基盤が完成したところまで報告しましたが、実際にモニター1に使用している
イコライザーに搭載してみました。
プロセッサーとかっこいい名前ですが、実際は帯域分割型リミッターです。
アタック音の強い80Hz以下で分割してリミッターを動作させます。
これにより低域のリミッターの誤動作を回避します。
モニター1のRMS入力が10Wなので、パワーアンプの出力が10Wの時に
リミッターが掛かるようにパワーアンプの入力レベルを合わせます。
実際に使用してみると驚くほど大きな音が出ます。
これは常にモニター1の最大入力に近くなるからで、その代わり音の強弱は制限されます。
モニター1の様に8cmクラスのスピーカーから出る音とは思えない音量です。
しかも、スピーカーを飛ばす心配も有りません。
またリミッターのアタック、リリースタイムを適切に合わせる事で不自然な音に成りません。
コンサート等での音響では如何に音量を稼いでサービスエリアの明瞭度確保にこのような
プロセッサーが使用されています。
私の部屋は8畳程有りますが、十分な音量で鳴ります。
小口径小型のスピーカーではこの様な使い方も有りと思いました。
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