2025年12月7日日曜日

モニター1Nのドライブアンプ

 モニター1Nをドライブするアンプを新調しました。














新調する事に成った経緯は、先日、知人が自宅を片付ける事に成り、私が製作し、サブで使用のシステムを撤去する事に成ったと連絡してきました。









別の知人にこのシステムを譲る事にしたので、使用してきたアンプとスピーカーを引き取ってきました。









システムは、アルテックの10㎝フルレンジ405Aを2個内蔵した箱を、ホーンツイターをセンターに挟んで上下に配置したバーチカルツイン構成に成っています。

これに、100Hz以下を再生する16㎝ウーハー2台の低域再生システムが追加されます。

今回、作り直した、チャンデバ付きプリアンプに内蔵されている中高域用パワーアンプを使用するので、引き取ってきたアンプは、このスピーカー用に製作した、チャンデバ内臓、4チャンネルアンプですが、必要なくなります。









必要なのは、低域用のパワーアンプです。

そこで、旧モニター1に使用していたパワーアンプを譲る事にしました。









旧モニター1のドライブアンプは、メーカー製のアンプのケースと電源部を利用して、作り直して使用してきました。

新しく作るアンプは、引き揚げてきた4チャンネルマルチアンプを改造して、作る事にしました。

内部は出力20WのNEC製パワーIC、UPC1188Hを4個使用していました。









このパワーICは音質も良く、4個有るので、BTL接続を考えましたが、ACアンプ構成にしかできないので、使用を諦めました。

そこで、前に製作して音質も良くDCアンプ構成に出来る、ナショセミのLM1875Tを使用しました。














DCアンプ構成にして、片チャンネル2台使用で、BTL接続にしました。









入力にタムラのK113トランスのセンタータップを使用して正反転信号を作っています。









電源トランスは、2台使用していたので、左右独立電源にして±16Vと少し低めにしました。これでもBTLなので30W位、出力が出ます。









当初は入力トランスに山水のST71を使用してみました。

音質は申し分ないのですが、やはり、コアボリュームの問題か、低域の伸びがいまいちです。

価格は数十倍ですが、流石タムラ製トランス低域が良く伸びています。

これによって、低域の伸びも申し分なく、透明感の有る音質のアンプに成りました。











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