OCLパワーアンプを聴き続けていて、気に成った事が出て来ました。
かなり小さな音の時に歪感を感じます。
オシロスコープで、観察した時は、気が付かなかったのですが、クロス歪が有るのかも知れません。
そこで、回路図を見ながら、検討してみました。
次段ドライバーTR(Q5,Q6)の±電源22Ω(R23、R24、R25、R26)を10Ωに変更して、ダーリントン出力段のアイドリング電流を上げました。
更にアンプのゲインが大きいので、470Ω(R9,R10)を1KΩに変更して下げました。
NF抵抗にプレート抵抗を使用してみました。
効果は絶大で小音量時の歪感は全く無くなりました。
これで、モニター2の中高域アンプとして、4P55真空管アンプと、肩を並べて使用出来るように成りました。
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