メンテナンスを終了したCR型レコードイコライザーですが、先日完成したNF型イコライザーを聴いていて、気が付いた事が有りました。
それは、CR型イコライザーの方がシンバルの音が少し賑やかで、シャリ付き感が有ります。
当初、カートリッジの癖、もしくは解像度の違いと思っていたのですが、CR型イコライザーには、ゲイン調整のアッテネーターが有ります。
これは、デンオンDL103やテクニカAT33等では出力は大きいのですが、他のメーカーでは、倍近く出力が低い事が有ります。
VUメーターのレベルの事も有り、調整できるようにしています。
もしやと思い、アッテネーターを最大にしてみるとシャリ付きが無くなり、落ち着いた音に成ります。
現在使用しているアッテネーターはアルプス電気製のディテントボリュームです。
そこで、この際なので、東京光音製のコレクトボリュームに交換する事にしました。
やはり、価格が20倍近く違うだけ有ります。
ディテントボリュームでは、絞り初めて1/3位から、特に高域の高い方に変化が微妙に現れ始めます。
やはり、にぎやかな感じになります。
コレクトボリュームでは、全く変化は分かりません。
しかし、今回、35年~40年経っている機器のメンテナンスと称していますが、パーツに糸目をつけずに価格度返しにするとこんな様に成るのだと、目の飛び出るような価格の放送機器や、レコーディング関係機器の経年変化考えると成程と思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