2024年9月1日日曜日

レコード再生用、MMカートリッジイコライザーアンプの製作、Part2

 友人から譲り受けた、パイオニア製リニアトラッキングレコードプレーヤーを使用するべく

イコライザーアンプを製作しました。












装着されているカートリッジはオーディオテクニカ製MMカートリッジです。

私が使用しているイコライザーアンプはMCカートリッジ専用なので、製作しました。












イコライザーアンプ基板は、当初、自作する予定でいたのですが、Amazonのサイトを見ていたら、イコライザー基板の完成品が格安で有ったのです。しかも、送料無料です。パーツショップに発注すれば、部品代、送料代で、倍以上の価格に成ります。

どの様な性能かも考えずに頼んでしまいました。

前プログに投稿したようにコンデンサー等を交換してしまいましたが、結果は良く出来ました。












基板が完成して試聴した時に少し低音が軽いように思えたので、低域を簡易的にブーストする回路を入れました。

60~80Hzを0~3dB程ブースト可変出来ます。

レベルメーターを付けたので、レベルメーターアンプを付けました。












AC電源内蔵で電源部には低ノイズで小型のACーDCコンバーターを内蔵しています。

AC電源使用なので、内部配線をきっちりしてシールドをしないとハムノイズが出るかと思いましたが、皆無で再生ボリュームを最大にしてもハムは聞こえませんでした。












通常使用しているMCカートリッジとイコライザーに比べると、リニアトラッキング方式、MMカートリッジとの違いも有るでしょうが、RIAA素子のNF型らしい明るい元気のある音です。低域ブースト回路も功を相してか、低域も良く出ていて、歯切れのよい音です。

Amazonのこのような商品は、時折動作不良が有ると言われますが、問題なく動作、手を加える事で素晴らしい出来に成りました。

フルオートプレーヤーなので、気軽にレコードを聴くにはとても便利です。




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