2021年3月22日月曜日

FMチューナーの製作

 もう、10年近くFM放送を聴いていません。

勿論FMチューナーは、持っていますが、何故か、聴かなくなっていました。








トリオのKT-990はサーボロック、パルスカウント方式を採用した名器です。

このチューナーの特徴は他にAM受信の時、ワイドバンドとナローバンドにフィルターを切り替える事が出来る事です。

現在では、パソコンやスイッチングACアダプタ等が周辺にあるため、ノイズの少ない受信が困難になってしまい、良好な受信が出来ませんが、20年くらい前は、ノイズもなく

信じられないかも知れませんが、ワイドバンドで受信するとFM波に音質も良かったのです。

実際、私は、AM放送局の送信機のメンテナンスを担当していた当時、休みの日は、このチューナーで、放送を聴いて放送の状態を検聴していました。

しかし、最近、電源を入れて聴いたら、AM放送は受信できますが、FM放送が故障と思われ、受信できなくなってました。

修理するにも、かなり困難と思われます。

そこで、FMチューナーを製作することにしました。












最近では、DSP方式のチューナー基板が格安で入手できます。
周波数ディスプレイ付きです。
動作させたら、FM東京とJWAVEが、20cm程の電線でノイズもなく良好に受信できました。
音質も思ったよりも良いです。
そこで、感度をげるためアンテナブースターを追加する事にしました。
ゲインは、30dB有ります。
ケースに入れて更にバッファー等を追加して仕上げる予定です。
又、報告します。



2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

この機種定番の故障だと思います。第二OSCのコイルに内蔵されているコンデンサが容量抜けで受信できなくなります。以下のURLを参考にされると修理可能かと思います。
https://bluess.cocolog-nifty.com/labo/2009/01/trio-kt-1000.html

ラスカル さんのコメント...

コメントありがとうございます。
返事が遅れてしまって、本当に申し訳ありません。
そうですか、チュナー、教えていただいた、サイトを参考に修理してみます。
つたないブログですが、見て頂いて有難うございます。