2025年11月14日金曜日

イベント用、小型音響システムPart4

 当初は、イベント等で、ミキサーを接続して使用するセットでしたが、普段から音楽が聴けるようにブルートゥース受信機で再生できるようになり、更に60インチテレビが有るので、テレビの光出力で、音声再生できるようにしました。









光受信D/Aコンバーターとブルートゥース受信機の音声出力をミックスして、再生システムに

接続しています。


















ブルートゥース受信機とD/Aコンバーターの5V電源を同じDCアダプターから取ったので、
電源干渉を防ぐため、ノイズフィルターコイルを入れて、接続ケーブルを製作しました。













これで、テレビのYouTubeや音楽番組、スマホやタブレットに接続して、音楽再生が可能に成ります。



2025年11月3日月曜日

イベント用、小型音響システムPart2

 パーティ等で音楽を流したり、バンド等で使用するために、組んだ音響システムですが、中高域が低域よりも音が大きく鳴ります。










そこで、中高域を下げて、更に低域を補正する方法を考えました。















音響システムのスーパーロー自体に中高域アンプ、チャンネルデバイダーが内蔵されており、調整は、入力レベル、スーパーローレベルだけです。
中高域に低域を足すような調整しかできません。
中高域スピーカーの能率によっては、低域が足りず、バランスが取れません。













そこで、低域をブースト出来、中高域を下げるイコライザーを考案しました。
回路はいたって簡単で、スーパーウーハーが40Hz~200Hzまで再生なので、2Wayのデバイダーを製作、低域は~100Hz、高域は150Hz~に設定、高域を調整できるようにして、低域と混ぜてもとに戻す事にしました。
更に低域に50HzGEQを追加、5KHzを調整出来るようにしました。













内部はー6dBOctのフィルター(100、150、5KHz)、50HzGEQアンプとミックスアンプの構成です。













中高域を調整する事で、音楽再生がバランス良くなり、スーパーローも本領発揮します。




2025年10月27日月曜日

イベント用、小型音響システムPart1

 私のハウスには、80畳クラスの大型リビングが有り、時折パーティ等のイベントが行われます。

BGMの音楽を流したり、バンド、DJ等の演奏も行われます。

現在、使用している音響システムは、パワードタイプの16㎝フルレンジ4台をアレイにしたメインスピーカー2台にサブウーハー4台を追加したシステムです。

片チャンネル当たり、出力はメインが60W×4、サブウーハーが100W×2です。

ステレオでは、メインは60W×8、サブウーハーは、200W×2に成ります。









前回は二股の分岐ピンケーブルを多用しましたが、ノイズが乗りやすく不安定でした。

今回、これらアンプに分岐するBOXを製作しました。














アンプの入力端子はピンジャック、フォンジャック、キャノンコネクターの何れも接続できますが、BOXが大きくなるのを避けて、フォンジャック入力、ピンジャック分岐出力にしました。
入力は3Pフォンジャック、トランス受け、バランス入力にしました。













これで、アンプ接続は、アンバランス、バランス、選択が可能です。













今回はBGM再生なので、ノートパットから、トランス付きアッテネーターへ接続、GEQを通して、アンプに送っています。
トランスを使用したら、落ち着いた音になりました。













これで、バンドやDJ等でミキサーを使用する時、安心して接続出来ます。

2025年10月22日水曜日

最近のJPOPはボーカルを歪ませている?

私の音楽鑑賞ソースは、レコードとCDが主ですが、最近はインターネットミュージックAmazonmusic等も聴きます。

クラシック、ジャズ、ポップス、ロック等、何でも聴きますが、最近のJPOPを聴いていて、思った事が有ります。

それは、ボーカルの歪です。














私の再生装置は、
1.{ラージモニター}マルチアンプ駆動4WaY(タンデム方式密閉箱、40㎝ウーハー4個+3WaYホーンスピーカー)
2.{モニター2}マルチアンプ駆動2WaY(フルレンジ+ウーハー)
3.{モニター1}小型2WaY(8㎝フルレンジ+リボンツイーター)
の3システムを曲種や時間で使い分けています。

ある日、モニター2で、Amazonmusicを再生したら、ボーカルがザラザラしていて、明らかに歪んでいます。
モニター2の高域用アンプを真空管(4P55送信管)アンプから、新しく製作したディスクリート構成トランジスターアンプに交換して聴き始めたばかりだったので、アンプのトラブルと思いました。

















他に原因が有るかも知れないと思い、CDを再生してみると、再生音に異常は有りません。
CDは、CDトランスポート+(光~USB)変換+専用PC(48BitUPCON)+SSDACで再生しています。Amazonmusicは、専用PC内のアプリで再生しているので、CD再生に異常が無ければ、問題有りません。













そこで、もう一度、Amazonmusicを再生してみました。
歌謡曲やポップス等、全く歪んで聞こえません。
もう一度、最初に聴いたJPOPを聴くと間違えなくボーカルが歪んで聞こえます。














