2025年7月18日金曜日

OCLアンプ基盤キット

ネットを見ていると、様々なアイテムや広告が表示ざれます。

最近、検索中に(AliExpress)という通販サイトの、やたら安価なアンプキットや完成品のディスカウント品が表示されます。

無視してきたのですが、パワーアンプ基板キットで、ちょっと目を引いた物が有りました。

(なんだ、結果的には見ているではないか!)と思われるでしょうが、

DCパワーアンプではなく、全段直結OCLパワーアンプですが、オールディスクリートで、ほぼ同じキットが、通販サイトのアイテンドウから発売されていて、本体価格が4、900円、このサイトでは送料込みで1,100円と破格でした。

もし、変なのだったらと思いましたが、駄目元で購入してみました。

発注してから1週間して届きました。









御覧の様に基盤も綺麗な出来で、問題なさそうです。

パワーTRも、今時珍しいメタルキャンのTO3で風格は良いです。

ただ、出力が50W以上出るという割には、放熱器が小さいし、付属してきたコンデンサーや抵抗が何故か小さいです。






写真の様にコンデンサーは上が付属の35V2200μF、下が国産のニチコン10V2200μFです。
容量が同じで、耐圧は25Vも高いのにサイズが殆ど変わらないのです。
抵抗も左が国産RM抵抗、右が付属の抵抗でリードがかなり細いです。
今回は、私のマルチシステムスピーカー(モニター2)の中高域(フルレンジ能率97dB)を鳴らすのに使うので出力は5Wも出れば良いのですが、あまりにもお粗末な部品です。














そこで、コンデンサーと抵抗は手持ちの物に交換して製作することにしました。

回路構成は純コンプリOCLで簡素で、昔の東芝製のパワーIC、TH9013Pを思い出します。

私も、高校生の頃、このICを使ってアンプを製作したことが有ります。

意外と良い音だった記憶が有ります。

出力は5Wという事で電源は±16Vにします。

この基板、左右対称の部品配置なので、電源部基板のみ別に作って、左右独立電源とします。

完成したら報告します。


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