2025年2月21日金曜日

オーディオシステムの整理Part2

 先回のブログにも書いた様にDAT、カセットデッキ等を友人に譲りました。

更に以前使用していた自作のチャンネルデバイダーを改造して、渡す事にしました。

このチャンネルデバイダーは、GEQ、低域用フェイズシフター等を内蔵していました。

不要なフェイズシフター等を省き、GEQは残し、チャンネルデバイダーのフィルター部分をMJ誌に発表した合成伝達関数1、ー12dBOctフィルターに変更しました。

電源部とアンプ基板の電解コンデンサーを全て交換、ノイズフィルターコイルを取り付けました。









更に佐久間式アンプの入力トランス(200Ω)をドライブするために内蔵したパワーOPアンプLM1887Nに放熱器を付けて、ミニパワーアンプとして、スピーカーを直接ドライブ出来るようにしました。

このLM1887NはDCアンプ構成にしてあり、8Ω負荷で2W+2Wの出力が出せます。オーディオシステムの中高域ホーンを鳴らしていた時期も有り、音質は言うまでも有りません。

現在では、ナショナルセミコンダクターがTIに吸収された時に生産終了となりました。

AB級動作で歪みも少なく、手軽にマルチアンプとして、高能率のホーンスピーカーを鳴らすには、S/N、音質共に良かったので、とても残念です。















本体の入力はA、Bの2系統有り、AはGEQ(スイッチでパス出来る)を経由してから、Bはダイレクトにセレクタースイッチに入り、音量調整のボリューム、チャンネルデバイダーに入ります。
低域、高域と出力され、ミニパワーアンプは、この高域とBの入力を選択出来、ミニパワーアンプ、高域用のマルチパワーアンプとして使用できます。
Aの入力はGEQ出力もされ、GEQとして使用出来ます。















木枠ケース入りで、末永く大切に使用して頂けると有難いです。




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