バンド等の生楽器はマイクロフォンで拾いますが、ベースやキーボード等はミキサーに直接接続します。
しかし、バンドのステージからミキサーまで距離が有る時、長いケーブル、マルチケーブルで各楽器を纏めてミキサーまで引いたりします。
この時、ノイズが乗って来ないようにするため、バランス伝送が必須です。
ベースや電子楽器は通常、フォンジャックやピンジャックのアンバランス出力が殆どです。
そこで、アンバランス出力をキャノンコネクター仕様のバランス出力に変換します。
半導体やOPアンプを使用したアクティブタイプも有りますが、簡素化して、トラブルを少なくするためトランスを使用したパッシブタイプにしました。
ライントランスはキーボード、電子ドラムに山水STー75(10K:600Ω)、低域の厚みが必要なベース用はタムラTpAS10(10:600Ω)を使用しました。
又、キーボードと電子ドラムは、ステレオ出力なので、ライントランスを2個使用してモノラルに合成しています。
(この方法は、(故)佐久間先生がMJ誌にステレオ出力をモノに合成する時、抵抗で合成すると左右の干渉が起こり良くないが、トランスで合成すると干渉が起こらないと、発表されていた)
これで、ステージからミキサー席まで安心してケーブルを引くことが出来ます。