そこで、ホーンシステムのラージモニターで聴くと、やはり歪んで聞こるのですが、フルレンジを中高域に使用しているモニター2で再生すると顕著で、ザラザラ、ザスザスした音でボーカルが汚く聴こえます。
そこで、ネット検索をしたら、最近のJPOPは、わざとボーカルにディストーションをかけている事が多いと有りました。
現在、66歳の私でも、この曲、良くて、私好みと思う曲が、若い人のJPOPに有っても、ボーカルが汚く聞こえては、げんなりしてしまうし、聴き疲れして長時間聴けません。
音楽を製作している人達、ミキシングエンジニアの感性を疑ってしまいます、リスナーは何も思わないのでしょうか?
もし、若い人達が、このディストーションに慣れてしまったら、大変な事が起こると思って心配してしまいます。











2025年10月15日水曜日

VLCでアップコンバーター

 CDの再生は、タスカムCD01Uの光出力を使用して、














(光-USB)変換キャプチャーに接続して、NET専用PCへ送りSSDACで再生しています。









その時、VLCを起動して48bitにアップコンバートしてSSDACへ送ります。














Windowsメディアプレーヤーと比較すると明らかに違いが判ります。













再生系が良くなると、音質だけでなく、この時代にこのような録音がされていたのかと感心したり、アーティストが、発表した曲の年代で、レコーディングバランスの違いが、良くわかり、この曲の頃は、スタジオモニターは、アルテックが主流だったなとか、この曲は多分、TAD以降のモニターだろうなとか、ミキサーの感性等も判る様になります。


2025年10月13日月曜日

家電の音声コントロール

 自宅では10年程前から音声認識端末(アレクサ)で家電の制御をしています。









大きく分けて、全ての照明、パソコン、映像機器、オーディオ機器、暖房機器、エアコン等です。









又、音声制御端末には、全ての機器と連携を持たせたり、時間によって制御出来ます。









現在は、音声と時間に依る制御が主ですが、プログラムによって、様々な条件で、制御が可能です。














更に、スマートフォン、タブレットからネットを通じて、外出先からモニターリング、制御が出来ます。













家電のスイッチに触らなくても、制御出来、大変便利ですが、ネットダウンをしてしまうと全てが制御できなくなる事を踏まえて、エマージェンシー対策は必要です。

2025年10月8日水曜日

インターネット整備2

 HUBの交換、WiFi送信機を独立した事で、アクセス速度が、改善されたインターネット回線ですが、今回は、HUBとWiFi送信機2台の電源を見直しました。

オーディオ機器と映像機器の電源ラインは、ノイズレスアイソレーショントランスとノイズフィルターで、アースの切り離しと低ノイズ化を図っていますが、インターネット機器の電源は通常のコンセントから給電しています。

そこで、専用のアイソレーショントランスとノイズフィルターを増設しました。









既にLANはルーター以降、アイソレーショントランスを経由しています。

これによって、パソコンを含む、インターネットに接続されている機器は全て、アイソレーションされます。














ネットの速度は、変わっていないと思いますが、Amazonmusic等のサブスク再生は、明らかに効果は有り、音質は以前より静寂と滑らかさが増して、更にCD再生へ近づいたと思います。


2025年10月2日木曜日

レコード再生CR型イコライザーアンプ

音楽再生装置の整備を最初にした、レコード再生CR型イコライザーアンプのMC用ヘッドトランスをタムラトランス600:10KΩを使用していましたが、600:60KΩに交換しました。









これにより、昇圧比が10dBから20dBに上がったので、初段アンプゲインを60dBから40dBに下げました。

これによって、イコライザーアンプの入力マージンは20dB上がった事に成ります。














CR型EQ素子後、2段目のアンプは20dB、出力トランスのドライブアンプは20dB
有るので、後段40dBとなります。
結果トランス(20)初段アンプ(40)CR型EQ素子(ー20)2段アンプ(20)出力アンプ(20)で、トータルゲインは60dBに成りました。
聴感上の音質変化より、クラシックの様なレベルの低い音源時、明らかにS/N比が改善しているのが判ります。

