現在、モニター2の中高域フルレンジは、MOSFET、Aクラスアンプでドライブしています。
フルレンジは4Ωでアンプに直接接続しています。
この状態でもかなりなバランスと音質で鳴っています。
真空管で鳴らすと中々、魅力的な音質に成ります。
又、一日中、電源を入れっぱなしが多いので、消耗の有る真空管アンプは、その時に応じて使用することにしました。
そこで、Aクラスアンプに出力トランスを入れたらどうなるか、試してみました。
このトランスは8W、インピーダンスは1次側25Ω、2次側は4、8、16Ωのタップが
有ります。
ラージスピーカーの中高域のホーンもAクラスアンプに同じ山水のSTー65B(インピーダンスが違う)を使用していて音質はお墨付きです。
1次側はセンタータップ付きなのでこれを使用すると1/4に成り約6Ωなります。
アンプ側を6Ω、フルレンジ側を4Ωにして使用しました。
トランスのパワーレシオは8Wですが、伊藤君のフルレンジが能率97dB有り、全く問題有りません。
トランスがどのような効果をもたらすのか不思議ですが、このフルレンジ、少々、中低域にじゃじゃ馬の様な感じが有り、ロックの再生では魅力な部分なのですが、トランスを追加したら、単体で鳴らすより、特に声の低い女性ボーカルでは、このじゃじゃ馬が抑えられ、真空管で鳴らした時の様に音の輪郭が良く成り、自然な鳴り方に成りました。
正にアンプがスピーカーを上手にコントロールしている様な状態です。
山水のトランスは安価ですが、この様な使い方をすると素晴らしく馬鹿に出来ません。
0 件のコメント:
コメントを投稿