2012年9月19日水曜日

ヘッドフォンアンプ

何だかんだ言って、友人に触発されてヘッドフォンアンプ完成させてしまいました。
今回は、入力トランスにST-78(10KΩ:10KΩ)のセンタータップを使用して位相反転して、アンプ部にはJRCのヘッドフォンアンプ用NJM4556をBTLで動作させ、ST-42(600Ω:8Ω)を出力トランスとして使用しました。
ケースは、おなじみの100円ショップの石鹸ケースです。
電源は12V出力のACアダプターを使用しました。
アンプ部は反転アンプ仕様でバイアスとして、1/2VCCを抵抗で分圧して作りました。
今回、出力トランスを使用したのは、最近のヘッドフォンが、密閉型、インナー型が多く低域を延ばすため、内圧を上げてあり、逆起電力が大きいと考えたからです。
トランスが有る事によって、逆起電力を吸収してOPアンプの動作が安定します。
また、アンプを2台使用して、BTLとして動作させれば、単一電源でもトランスには直流は流れず、出力コンデンサーが要りません。
しかし、BTL動作させるためには、反転アンプが必要ですが入力トランスの中点タップを使用すれば簡単に出来ます。
トランスを使用する事によって、帯域フィルターの代わりにも成り、最近のデジタル音源も聞きやすく成ります。
完成して聞いてみました。SONYの密閉型ヘッドフォンを使用してみました。すっきり、しゃっきり、意外といける音質、ボリュームを上げてもうるさくならない、いけるじゃないの!思わずにっこり!

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