2008年12月14日日曜日

プレゼント

かなり前から、バンド活動をしている近所の子供に、ワイヤレスマイクの事で相談されていました。
しかし、プロ用の800MHz、B帯は大変高く、300MHz、C帯でもそれなりの価格です。何か良いものはないかと調べていると、信じられないほどの価格でワイヤレスマイクと受信機がありました。プロ用とは違いダイバーシティではありませんし、周波数帯も一般のFM帯を使用しています。実際使うのは学校や自宅と言う話でした。一昔のワイヤレスマイクはプロ用でもFM帯を使用していてダイバーシティでもありませんでした。SONY製で、実用になっていた記憶があります。ただ、単純にそのまま渡したのではつまらないので、受信機に一工夫して見ました。
受信機はプラスティック製で、アンテナはビニール線が出ています。携帯電話やトランシーバーに弱くノイズが混信します。調べて見るとアンテナからの混信で無く、直接基盤に混信している事が分かりました。そこで外部からの影響を防ぐために金属ケースに2台分入れて見ました。
電源は単3電池を使用する用になっていましたが、ハム等の混入を防ぐためAC電源にせず、電源は単2電池2本で寿命を延ばすようにしました。電池の電圧をチェックできるようにメーターを付けて見ました。アンテナもビニール線でなくロッドアンテナを付けて見ました。 さて、気になる結果ですが、ケースに入れたことによって外部からの混信も無く、音質も悪くは有りません。15m位は十分実用になります。しかし、プロ用が2本、受信機とセットで購入すると20万円は下らない中で、全てセット(ピンマイク用も含む)で、今回の改造パーツ代も込々で1万円とは本当?と驚きでした。

0 件のコメント: