現行のラージモニターのチャンネルデバイダーは、以前のシステムが高域を除いて、
全てコーンスピーカーで構成されていた時に製作したのを使用しています。
クロス周波数も100Hz、800Hzと同じです。
音質も良く不満は有りませんが、各レベル調整用アッテネーターを交換したら更に良く成るのではと思い製作する事にしました。
現行のは、レベル調整用のアッテネーターは松下特機製
測定機に使用されているものです。
普段はパスしていますが、音場調整用のGEQを内蔵しています。
しかし、全く使用していません。
そこで新たに製作を計画しました。
ケース、外観は完成して、後は基盤を製作、配線をするのみです。
各調整用に東京光音製のコレクトボリュームを採用しました。
フィルター部のバッファーアンプは、今までFET入力タイプを使用していましたが、トランジスター入力タイプのOPアンプでプロ仕様、キャンタイプを使用しました。
フィルターのコンデンサーはドイツ製ウイマーを使用して来ましたが、日本精機製ポリプロピレンを採用しました。
各出力レベルをモニター出来るVUメーター付きです。
今までのより、小型に成り内部の配線も短く成るので
音質にどう効果が出るか楽しみです。
さて、システムの再生音には満足していて、EQによる音の調整は全くと言って良いほど必要有りません。
しかし、過去にマークレビンソンがCeIIOから出した
オーディオパレットを使用した事が有り、とても面白い機器と思いました。
そこで、擬きを作ってみました。
実機はパラメトリックEQの様な構成になっていますが、
今回は、簡素化を考慮したので、周波数は50Hz、
250~500Hz、5KHz~10KHzを可変して加算できるようにしています。
通常のEQの様に大きく可変する必要はないので、最大+3dBです。
完成したら、報告致します。
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