2024年7月4日木曜日

ラージモニター用チャンネルデバイダーとオーディオパレットの製作

 現行のラージモニターのチャンネルデバイダーは、以前のシステムが高域を除いて、

全てコーンスピーカーで構成されていた時に製作したのを使用しています。

クロス周波数も100Hz、800Hzと同じです。


音質も良く不満は有りませんが、各レベル調整用アッテネーターを交換したら更に良く成るのではと思い製作する事にしました。

現行のは、レベル調整用のアッテネーターは松下特機製

測定機に使用されているものです。

普段はパスしていますが、音場調整用のGEQを内蔵しています。

しかし、全く使用していません。


そこで新たに製作を計画しました。

ケース、外観は完成して、後は基盤を製作、配線をするのみです。


各調整用に東京光音製のコレクトボリュームを採用しました。
フィルター部のバッファーアンプは、今までFET入力タイプを使用していましたが、トランジスター入力タイプのOPアンプでプロ仕様、キャンタイプを使用しました。
フィルターのコンデンサーはドイツ製ウイマーを使用して来ましたが、日本精機製ポリプロピレンを採用しました。

各出力レベルをモニター出来るVUメーター付きです。

今までのより、小型に成り内部の配線も短く成るので

音質にどう効果が出るか楽しみです。






さて、システムの再生音には満足していて、EQによる音の調整は全くと言って良いほど必要有りません。

しかし、過去にマークレビンソンがCeIIOから出した

オーディオパレットを使用した事が有り、とても面白い機器と思いました。

そこで、擬きを作ってみました。

実機はパラメトリックEQの様な構成になっていますが、

今回は、簡素化を考慮したので、周波数は50Hz、

250~500Hz、5KHz~10KHzを可変して加算できるようにしています。

通常のEQの様に大きく可変する必要はないので、最大+3dBです。


未だ外観のみで基盤は完成していないので、
完成したら、報告致します。



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