かなり前にオーディオテクニカのAT33Cが不注意から、レコードマットへ落下、レコード針を折ってしまう事が起きました。
修理以来としてメーカーへ問い合わせると(現在は、針交換と言う名目で、現行品を1万円引きで購入して頂く)と言う。
しかし、現行品は7万円程で値引きでも6万円、とてもじゃないけど、高過ぎます。
暫くお蔵入りになっていました。
久しぶりにオーディオの会のメンバー先輩方が新居移動でホーンシステムを構えたので試聴に来てくれ、カートリッジの事を話したら、骨接ぎならぬ針接ぎをしてくれると言ってくれたのです。
神にすがる思いで頼むと快く引き受けて頂き、針接ぎ終了と届けて下さいました。
カートリッジはご覧のように針が接続されています。
しかし手先が器用な私でもここまで、出来る自信は有りません。
さて、肝心の音ですが、テクニカ独自のガッツの有る中低域が復活しました。
デンオンの103は何でもそつなくこなすオールマイティですが、ジャズ、ボップス、ロックではテクニカに軍配が上がります。
先輩の高度な職人技には頭が下がります。
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