時間をかけて順番にコンデンサー交換をして来た、低域用パワーアンプですが、最後のドライブ基板のコンデンサー交換をしました。
終段MOSFETのバイアスに使用している電解コンデンサーをフィルムコンデンサーに交換しました。ドライブアンプのパスコンに使用していた、ハーメチックシールドタイプ銀タンタルコンデンサーは、測定の結果、劣化が認められなかったので、このまま使用する事にしました。
しかし、今考えてみると一生涯使う事を目標に作ったとはいえ、電解コンデンサーもこの頃では、まだ使用されることが少ない、オーディオ用でー45~+105℃タイプを使用して、更に小信号電源部には、銀タンタルコンデンサーと金額に糸目を付けて無かった事が
分かります。
DCアンプなので、動作チェックでDCドリフト調整が必要かと計ってみると、2台共、0・1mVと驚異的に安定していました。
又、誇りまみれのMOSFETを清掃していて、開発した日立製作所の初期型と分かりました。
TO3型のFETに日立のマークが刻印されています。
日立がオーディオブランドLO-Di時代に発表したパワーアンプHMA9500と同じ頃のMOSFETと思うと考え深い物が有ります。
パワーアンプのコンデンサー交換が全て終わり、現在、使用している真空管パワーアンプと
交換すれば、元のシステムに戻ります。
今日はここまで、数日中に交換します。
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