAC、北野式チャンデバ、真空管アンプで低域、中高域をドライブしてオーディオの進歩はどうなっているのかなと疑問が生まれました。
1 件のコメント:
低域も高域も同じ真空管で統一できたから、音質が揃って、バランスが良くなったのではないかと思います。私の経験では、低域を半導体にして、高域を真空管にして上手くいったためしがありませんでした(前坂)
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