私の音楽鑑賞ソースは、レコードとCDが主ですが、最近はインターネットミュージックAmazonmusic等も聴きます。
クラシック、ジャズ、ポップス、ロック等、何でも聴きますが、最近のJPOPを聴いていて、思った事が有ります。
それは、ボーカルの歪です。
私の再生装置は、
1.{ラージモニター}マルチアンプ駆動4WaY(タンデム方式密閉箱、40㎝ウーハー4個+3WaYホーンスピーカー)
2.{モニター2}マルチアンプ駆動2WaY(フルレンジ+ウーハー)
3.{モニター1}小型2WaY(8㎝フルレンジ+リボンツイーター)
の3システムを曲種や時間で使い分けています。
ある日、モニター2で、Amazonmusicを再生したら、ボーカルがザラザラしていて、明らかに歪んでいます。
モニター2の高域用アンプを真空管(4P55送信管)アンプから、新しく製作したディスクリート構成トランジスターアンプに交換して聴き始めたばかりだったので、アンプのトラブルと思いました。
他に原因が有るかも知れないと思い、CDを再生してみると、再生音に異常は有りません。
CDは、CDトランスポート+(光~USB)変換+専用PC(48BitUPCON)+SSDACで再生しています。Amazonmusicは、専用PC内のアプリで再生しているので、CD再生に異常が無ければ、問題有りません。
そこで、もう一度、Amazonmusicを再生してみました。
歌謡曲やポップス等、全く歪んで聞こえません。
もう一度、最初に聴いたJPOPを聴くと間違えなくボーカルが歪んで聞こえます。
そこで、ホーンシステムのラージモニターで聴くと、やはり歪んで聞こるのですが、フルレンジを中高域に使用しているモニター2で再生すると顕著で、ザラザラ、ザスザスした音でボーカルが汚く聴こえます。
そこで、ネット検索をしたら、最近のJPOPは、わざとボーカルにディストーションをかけている事が多いと有りました。
現在、66歳の私でも、この曲、良くて、私好みと思う曲が、若い人のJPOPに有っても、ボーカルが汚く聞こえては、げんなりしてしまうし、聴き疲れして長時間聴けません。
音楽を製作している人達、ミキシングエンジニアの感性を疑ってしまいます、リスナーは何も思わないのでしょうか?
もし、若い人達が、このディストーションに慣れてしまったら、大変な事が起こると思って心配してしまいます。