2025年9月29日月曜日

OCLアンプ改修

 完成度の高さに満足していますが、NF回路と初段に入っている電解コンデンサー(オーディオ用)がやはり気になります。

そこで、初段用をフィルムコンデンサーにNF回路をハーメチックタイプタンタル(ニチコンスプラーグ)に交換しました。









本体の価格から考えると、部品の価格は、とてつもない金額に成ってしまいましたが、アンプ回路がシンプルなだけに部品の性能が、顕著に現れています。














フィルムコンデンサーとタンタルコンデンサーの曖昧さの無い、フォーカスの取れた音質は、やはり、オーディオ用と言っても、電解コンデンサーには無理なようです。

2025年9月26日金曜日

OCLパワーアンプ補足

 OCLパワーアンプを聴き続けていて、気に成った事が出て来ました。

かなり小さな音の時に歪感を感じます。

オシロスコープで、観察した時は、気が付かなかったのですが、クロス歪が有るのかも知れません。

そこで、回路図を見ながら、検討してみました。









次段ドライバーTR(Q5,Q6)の±電源22Ω(R23、R24、R25、R26)を10Ωに変更して、ダーリントン出力段のアイドリング電流を上げました。

更にアンプのゲインが大きいので、470Ω(R9,R10)を2KΩに変更して下げました。

NF抵抗に進工業プレート抵抗を使用してみました。

効果は絶大で小音量時の歪感は全く無くなりました。

これで、モニター2の中高域アンプとして、4P55真空管アンプと、肩を並べて使用出来るように成りました。


2025年9月25日木曜日

OCLパワーアンプ音出し

 完成したOCLパワーアンプの音出しを行いました。









このアンプは、2WaYマルチ駆動、モニター2の中高域を鳴らすのに製作しました。

普段は4P55送信管シングルアンプで鳴らしています。









ちなみに低域用パワーアンプは金田式DCアンプです。









手前のスピーカーがモニター2です。

友人作、アルミボビン、エッジワイズ巻き16㎝ウーハーと同じく友人作の16㎝ダブルコーンフルレンジの密閉型スピーカーです。












ユニットの能率が、ウーハー90dBに対して、フルレンジは97dB有り、しかも、クロスオーバーが100Hzと、ネットワークでは、かなり難しいので、マルチアンプ駆動にしました。










音は、真空管4P55アンプに比べて、遜色無く、少し華やかになりますが、良い言い方をすれば、モニター2がモニタースピーカーらしい音に成ります。

中高域再生として、使用しているからかも、知れませんが、過去にオーディオメーカーが良く採用していたOCL回路、しかも純コンプリです。

勿論、今回、コンデンサー、抵抗等、オーディオ用を使用しましたが、多分、この中華アンプ基板のキット価格を考慮したら驚くと思います。

特にアンプのDC化は、信号経路のコンデンサー存在を除外する事が主な理由ですが、オーディオ用コンデンサーの性能進歩によって、意味合いが変わってきている様に思います。





2025年9月21日日曜日

OCLパワーアンプ製作7

 完成していたOCLパワーアンプですが、測定と動作確認をしました。









両チャンネル共、8Ωの抵抗を接続して、出力6Wと想定道理でした。

ただ、ゲインが30dBも有り、NF抵抗を変更して、もう少しゲインを下げる必要があるかもしれません。


















測定では10Hz~80KHzまで±0dB、80KHzから下がり始めています。
各周波数の波形から見ても問題なさそうです。
放熱器が小型なので、熱くなるかと思いましたが、アイドリングが少ないようで、ほんの少し暖まる程度で、ダミー抵抗の方が暖かいです。













前面のメーターは出力3W時、0VUを指します。
次回は、モニター2の中高域に接続して試聴です。



2025年9月13日土曜日

OCLパワーアンプ製作6

 OCLアンプの配線を完了しました。









電源コンデンサーに放電用の10KΩの抵抗を追加しました。














電源電圧は±19Vで、電源トランスの容量が1A有れば、出力20W位に成りますが、トランスの容量が0.3Aなので、5W~6W位と思います。













使用するスピーカーがモニター2の中高域で能率が97dB有るので十分と思います。
次回は測定です。





2025年8月27日水曜日

インターネット整備1

 WiFi送信機内臓HUBが故障して、交換してから一時は改善されましたが、やはり、ネットスピードが遅く成ったり、WiFiのアクセスが切れて、AIコントロールが、出来なくなる事が、時折起こります。

そこで、HUBとWiFi送信機を独立させる事にしました。









HUBは1Gbpsを採用しました。

ポートには、CPUが3台、WiFi送信機が2台接続されています。














送信機は2台共、ブリッジモードに設定しています。
2台の内、バッファローのWiFiルーターの設定は背面のスイッチで切り替えられますが、
TPリンクのWiFiルーターは、PC又は、スマホでアクセスして切り替えます。














スマホでアクセスして切り替えた時、画面が小さかったせいか、誤って中継モードに設定してしまい、ネットが頻繁に切れたり、繋がったりを繰り返し、最初は、原因が判らず参りました。
しかし、スマホで、WIFi接続した時、192.186とルーターのIPアドレスが表示されます。
通常、ブリッジモードでWiFi送信機として使用するとIPアドレスは、10.224.18等と表示されます。
これは、設定が、ルーターか中継モードのままでブリッジモードに切り替わっていない事を
表します。
もう一度、アクセスすると中継モードに成ってました。
設定を直して全て解決しました。

WiFi送信機のHUBポートは、空きの状態にしない様、50Ωでターミネートします。














LANコネクターに50Ωの抵抗で製作しました。

















やはり、夫々を独立させた効果は有り、パソコンのネット画面、AIによるデバイスの反応は早くなり、デバイスのネットアクセス状態も改善しました。
また、機器を分散した事で、それ程熱を持たなくなりました。

2025年8月21日木曜日

OCLアンプ製作5

 基板製作を終了したOCLアンプですが、アルミシャーシの加工を終了しました。










各パネルパーツ、電源トランス、各基盤を取り付けました。

出力VUメーター付きです。









オールディスクリートなので、アンプ基板は大きいです。













電源トランスは、プラス、マイナス電源、ミューティングリレー電源に分かれています。
アンプの厚みは50mmと極薄です。













パンチメタルの天板をつけると引き締まります。
今度は内部配線です。また、報告します。