2025年10月2日木曜日

レコード再生CR型イコライザーアンプ

音楽再生装置の整備を最初にした、レコード再生CR型イコライザーアンプのMC用ヘッドトランスをタムラトランス600:10KΩを使用していましたが、600:60KΩに交換しました。









これにより、昇圧比が10dBから20dBに上がったので、初段アンプゲインを60dBから40dBに下げました。

これによって、イコライザーアンプの入力マージンは20dB上がった事に成ります。














CR型EQ素子後、2段目のアンプは20dB、出力トランスのドライブアンプは20dB
有るので、後段40dBとなります。
結果トランス(20)初段アンプ(40)CR型EQ素子(ー20)2段アンプ(20)出力アンプ(20)で、トータルゲインは60dBに成りました。
聴感上の音質変化より、クラシックの様なレベルの低い音源時、明らかにS/N比が改善しているのが判ります。