かれこれ、30年前に成るでしょうか。
タムラの出力トランスを入手出来たことが、切っ掛けで真空管アンプを作ろうと思いました。
手元に6AQ5が有った事で当初は、パラプッシュにして20Wの出力を目指し、
高域用のホーンスコーカーを鳴らすことを考えていました。
しかし、マランツ7のようにバイアスを独立して調整出来ればと考えましたが、
真空管の入手の問題で結果は、シングルプッシュとしました。
佐久間先生の方式を採用して、入力トランスドライブ、SG(サプレッサーグリッド)を別電源を採用しました。
かなり昔のブログに製作が有ります。
10年前にレストランパブの友人に貸したら、パブのカラオケのパワーアンプに使われ
過負荷でトランスがリークして低域が出なくなりました。
確かにパブでは良く成ってましたが、無茶です。
この事で、タムラの出力トランス、真空管もエミゲンが進み出力も出なくなり、改修が必要になりました。
友人からアンプを引き取り、トランスを高額なタムラから、安価な秋葉原の東栄トランスに交換しました。
期待していませんでしたが、余りの音質の良さに驚いてしまいました。
現在は、真空管6AQ5をポーランドの軍用管テスラ―を入手、安定していて、高音質です。
最近作ったアンプはヒーターがヒートアップした時にプレート電源を付加する様にしています。
このアンプは30年前に製作したので最初から付加されています。
そこで、リレーを設けて、付加できるようにしました。
ここで驚いたのは、コンデンサーの保持電圧です。
3日、通電して無いのに、コンデンサーに触ったら、バチンと強く感電しました。
電圧を図ると200Vも有ります。
今回の事を踏まえて、ブリーダ―抵抗を設けて電源を切ると放電する様にしましたが、
迷っています。
それは、コンデンサーにある程度の電圧が残っていれば、頻繁な充放電を軽く出来、
劣化を防げるのではないかという事です。
しかし、コンデンサーに電源が残っていれば、真空管のヒーターが切れても、プレートやSGにも高電圧がかかっていることです。
これがダメージに成るのではと思います。
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