2025年1月18日土曜日

モニター2の高域調整方法

 モニター2は、ウーハーの能率が90dB、フルレンジは97dBで、100Hzでクロスしています。マルチ駆動で高域は1/4減衰させてバランスを取っています。

躍動式ボリュームの音質劣化(特に高域)が明らかに成り、モニター2に使用している高域ボリュームを固定抵抗に置き換えてボリュームの排除を行いました。









歪感が無く成り、透明度が増して音質改善は明らかです。















手元にタムラのトランス、TPAS6Sが有り、7K:600Ω、巻き線比は4:1と成っています。
これをモニター2の高域アッテネーター代わりに使用出来ないか試してみました。














プリアンプの高域用、固定抵抗式アッテネーターをパスして、代わりにトランスで高域を減衰させます。
つまりトランス式アッテネーターです。














現在、高域用に4P55送信管シングルアンプを使用しています。
低域用は金田式DCアンプです。














高域、低域のバランスは固定式アッテネーターの時と同じバランスが取れました。
なんと言っても驚いたのは、やはり音質の変化です。
固定抵抗の時と同じく、歪感の無さと透明度は、そのままで、中高域の角が取れて耳当たりの良い音です。
比率さえ合えば、とても良い方法と思います。



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