2025年3月19日水曜日

LANターミネーター

 LANのアイソレーションによって、音質と画像の改善が認められました。

そこで、HUBの開いているLANポートが、ノイズをまき散らす、原因に成ると言われているので、ターミネーターを作ってみました。

LANコネクターを使用して作ると綺麗に作れますが、コネクターピンの圧着が、思ったよりも細かく、視力の低下した私には無理そうです。

そこで、必要の無いLANケーブルを細工して作りました。









ケーブルの先端を切って50Ωの抵抗を取り付け、ターミネイトします。

1,2,3,6番ピンに其々抵抗を付けて、グループにします。残りの4,5,7,8番ピンも同じく抵抗を付けて、グループにします。










ビニールテープで絶縁処理をして、アルミテープでシールドします。









ターミネーターを開いているポートに差し込んで完了です。

効果はどうなのか、LANアイソレーションの効果が大きくて、良く分かりませんが、何かのきっかけで、気付くかも知れません。

何れにしても、LANのノイズ対策として、やれる事はやって置く、保険の様な物かも知れません。



2025年3月11日火曜日

LANのアイソレーション

私の再生システムは、AC電源ラインからの外来ノイズ対処として、ACコンバーター、アイソレーショントランスの多様化(パワーアンプ系、プリアンプ系、アナログ再生系、デジタル再生系、PC系)で完全にパワーラインのノイズを低滅、ライントランスによる音声伝送で、アースラインからのノイズ混入を防いでいます。

勿論、映像系も同じく系統分けをして、アンテナ系にも高周波トランスで絶縁してあります。

音楽を聴く音源は、 ネットミュージックやサブスクが、主流に成っている現代で、私もご多分に漏れず、アマゾンミュージックを普段、利用している一人で有ります。

アマゾンミュージック再生専用PCとSSDACの組み合わせです。

インターネットの接続方法として、WiFiとLANケーブルによる接続が有りますが、私のシステムでは、LAN回線を使用していて、外部と共用部分に成る訳です。

我がハウスでも、過去に2回、被雷によるルーターの故障が有り、ネットがダウンして、仕事上、IT関係者が多いので、大騒ぎに成りました。

やはり、ノイズや雷サージの不安も有るので、回線のアイソレーションは必要の様です。

そこで、アイソレーションパルストランスを採用、接続ケーブルを製作しました。















秋月電子から、アイソレーションパルストランス内蔵LAN端子が販売されています。
これを使って製作しました。














LANのアースですが、そのまま接続しては、外部から乗って来たノイズを取り込んでしまうので、フェライトコイルを経由して接続しています。
2台製作して、1台は最初のハブ入力に接続、2台目をアマゾンミュージック専用PCのLANに接続しました。
私のシステムは、電源ラインを含めて、外部と遮断しているので、ノイズ対策による変化は、評論家が言う様な嘘くさい絶大な効果は、有りません。
しかし、アマゾンミュージックより、CDの方が良いと思っていましたが、音の輪郭がしっかりして、リアリティが増したので、これなら、CDを再生していると言っても、気付かれないだろうと思いました。
それと、やはり専用PCを採用している、アマゾンプライムビデオの画像が明らかにくっきりして、綺麗に成りました。

2025年3月9日日曜日

SSDACの熱処理

 オーディオ機器の放熱処理を行って来ましたが、SSDACの主な半導体に放熱器を取り付けました。

FGPA、DAコンバーター、IV変換OPアンプ、アマレロ等に小型放熱器を取り付けました。

放熱器を付けてみて分かった事ですが、信号処理をしている素子で、熱を出さないものは無いという事です。

熱く成らなくても、暖かくなっています。














デジタル系、電源の放熱器は熱く成りますので、実際に結構電流が流れている訳です。
IV変換のOPアンプも暖かく成ります。
放熱器を付ける事で、温度安定度が良く成り、音質向上に役立つと思います。













さてSSDACに接続している、Amazonmusic再生とSPDIF光受信の専用CPUですが、現在LANをセパレートするパルストランスを発注していて、届き次第、製作予定です。
ケーブルによるLAN接続は、WiFiに比べて、スピードが速く、高音質に成る利点が有りますが、ケーブルから混入するノイズが、大きな障害に成るようです。
実際、LANにアイソレーターを入れる事で、かなりな音質改善に成るようです。
部品が届きましたらアイソレーターを製作して結果を報告します。

2025年3月5日水曜日

OPアンプ等の熱処理

 オーディオシステムも、スピーカー系、アンプ系、再生系の改修が進んだので、気になっていた細かい点を整理してみました。

プリアンプ入力の切り替えや、音量を下げるアッテネーターには、テレダインの高周波リレーを使用しています。音質改善は歴然なもので、1個2万円、6個使用しており、かなりな出費でしたが、使用して良かったと思っています。

一つ気に成る点が有り、それはコイルの発熱です。

不活性ガス封入、Tキャンハーメチックシールドタイプなので、リードや本体自身の放熱が有ると思いますが、結構暖かく成ります。

内部コイルはテフロン線巻きと詠っていますが、リレーが高額故に気に成るところです。

そこで、気休めの様な気もしますが、放熱器を付けました。









丁度OPアンプ位の大きさです。















取り付けには、秋月電子で購入出来る、接着グリスを使用しました。












放熱器も多めに購入したので、アンプ等のバッファーに使用しているOPアンプ(Tキャン、セラミックタイプ)にも取り付けました。














モニター2のチャンネルデバイダーのバッファー部です。













加算式イコライザーアンプのパスリレーとバッファーアンプ部です。













チャンネルデバイダーのバッファーアンプ部です。
同じOPアンプでも一般で入手できるモールドタイプに比べて、セラミック、Tキャンタイプは明らかに出力段のアイドリング電流が多く、発熱も大きいです。
放熱器を付ける事にメリットが有ると思います。

2025年3月4日火曜日

モニター2の改修Part3

 モニター2の中高域に使用している16cmフルレンジは、当時、音響メーカーに勤務していた友人が、製作したユニットです。

見た目は、何の変哲もないダブルコーンフルレンジですが、能率は97dB有り、アルテックの様な中域とラウーザの様な高能率、繊細な高域が魅力です。

しかし、ボイスコイルインピーダンスが4Ωと低く(ボイスコイルの重量が軽く成り、能率も高くなる)、私の4P55真空管パワーアンプは4Ω端子が無いため、接続するには、インピーダンス変換が必要です。














そこで、マッチングトランスを付けています。
トランスは山水トランス(現、橋本トランス)のST67Bを使用しています。
この歴史の有るサンスイのトランス、使い方次第では、ブランドに恥じず、性能、音質共に良いです。
このトランスを今まで、4P55アンプの傍に置いていたのですが、スピーカーの傍に置いてみました。













入力コネクターの傍、ウーハーユニットの後側に設置しました。
これによって、アンプ側は8Ωでトランス出力され、スピーカー内でトランス受けで4Ωに変換されます。
つまりアンプから、スピーカーまでのケーブルの電流は半分に成る訳です。













結果は、上々で、音量を上げても、更に歪感が増えず、音の静寂感が増しました。