ラージモニターシステムは、メンテナンスが終了した、パワーアンプで鳴らしていますが、全てトランジスター製です。
20Hz~80Hzを再生している、MOSFETパラプッシュAクラスアンプは、そのまま使用して、80Hz~800Hzの中低域と800Hz以上の中高域を再生しているアンプを真空管で鳴らしたいと言う思いが有ります。
そこで、中低域は4極ビーム管6P1Pパラプッシュアンプを使用する事にしました。
そこで、入手しやすくリーズナブルな6BM8真空管を使用して製作しました。
東栄トランス製のオリエントコアーを使用した出力トランスを使用して、3結ロフチン接続としました。
配線の簡素化を図るためにアイテンドウから発売されている、真空管基板キットを使用しました。
又、電源トランスも安価だったのでアイテンドウから電源トランスを購入しました。
ほぼ、配線が終わり、電源を投入、ヒーター電源の電圧と+B電源の電圧を計っていて、大変な事が分かりました。
アイテンドウのサイトの資料によると、電源トランスから出ている線が、白が170V、黒が6.3V、青が6.3Vと書かれています。
処が、黒が170V、白と青が6.3Vだったのです。
危なく6BM8のヒーターに170Vを繋いでしまうところでした。
更にとんでもないことが続き、6BM8の内部結線図はボトムビュー(底から見る)で、
普段見慣れているICの接続図はトップビュー(上から見る)で、誤ってさかさまに結線してしまったのです。
全部ばらして、組み立て直しに成りました。
せめてもの救いは真空管用の基盤を使用した事で、配線の変更は思ったよりもすんなり出来ました。
各部の電圧も丁度良い電圧で、問題なく動作しました。
今日はここまでで、後程、ラージモニターシステムに繋いで聴いてみます。
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